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達磨と達磨大師の関係|骨董品と縁起物のルーツ
達磨と達磨大師についてメインイメージ

今回は、誰もが一度は目にしたことがあるであろう「達磨」と、そのルーツである「達磨大師」について詳しく解説していきます。
達磨は、願いを込めて目を入れることで、その願いが叶うようにと、古くから日本で親しまれてきた縁起物です。
一方で、達磨大師は、インド出身の禅宗の開祖であり、その教えは現代のZEN文化へと繋がっています。
この記事では、達磨と達磨大師の関係性や達磨の掛け軸について解説します。

 

【目次】
達磨大師ってどんな人?
 達磨大師の生い立ち
 達磨大師の功績
 達磨大師の精神性
達磨と達磨大師の関係
 達磨の起源
 達磨に込められた精神性
 達磨の色と意味
達磨の掛け軸とは
 達磨の掛け軸の歴史
 達磨の掛け軸の種類
 達磨の掛け軸の意味
まとめ
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達磨大師ってどんな人?

達磨大師は、中国禅宗の開祖として知られており、インドから中国へ仏教の教えを広めた人物です。彼の生きた時代は、今から約1500年前の南朝宋の時代で、当時の中国は仏教が隆盛を極めていました。
しかし、達磨大師は、既存の仏教の教えに疑問を持ち、独自の修行法である「禅」を確立しました。
禅とは、経典や文字などによらず、座禅という行為を通して悟りを開くことを重んじる教えであり、達磨大師は「不撓不屈」の精神性を体現した人物として、後世に語り継がれています。

 

達磨大師の生い立ち

達磨大師は、インドの香至国(こうしこく)の第3皇子として生まれ、本名は菩提多羅(ぼだいたら)と言われています。
香至国とは、南インドの東岸一帯を支配していたパッラヴァ朝のことですが、達磨大師の出身地については、諸説あります。
一説によると、彼は青い目をしたササン朝ペルシャの人だったという話も伝わっており、その出自は謎に包まれています。
しかし、彼がインド出身であることは確かであり、仏教の教えを深く学んだことは間違いありません。

 

達磨大師の功績

達磨大師は、仏教の始祖である釈迦から数えて28代目の仏法継承者にあたります。
彼はインドから中国に渡り、少林寺で9年間、壁に向かって座禅を組んだと言われています。
この間、彼は一切の言葉を発さず、ただひたすらに修行に励んだと伝えられています。
彼の厳しい修行は、人々に大きな影響を与え、多くの弟子が彼のもとに集まりました。
そして、達磨大師は、中国に禅宗を広め、その後の中国仏教の発展に大きく貢献しました。

 

達磨大師の精神性

達磨大師は、「不撓不屈」の精神性を象徴する存在であり、その精神性は現代でも多くの人々に受け継がれています。
彼の教えは、困難に立ち向かう力、諦めない心、そして自己を見つめ直すことの大切さを教えてくれます。
達磨大師の精神は、現代社会においても、私たちにとって重要な指針となるでしょう。

達磨大師の像

 

達磨と達磨大師の関係

縁起物の「だるま」は、達磨大師の坐禅の姿を模して作られたと言われています。
達磨大師は、赤い法衣をまとい、目を閉じ、座禅を組んだ姿で描かれることが多いのですが、この姿が、後の「だるま」の原型になったと考えられています。

達磨の起源

達磨の起源は、中国の禅宗寺院で、達磨大師の坐禅の姿を模して作られた土人形だと言われています。
その後、だるまは日本に伝わり、江戸時代に庶民の間で広く普及しました。

 

達磨に込められた精神性

達磨には、達磨大師の「不撓不屈」の精神性、そして「七転び八起き」の精神性が込められています。
これは、達磨が転んでも必ず起き上がることから、困難に立ち向かう力、諦めない心を象徴しているからです。
また、達磨には、願いを込めて目を入れるという風習があります。
これは、達磨が「願いを叶える力」を持つ存在であることを象徴しており、人々は、達磨に願いを託し、目標達成を願ってきました。

 

達磨の色と意味

達磨は、伝統的に赤い色で描かれています。
これは、達磨大師が着ていた赤い法衣の色を模倣したものであり、仏教における最上位の位階を表しています。
また、赤色は、魔除けや厄除けの効果があると信じられており、縁起の良い色として、古くから人々に親しまれてきました。

達磨の置物

 

達磨の掛け軸とは

達磨の掛け軸は、達磨大師を描いた絵画であり、禅宗の教えや精神性を表現しています。
達磨の掛け軸は、古くから仏画として珍重され、骨董品としての価値もあり、現代でも多くの人々に愛されています。

達磨の掛け軸の歴史

達磨の掛け軸は、中国で禅宗が興隆した宋代に、禅僧によって描かれ始めました。
その後、鎌倉時代に日本に伝わり、室町時代には、達磨の掛け軸は、禅宗寺院や茶室などで、多く飾られるようになりました。

 

達磨の掛け軸の種類

達磨の掛け軸には、さまざまな種類があります。
代表的なものとしては、達磨大師が坐禅を組んでいる姿を描いた「達磨図」、達磨大師が法衣をまとい、杖を持っている姿を描いた「達磨大師像」、達磨大師が悟りの境地に達した姿を描いた「達磨祖師図」などがあります。

 

達磨の掛け軸の意味

達磨の掛け軸は、部屋に飾ることで、心身ともに安らぎを与えてくれると言われています。
達磨大師の「不撓不屈」の精神性や、禅宗の教えに触れることで、私たち自身の心の安定や、目標達成への力強い後押しとなるでしょう。

 

まとめ

この記事では、達磨と達磨大師の関係性、達磨の掛け軸について解説しました。
達磨は、単なる縁起物ではなく、達磨大師の「不撓不屈」の精神性や「七転び八起き」の精神性を象徴する存在です。
また、達磨の掛け軸は骨董品としての価値もあるため、売却をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

 

投稿者プロフィール

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 私たちの事業は、骨董品の美しさや価値を正しく評価し、適正な価格で買い取ることにあります。永寿堂では、手のひらサイズの小さなものから、ご実家の倉庫や蔵に眠る骨董品や遺品整理の際に見つけた工芸品まで、幅広く対応しています。10品目100種類以上の幅広い買取品目を扱っており、全国どこでも軽いフットワークで対応可能です。
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