
和食器は、日本の伝統と文化が息づく美しい器です。普段使いから特別な日まで、食卓を彩り豊かに演出してくれます。
今回は、人気ブランドの和食器を10選ご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
【目次】
和食器の人気ブランド10選!
たち吉の概要と特徴
山田平安堂の概要と特徴
白山陶器の概要と特徴
能作の概要と特徴
香蘭社の概要と特徴
よしざわ窯の概要と特徴
&藍の概要と特徴
natural69の概要と特徴
KIHARAの概要と特徴
明山窯の概要と特徴
和食器を選ぶ上でのポイント
素材による違い:陶器と磁器の特徴
デザインと使い勝手
生産地による特徴:代表的な産地とその魅力
和食器の種類と用途
ご飯茶碗・丼ぶり
小鉢・鉢
皿
湯呑み・カップ
その他の和食器
まとめ
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和食器の人気ブランド10選!
たち吉の概要と特徴
1752年創業の京都の老舗ブランド「たち吉」は、普段使いしやすい日常使いの器と、贈り物にも最適な上品なデザインの器が人気です。
「永く使えて飽きがこない食器づくり」をコンセプトに、熟練の職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。
伝統的なものからモダンなものまで幅広いデザインと価格帯が揃い、多くの人々から愛されています。
石川県(九谷焼)や岐阜県(美濃焼)など、複数の産地で生産された器を取り扱っています。
陶器と磁器の両方を扱っており、素材の特性を生かした器作りが特徴です。
山田平安堂の概要と特徴
1919年創業の「山田平安堂」は、宮内庁御用達ブランドとして知られる漆器専門店です。
外務省や各国大使館にも漆器を納めており、その洗練されたデザインは、贈り物や引き出物としても人気です。
職人が丹精込めて作る漆器は、陶磁器に比べて割れにくく、長く愛用できます。
石川県(輪島塗・山中塗)、福井県(越前塗)、富山県(高岡塗)など、複数の産地で生産された漆器を取り扱っています。
近年は、他分野のブランドとのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、斬新でモダンなデザインも注目されています。
白山陶器の概要と特徴
1779年創業の「白山陶器」は、長崎県を拠点とする波佐見焼のブランドです。
シンプルでモダンなデザインと、日常使いしやすい実用性が魅力です。
特に、色彩豊かな「平茶わん」は、持ちやすさと食べやすさを両立した形状と、豊富なデザインバリエーションで人気です。
デザイン性と実用性の両方にこだわった器が揃っています。
磁器と陶器の両方を生産しており、素材の特性を生かした器作りが特徴です。
能作の概要と特徴
富山県高岡市で誕生した「能作」は、錫(すず)を素材とした和食器ブランドです。
高岡市は鋳物の町として知られ、伝統工芸品「高岡銅器」の技術を受け継いでいます。錫は金属臭がなく、食材の味わいをまろやかにする特性を持つため、酒器や小鉢、タンブラーなどが人気です。
高級感のある上質な印象の器は、ギフトにも最適です。
香蘭社の概要と特徴
宮内庁御用達の「香蘭社」は、有田焼の伝統様式を発展させたことで知られるブランドです。
優美で華やかな器は、普段使いだけでなく、来客用や贈り物としても重宝されます。
「香蘭社クラシック」、「栄左ヱ門」、「赤繪町工房」など複数のブランドを展開しており、それぞれに個性的な魅力があります。
主に磁器を扱い、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させた器作りが特徴です。
よしざわ窯の概要と特徴
栃木県益子町の窯元「よしざわ窯」は、花の形の小鉢や貝殻形の小皿など、可愛らしいデザインが人気のブランドです。
「たたら作り」と呼ばれる製法を用いており、ろくろでは作れない独特な形状が特徴です。
一つ一つ丁寧に手作りされた器は、素朴で温かみのある風合いです。
使いやすさとリーズナブルな価格も魅力です。
主に陶器を扱っており、土の温もりを感じさせる器作りが特徴です。
&藍の概要と特徴
岐阜県土岐市に工房を構える「&藍」は、若手陶芸家の挑戦的な作品が人気のブランドです。
伝統的な染付けの技法を現代的にアレンジした、モダンでスタイリッシュなデザインが特徴です。
型紙を用いた繊細な絵柄と、電子レンジや食洗機対応の実用性も魅力です。
伝統と革新を融合させた器作りが特徴です。
陶器と磁器の両方を扱っています。
natural69の概要と特徴
愛知県瀬戸市に拠点を置く「natural69」は、シンプルで温もりのある器づくりを追求するブランドです。
素材の持ち味を生かしたナチュラルな風合いと、手に馴染む優しいフォルムが魅力です。
職人による手仕事と最新の製造技術を融合させ、高品質な器を生み出しています。
日常使いしやすいサイズ感とリーズナブルな価格も人気の理由です。
主に陶器と磁器を扱っています。
KIHARAの概要と特徴
佐賀県有田町に工房を構える「KIHARA」は、伝統と革新を融合させた現代的な和食器ブランドです。
有田焼の伝統的な技法を活かしつつ、斬新なデザインや色使いを取り入れています。
絵付けの繊細さと釉薬の深みのある発色が美しい器は、まるでアート作品のようです。
職人の手仕事による温もりと、現代のライフスタイルに合わせた使いやすさを兼ね備えています。
主に陶器を扱っています。
明山窯の概要と特徴
滋賀県甲賀市信楽町に拠点を置く「明山窯」は、信楽焼の伝統技法を継承しつつ、独自の感性を注ぎ込んだ器づくりで知られるブランドです。
土の質感を活かした素朴な風合いと、自然のモチーフを取り入れたデザインが特徴です。
灰釉や鉄釉などの伝統的な釉薬を使い、土味豊かな表情を生み出しています。手びねりや叩き成形などの技法を用いることで、一つ一つの器に個性を与えています。
使い勝手の良さにもこだわり、日常使いしやすいサイズ感やフォルムを追求しています。主に陶器を扱っています。
和食器を選ぶ上でのポイント
素材による違い:陶器と磁器の特徴
陶器は土を原料とした多孔質の焼き物で、温かみのあるざらざらとした手触りが特徴です。
吸水性があり、保温性に優れていますが、お手入れには注意が必要です。
一方、磁器は陶石を原料とした緻密な焼き物で、つるつるとした手触りが特徴です。
吸水性がほとんどなく、強度と耐熱性に優れています。
用途や好みに合わせて選びましょう。
デザインと使い勝手
日常使いの和食器は、使いやすさと耐久性を重視しましょう。
シンプルで飽きのこないデザインや、電子レンジや食洗機に対応したものがおすすめです。
来客用の和食器は、上品で華やかなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
素材や色使いにもこだわり、おもてなしの雰囲気を高めることができます。
生産地による特徴:代表的な産地とその魅力
日本の各地には、それぞれに特徴的な和食器の産地があります。
例えば、有田焼(佐賀県)は、精緻な絵付けが施された磁器が有名です。
波佐見焼(長崎県)は、シンプルで使い勝手の良い陶器が人気です。
益子焼(栃木県)は、素朴で温かみのある陶器が特徴です。
美濃焼(岐阜県)は、多様なデザインと価格帯の陶磁器が生産されています。
生産地の特性を理解することで、より自分に合った和食器を選ぶことができます。
和食器の種類と用途
ご飯茶碗・丼ぶり
ご飯茶碗は、ご飯を食べるための器です。
素材、サイズ、デザインなど、多様なバリエーションがあります。
丼ぶりは、ご飯や麺類、汁物など、様々な料理を盛り付けることができます。
サイズや深さ、形状も様々で、料理に合わせて使い分けると良いでしょう。
小鉢・鉢
小鉢は、副菜や小鉢料理を盛り付けるのに適した小さな器です。
様々なサイズや形状があり、料理や好みに合わせて選びましょう。
鉢は、小鉢よりも大きめで、煮物やサラダ、麺類など、様々な料理に使うことができます。
素材やデザインも豊富で、食卓を華やかに演出します。
皿
皿は、主菜や副菜を盛り付けるための器です。
サイズや形状のバリエーションが豊富で、料理や人数に合わせて使い分けます。
大皿、中皿、小皿など、様々なサイズがあります。
また、形状も円形、楕円形、角形など様々です。
湯呑み・カップ
湯呑みは、お茶を飲むための器です。
素材、サイズ、デザインなど、多様なバリエーションがあります。
カップは、コーヒーや紅茶など、洋風の飲み物を飲むための器です。
和風のデザインのカップも数多くあり、和食器との組み合わせも楽しめます。
その他の和食器
醤油差し、箸置き、急須、土鍋など、様々な種類の和食器があります。
これらの器も、食卓を彩る上で重要な役割を果たします。
用途や好みに合わせて、適切なものを選びましょう。
まとめ
今回は、人気の和食器ブランド10選を紹介しました。
日常使いから特別な日まで、和食器が食卓を豊かに彩り、より楽しい時間をもたらしてくれます。
ぜひ、和食器選びを楽しんでください。
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