アンティークガラスとは?人気のある販売ブランドや買取のポイント|愛知名古屋の骨董品買取は永寿堂へ

骨董品買取店 永寿堂への電話アイコン 骨董品買取店 永寿堂への電話 line

お知らせ・コラム

NEWS
アンティークガラスとは?人気のある販売ブランドや買取のポイント
アンティークガラスのメインイメージ

アンティークガラスとは、ある一定の古い年代に製造されたガラス製品のことです。また、昔ながらの製法を用いて造るものをアンティークガラスと呼ぶこともあります。今回は、人気のある販売ブランドや買取のポイントについて紹介します。手元に買取に出したいガラス製品がある際は、ぜひチェックしてみてください。

【目次】
アンティークガラスとは
アンティークガラスの人気販売ブランド・作家
 バカラ
 ラリック
 ドーム兄弟
 ハラフ・ガラス工場
 ロブマイヤー
 黒木国昭
 河上恭一郎
アンティークガラスの買取のポイント
 良い保存状態で鑑定に出す
 箱など付属があればすべて揃えて鑑定に出す
 鑑定書や入手経緯で査定が評価されやすくなる
 有名ブランドや有名作家の作品であれば価値が高い
 古い作品は希少性が高く評価が上がりやすい
アンティークガラスの買取店を選ぶポイント
 食器や骨董品などに精通する鑑定士がいる店舗を選ぶ
 買取店としての歴史や実績がある
 各種手数料が無料の店を選ぶ
アンティークガラスの買取なら永寿堂へお任せください
まとめ

 

アンティークガラスとは

アンティークガラスのグラス「アンティークガラス」とは、19世紀末から20世紀初めにかけて制作されたガラス製品のことです。この時期は、フランスとベルギーを中心に国際的な芸術運動が広まった「アール・ヌーヴォー」期にあたります。当時の流行が反映されたアンティークガラスは、現代もコレクターから人気です。
日本国内では、昭和40年代に製造された「昭和ガラス」がアンティークとして扱われることもあります。現在は量産されておらず、模様入りのすりガラスタイプが主流です。レトロな雰囲気の昭和ガラスは、皿へのリメイクや住宅リフォームの建具として用いられることもあります。
また、製造年数の古さにこだわらず、昔ながらの吹きガラスで製造する作品を「アンティークガラス」と呼ぶケースもみられます。いずれも色つきガラスで繊細なデザインがほどこされているのことが特徴です。

アンティークは何年前から?骨董品の価値について解説します

 

アンティークガラスの人気販売ブランド・作家

人気のアンティークガラスアンティークガラスと呼ばれる製品には、以下のような人気ブランドの品から作家物までさまざまなタイプがあります。

  • バカラ

  • ラリック

  • ドーム兄弟

  • ハラフ・ガラス工場

  • ロブマイヤー

  • 黒木国昭

  • 河上恭一郎

これらはコレクターからの需要が見込まれ、買取時も一定の査定額が期待できる品です。ここからは、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

 

バカラ

世界的に有名なフランスのクリスタルメーカーです。1764年以来、数々の人気シリーズを世に生み出しています。
代表シリーズは1824年に誕生した「HARCOURT(アルクール)」です。アルクール公爵家のために作られたグラスは、現在も世界の人々に愛されています。アール・デコ様式が流行した販売当時も人気を集めたモデルです。
また、夏の星座に因んだ「ベガ」は、飲み口の薄さと優雅な雰囲気が人気です。ロックグラスにワイングラス、ハイボールグラスとバリエーションも幅広く、さまざまなシーンで活用できます。

 

ラリック

アール・デコ期を代表する宝飾デザイナー「ルネ・ラリック」により、1888年に創設されたブランドです。ルネ・ラリックはガラス工芸において「芸術の巨匠」と呼ばれています。
ブランドを代表するのはクリスタルガラス製の装飾品です。その他、ジュエリーやフレグランス、ワイン、アート作品なども手掛けています。
優美なデザインのラリックは、アンティークはもちろん現代品も高い価値を有します。デザインや大きさ、作品の種類によっては買取時も高値が期待できるでしょう。

 

ドーム兄弟

ドーム兄弟はアールヌーボー期に活躍した芸術家です。同時期に名を馳せた作家には、エミール・ガレが挙げられます。1878年、父とともに開いたガラス工場がドーム兄弟の歴史の始まりでした。
ガレと親交があった兄弟は、ガレから新技法を学び作品へと取り入れます。色ガラスに細やかなデザインを施し作品は、やがてガレと並ぶほどの人気を得るようになりました。
アンティークガラスならではの雰囲気を纏ったドームの作品は、買取市場や中古市場でも人気です。花瓶やランプなどは数十万円で売買されるケースもみられます。

 

ハラフ・ガラス工場

「ハラフ」はボヘミアンガラスを代表するブランドです。ボヘミアンガラスは16世紀、白磁愛好家で知られるハプスブルク家の統治下となったボヘミアで誕生しました。
当時人気だったヴェネツィアガラスに代わる品をと、ボヘミアの原料を使ったガラス作りが歴史の始まりです。その美しさは水晶にも匹敵すると評判を呼び、やがて世界中へと広まっていきました。
ボヘミアンガラスを代表するブランドには「モーゼル」が挙げられますが、ハラフはより繊細でエレガントなデザインが特徴です。世界的評価も高く、作品の一部は美術館のボヘミアガラス展などで展示されることもあります。

 

ロブマイヤー

オーストリアを代表するシャンデリアとグラスの老舗ブランドです。シャンデリアは「光の彫刻」とも呼ばれ、ウィーンの宮殿やオペラハウスなど、名だたる建造物に設置されています。
代表的なグラス「バレリーナ」は、さまざまなタイプが揃う人気シリーズです。繊細かつ美しいフォルムが飲み物の香りや味わいを引き立ててくれます。素材には特殊な配合比の「カリ・クリスタル」が配合され、軽さと薄さ、丈夫さを兼ね備えていることも魅力です。

 

黒木国昭

18歳からガラス工芸の研鑽を重ね、46歳で「現代の名工」として国から評価されたガラス工芸家です。西洋のガラスに日本の美を融合させた作品は、国内外で高い評価を得ています。
1995年にはパリ平和芸術祭で大賞を受賞し、1989年以来、皇室に度々作品を献上していることでも知られています。
優美なフォルムと大胆かつ繊細な色使い、モダンなデザインは幅広い世代から人気です。花器やグラスをはじめ、アクセサリー製造なども手掛けています。

 

河上恭一郎

河上硝子の三代目として生まれ、東京藝術大学工芸科図案部卒業後は「松下電器産業」で広告デザインを、「保谷硝子」でガラス器のデザインを手がた人物です。現在は日本を代表するガラス作家のひとりとしてその名が知られています。
スウェーデンやフィンランドへの留学経験がある河上氏の作品は、北欧スタイルと日本美が融合したデザインが特徴です。独創的なフォルムには、50年越えるガラスデザインの実績が活かされています。
日常使いから特別な日のワンシーンまで、幅広いシーンに寄り添う使い勝手の良さも魅力です。

 

アンティークガラスの買取のポイント

買い取りポイントの解説

アンティークガラスを買取に出す際は、以下のポイントに気を付けてみてください。

  • 良い保存状態で鑑定に出す

  • 箱など付属があればすべて揃えて鑑定に出す

  • 鑑定書や入手経緯で査定が評価されやすくなる

  • 有名ブランドや有名作家の作品であれば価値が高い

  • 古い作品は希少性が高く評価が上がりやすい

買取市場では、状態の良い品ほど高く評価されます。手元に売りたいアンティークガラスがある際は、箱なども含めて査定に出しましょう。大切なガラス製品を納得いく価格で買取に出すため、ここからは各ポイントについてひとつずつ解説していきます。

 

良い保存状態で鑑定に出す

アンティークガラスを買取に出すときは、埃や汚れなどを拭いておきましょう。状態の良い品ほど高値が期待できます。
気を付けたいのは、品物のヒビや色あせなどです。特にガラスは経年劣化で色があせたり、曇ったりすることがあります。
買取に出すのであれば、経年劣化が見られる前に検討するのがおすすめです。より良い状態をキープできるよう、保管時はなるべく日が当たらない場所を選ぶようにしましょう。

 

箱など付属があればすべて揃えて鑑定に出す

ブランド品のグラスや皿、花器は専用のボックスに入れられています。箱が残っている場合は、それらも揃えて鑑定に出しましょう。アンティークガラス自体の希少性が高まり、そのぶん査定額アップが期待できます。
作家物のガラスも同様です。作品への信頼度が高まるため、専用の箱に入れて買取に出してください。

 

鑑定書や入手経緯で査定が評価されやすくなる

箱と同様に、鑑定書も品物の価値を判断する際の重要なポイントです。鑑定書があれば、年代が古いアンティークガラスも評価しやすくなります。
どこで購入したのか、誰から受け継いだものなのかなど、入所経路もわかる限り伝えましょう。高額査定が期待できるだけでなく査定がよりスムーズに進みます。

 

有名ブランドや有名作家の作品であれば価値が高い

前述したような有名ブランドの品の場合、より高い評価が見込めます。有名作家のアンティークガラスも同様です。コレクターからの需要があるぶん、安定した価格が期待できます。
特に、色ガラスや繊細なデザインが施された品は高値がつきやすい傾向にあります。せっかくの価値が下がらないよう、保管時は場所や手入れに気を付けるようにしましょう。

 

古い作品は希少性が高く評価が上がりやすい

アンティークガラスのなかでも特に評価が上がりやすいのが、年代が古い品です。現在は量産されていないようなデザイン、シリーズであるほど希少性が高くなります。
特に珍しいのは、製造から100年以上経過している作品です。とはいえ、古くなるほど素人ではその価値を判断しづらくなります。代々受け継いだ品の場合は、製造年数がはっきりしないケースもあるでしょう。
その際は信頼できる店舗に査定を依頼してみてください。アンティークの価値を知り、納得したうえで品物を買取に出すことができます。

 

アンティークガラスの買取店を選ぶポイント

アンティークガラスを売るイメージアンティークガラスの買取店を選ぶポイントは、以下の3つです。

  • 食器や骨董品などに精通する鑑定士がいる店舗を選ぶ

  • 買取店としての歴史や実績がある

  • 各種手数料が無料の店を選ぶ

前述したように、手元にある品の価値がわからないときほど買取店選びは重要です。これらのポイントをおさえながら、信頼できる店舗に買取を依頼しましょう。

 

食器や骨董品などに精通する鑑定士がいる店舗を選ぶ

食器や骨董品に精通する鑑定士がいる店舗は、古いアンティークガラスへの知見があると考えられます。骨董品の査定額を出すためには多くの品に関する知識が必要だからです。
ブランド品と違い、骨董品には「定価」がありません。そのため、製造時期や希少性などが判断材料のひとつになります。
前述したように、アンティークガラスは古いものほど希少性が高くなります。その価値を見極めるためにも、買取店は信頼できる鑑定士がいる店舗を選んでください。

 

買取店としての歴史や実績がある

買取店としての歴史や実績がある店舗は、そのぶん多くの骨董品を目にしています。長く店舗が続いているということは、周囲からの信頼を得ている証拠ともいえるでしょう。長年の経験で多くの見識が培われ、鑑定士には審美眼があると考えられます。
アンティークガラスを買取に出すのであれば、食器類や西洋アンティークの実績があるとより安心です。買取店選びに迷った場合は、公式サイトなどで実績を確認してみてください。

 

各種手数料が無料の店を選ぶ

買取店は、各種手数料が無料の店舗を選ぶのが安心です。特に、実績のある業者は査定料や出張料無料のケースが多くみられます。宅配買取を利用する際も送料無料の店舗がおすすめです。査定額に納得いかなかった場合も手数料に関するトラブルを防げます。

 

アンティークガラスの買取なら永寿堂へお任せください

アンティークや骨董品の買取り店アンティークガラスの買取は「永寿堂」までご相談ください。経年劣化などがみられる品でも、希少性が高いものは高額査定となる場合があります。特に、品物の価値が自分ではわからない場合は買取査定の利用がおすすめです。
当店ではガラス製品をはじめ、陶磁器や銀食器などの西洋アンティークを取り扱っています。過去にはロイヤルコペンハーゲンやマイセンの食器などを査定しました。ガラス製品以外の品との一括買取も可能です。アンティーク家具やペルシャ絨毯など、インテリア関係の査定も行っています。
買取方法は店頭買取と出張買取、宅配買取からお選びいただけます。お忙しい際は、LINEによる簡単査定もご利用ください。東京や京都、名古屋など、全国のオークション市場での相場を網羅しているため、適切な市場価格をご提示できます。
お客様からのご要望があれば、買取品目に関わらず査定を行います。提示価格に納得いただいた場合は当日に買い取らせていただき、現金またはお振り込みでのお支払いが可能です。アンティークガラスをはじめとする骨董品などの買取をお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

アンティークガラスの買取りまとめイメージアール・ヌーヴォー期に製造されたアンティークガラスは、美しい色合いと繊細なデザインが特徴です。なかにはクリスタルの輝きが際立つアンティークガラスもあります。
近年は、日本のガラス工芸家の作品も人気です。長年しまい込んでいた品も、実は思わぬ価値を有しているかもしれません。手元にアンティークガラスがある方は信頼できる店舗を選んだうえで、ぜひ買取査定を検討してみてください。

関連記事