陶器の裏印(窯印)とは?調べ方や陶磁器の人気ブランドなどもご紹介|愛知名古屋の骨董品買取は永寿堂へ

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陶器の裏印(窯印)とは?調べ方や陶磁器の人気ブランドなどもご紹介
陶器の裏印についてメインイメージ

裏印は、陶器の底に刻印された文字や印のことです。基本的にすべての陶器に裏印があり、そのデザインから製作年度を調べられます。ただし、同ブランドでも製作年度によってデザインが異なることが多いです。今回は、裏印の調べ方や陶器の人気ブランドについて解説します。

【目次】
裏印(窯印)とは
陶器の裏印(窯印)の調べ方
 インターネットやアプリで調べる
 骨董品買取店などのプロに鑑定してもらう
人気のある陶器・陶磁器のブランド一覧
 ウェッジウッド
 マイセン
 バカラ
 ロイヤルコペンハーゲン
 ロイヤルクラウンダービー
 ミントン
 ヘレンド
 エインズレイ
 ノリタケ
 大倉陶園
陶器を買い取ってもらう店舗の選び方
 陶器や美術品に詳しい鑑定士がいるか確認する
 各種手数料が無料の店舗を選ぶ
 歴史があり買取実績の豊富な店舗を選ぶ
陶器の買取なら永寿堂へお任せください
まとめ

 

裏印(窯印)とは

窯印のある陶器

裏印とは、陶器の底に刻印された文字や印のことです。一般的に陶器の胴部や底、高台内などに印字されています。かつては多数の職人が共同窯で焼成しており、各作品を区別するために裏印が刻印されていました。裏印は簡単なものから大胆極まるものまで、さまざまなデザインがあります。製作年度やブランド名が不明の陶器でも、裏印から判別することが可能です。

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陶器の裏印(窯印)の調べ方

陶器の裏印を調べる画像

陶器の裏印の調べ方には、以下のようなものがあります。

  • インターネットやアプリで調べる
  • 骨董品買取店などのプロに鑑定してもらう

それぞれの調べ方について詳しく解説します。

 

インターネットやアプリで調べる

 手軽に裏印を調べたい場合は、インターネットを利用しましょう。たとえば、「益子焼 裏印」などでキーワード検索すると、検索結果に該当する裏印が一覧で表示されます。陶器に関する情報が少ない場合は、画像検索で似た裏印がないかを探してみるのがよいでしょう。
また、月額費用はかかりますが、裏印を簡単に調べられる検索アプリも存在します。刻印された裏印から作者や焼き物の種類など、その陶器の情報を詳しく調べることが可能です。裏印の画像から検索することも可能で、形や文字が正確にわからなくても問題ありません。

 

骨董品買取店などのプロに鑑定してもらう

 将来的に売却を検討している場合は、骨董品買取店に鑑定を依頼しましょう。骨董品買取店に在籍する鑑定士は豊富な知識と鑑定実績があるため、裏印から詳しい情報を調べてくれます。鑑定の依頼先は、陶器の買取実績が豊富な骨董品買取店を選定しましょう。買取実績が多い骨董品買取店であれば、幅広い知識や鑑定実績を有する鑑定士が在籍している可能性が高いです。

 

人気のある陶器・陶磁器のブランド一覧

人気の陶磁器

人気のある陶器・陶磁器のブランドには、以下のようなものがあります。

  • ウェッジウッド
  • マイセン
  • バカラ
  • ロイヤルコペンハーゲン
  • ロイヤルクラウンダービー
  • ミントン
  • ヘレンド
  • エインズレイ
  • ノリタケ
  • 大倉陶園

それぞれについて詳しく解説します。

 

ウェッジウッド

ウェッジウッドの陶印ウェッジウッド(WEDGWOOD)は、イギリスの老舗陶磁器メーカーです。白い陶器を作るのが困難な時代に、創業者のジョサイア氏が淡くて白い陶磁器の開発に成功しました。その美しい陶磁器は英国王室御用達として認められ、世界の王室や貴族に愛されています。
ウェッジウッドの人気シリーズは、白地に野イチゴの実と花が描かれた「ワイルドストロベリー」や、独特の肌触りが特徴的な「ジャスパー」などさまざまです。各作品の裏には、ウェッジウッドの頭文字「W」やシリーズ名、素地の種類などが記されています。

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マイセン

マイセンの陶印マイセン(MEISSEN)は、ドイツを代表する磁器メーカーです。装飾性に優れたバロック様式やモダンなアールヌーヴォー様式など、時代の変遷に合わせてデザインが変わるマイセンの作品は、「美術史の宝庫」と呼ばれるほど多彩な発展を遂げてきました。
裏印には、二本の剣が交差するデザインを採用しています。創業当時、磁器の製造はマイセンに独占権があり、作品に刻印する必要はありませんでした。しかし偽造品が量産されはじめ、本物であることを証明するために、1720年頃から裏印が刻印されるようになりました。

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バカラ

バカラの陶印バカラ(Baccarat)は、ルイ15世の認可のもと創設されたクリスタルメーカーです。バカラのクリスタルガラスは酸化鉛の含有量が多く、光の反射率や屈折率が高い特徴があります。長い歴史のなかで培われた独自の高い技術で作品を生み出し、多くの人々を魅了してきました。
刻印のデザインは時代とともに変わりますが、現在は丸い刻印とバカラのサインが採用されています。サインの種類は複数あり、同じ作品でも異なる位置に刻印されている場合もあるようです。

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ロイヤルコペンハーゲン

ロイヤルコペンハーゲンの陶印ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)は、1775年に設立された王立デンマーク磁器製作所です。格調高い芸術的な作品を作り続け、世界中の人々から絶大な信頼を集めてきました。
作品の特徴は、「コペンハーゲンブルー」と呼ばれる独特の青、繊細なレース技術や高度な手描きによるブランド独自の絵柄です。数多くの裏印を生み出していますが、現在はロイヤルコペンハーゲンのロゴマークや型番号、作家名が刻印されています。

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ロイヤルクラウンダービー

ロイヤルクラウンダービーの陶印ロイヤルクラウンダービー(Royal Crown Derby)は、英国最古の陶磁器メーカーです。美しいテーブルウェアと観賞用磁器を製造し続ける老舗磁器ブランドとして高い人気を誇ります。
1750年に創業したダービー社は高い品質が認められ、国王ジョージ3世から裏印に「王冠」を描くことが許可されました。1890年にはヴィクトリア女王よりロイヤルの名を授けられ、ロイヤルクラウンダービーは英国でも稀な「ロイヤル」「クラウン」の名誉ある称号を受けています。

 

ミントン

ミントンの陶印ミントン(Minton)は、1793年にトーマス・ミントン氏によって創設された名窯です。機能美を追求する窯が多いなか、ミントンは芸術性を求め、装飾性や独自性に富んだ作品を数多く手がけました。3代目を受け継いだ甥のコリン氏も新しい装飾技法を生み出しています。
刻印の模様は時代とともに変わりますが、1951年頃からはミントンのロゴマークが用いられるようになりました。そのほかにも、パターンの詳細やデザイナー名も刻印されています。

 

ヘレンド

ヘレンドの陶印ヘレンド(HEREND)は、東欧屈指のテーブルウェアブランドです。1851年の第1回万国博覧会で、ヴィクトリア女王がディナーセットを注文したことから、世界中から注目される高級食器ブランドとして知られるようになりました。
現在もハンドペイントの技法を貫き続け、ブランド独自の作品を生み出しています。ヘレンドの代表的な刻印は3種類あり、ブランドロゴと手書きの型番が刻印されているのが特徴です。

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エインズレイ

エインズレイの陶印エインズレイ(Aynsley)は、イギリスで創立した陶磁器メーカーです。絵柄は、英国の伝統的なデザインや東洋の影響を感じさせる繊細で華やかな花や果実柄などが採用されます。器の種類は、茶器や食器のほか、花瓶や彫像、置物などさまざまです。
エインズレイでは、材料の調合から焼成時の温度調節まで全行程を手作業で行います。裏印は年代によって変わりますが、ブランドロゴや生産場所などが刻印されている作品が多いです。

 

ノリタケ

ノリタケの陶印ノリタケ(Noritake)は、1904年に創業した、日本が世界に誇る食器ブランドです。世界最高峰の白さを誇る「ダイヤモンドコレクション」や、青い小花の模様が有名な「クラフトーン」など人気シリーズを世に送り出し、幅広い世代から愛されています。
とくに価値が高いと評価されるのは、明治から戦前までアメリカに輸出した「オールドノリタケ」です。芸術的な絵付けや繊細な細工が施されており、国内外問わず高い人気を誇ります。オールドノリタケの裏印は100種以上あり、製造年代を把握する重要な刻印です。

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大倉陶園

大倉陶園の陶印大倉陶園は、1919年に創業された日本の陶磁器メーカーです。創業以来、日本最高級の陶磁器メーカーとして、美術的価値の高い磁器を作り続けてきました。また幾多の新技法を開発し、白磁の白さや磁器質の硬さ、肌のなめらかさに大きな特徴があります。
人気シリーズは、大倉陶園の代名詞といえる絵柄「ブルーローズ」や、白磁に金彩の薔薇が一輪描かれた「金蝕の薔薇」などです。大倉陶園の代表的な裏印には複数の種類があります。

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陶器を買い取ってもらう店舗の選び方

買い取りできる陶器のイメージ買取店の選び方には、以下のようなものがあります。

  • 陶器や美術品に詳しい鑑定士がいるか確認する
  • 各種手数料が無料の店舗を選ぶ
  • 歴史があり買取実績の豊富な店舗を選ぶ

それぞれのポイントを詳しく解説します。

 

陶器や美術品に詳しい鑑定士がいるか確認する

 古い時代に作られた作品を売却したい場合は、陶器や美術品に詳しい鑑定士が在籍する買取店に査定を依頼しましょう。裏印から製造年代や作家などを見極めて、作品の価値を正しく鑑定してくれます。知識や買取実績がない鑑定士に査定を依頼すると、価値を正しく判定してもらえない可能性もあるのです。査定額が相場より低くなり、金銭的に損をするかもしれません。

 

各種手数料が無料の店舗を選ぶ

 骨董品買取店は、査定料や出張料などの手数料が無料であることが多いです。手数料が無料であれば気軽に査定に出せるうえに、実際に売却する場合も査定額分をそのまま受け取れます。しかし、手数料が無料の買取店でもキャンセル時の返送料は利用者負担になることが多いです。また、手数料が発生する骨董品買取店もあるため、依頼する前に必ず確認しておきましょう。

 

歴史があり買取実績の豊富な店舗を選ぶ

 高額買取を狙いたいなら、創業年数が長く、買取実績が多い骨董品買取店を選びましょう。長年運営してきた骨董品買取店は、顧客との関係が良好であることが考えられます。鑑定士の実績を調べるのが難しい場合は、創業年数に注目して買取店を選ぶのがおすすめです。買取実績は公式サイトで公表されていることが多いため、骨董品買取店を選ぶ際に参考にしましょう。

 

陶器の買取なら永寿堂へお任せください

陶器や骨董品の買い取り店永寿堂は、陶器の豊富な買取実績があり、業界トップクラスの高額買取を実現しています。とくに、世界的に有名な「ウェッジウッド」「マイセン」「バカラ」などの陶器は、高額査定を受けられる可能性が高いです。
買取は、店頭買取や出張買取、宅配買取からお好きな方法をお選びいただけます。永寿堂では、出張買取・宅配買取の費用が無料であるため、気軽に査定可能です。裏印のある陶器や美術品をお持ちの方は、一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。

 

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

陶器の裏印についてまとめ裏印は、陶器に刻印された文字や印です。製作年度やブランド名が不明の陶器でも、裏印のデザインから本物の作品であるかどうかを確認できます。しかし、裏印にはさまざまな種類があり、文字や印からだけでは陶器が本物であることを見極めるのはかなり難しいです。
本物であるか、価値があるのかを調べたいなら、プロの鑑定士に依頼しましょう。マイセンやウェッジウッドなど有名な陶器であれば、高額の査定を受ける可能性が高いです。自宅に陶器や美術品がある方は、一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。

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