骨董品を処分する方法は、7つあります。しかし、処分することが必ずしもいい方法とは限りません。この記事では処分方法と一緒に、買取がおすすめな理由を解説します。処分方法に迷ったならば、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
骨董品を処分する7つの方法
不用品回収業者に依頼する
ごみとして処分する
ネットオークションで売る
オークション会社に依頼する
知り合いに譲る
寄付をする
骨董品買取専門業者に依頼する
捨てるのは勿体ない!買取で高く売れる骨董品の種類
骨董品の処分は買取がおすすめ!その理由とは?
利益を得られる可能性がある
処分方法によっては手数料が高額になる
価値があるものを捨てなくて済む
骨董品を処分するときは財産分割協議をする
骨董品の買取りは永寿堂へ
永寿堂の買取実績
まとめ
骨董品の定義は、100年以上前のものであることです。ただ古いだけで骨董品と呼ばれるのではなく、歴史的かつ美術的に価値があって希少性が認められるものを骨董品としています。ただし、これは骨董品の定義を定めたアメリカや世界での話です。
日本においては、何年前に作られたかを定めてはいません。そのため、十数年前に作られたものも骨董品と呼ぶことがあります。世界共通の定義ではなく、国によって骨董品の認識に違いがあるので注意してください。
骨董品を処分する7つの方法
ここからは、骨董品を処分する以下7つの方法を解説します。
・不用品回収業者に依頼する
・ごみとして処分する
・ネットオークションで売る
・オークション会社に依頼する
・知り合いに譲る
・寄付をする
・骨董品買取専門業者に依頼する
それぞれ、メリットがあればデメリットもあります。比較しながら自分が納得できる処分方法を検討してみてください。
1.不用品回収業者に依頼する
骨董品は、不用品回収業者に依頼すると処分してもらえます。電話をして申し込んでから回収してもらう方法です。不用品回収業者は、特に大量の回収に向いています。
リサイクルショップなどの場合、買取できるものだけが回収され、それ以外は回収してもらえないこともあるでしょう。不用品回収業者であれば、価値のある骨董品は買い取ってもらえ、価値のないものは不用品として処分してもらえます。大量にコレクションしていた骨董品などを一気に処分したい場合におすすめな方法です。
2.ごみとして処分する
骨董品は、ゴミとしての処分も可能です。サイズが小さければ燃えるゴミとして出したり、50cm以上の大きいものであれば粗大ゴミとして出したりできます。
ゴミとして処分する場合、費用を安く抑えられるでしょう。大きさにもよりますが200〜2,000円程度で処分が可能です。手軽に処分できるのはメリットといえます。指定の日に出しに行くだけなので、負担なく処分できるでしょう。
ただし価値があるものを誤って捨ててしまい、お金が手に入るチャンスを逃すリスクはあります。損をしたくないのであれば、一度鑑定に出してみるのもいいかもしれません。
3.ネットオークションで売る
特に急いで処分する必要がない場合は、ネットオークションで売る方法をおすすめします。写真を撮って出品し、購入者が決まれば発送する仕組みです。
ネットオークションを使えば個人間で売買できます。骨董品を扱う業者が仕入れに使うことも多く、高額で売れるケースもあるでしょう。ただし、出品から梱包、発送といった手間がかかり、落札者とのトラブルが起こるリスクには注意が必要です。
特に壺や焼き物など壊れやすい骨董品を売る場合は、丁寧に梱包して運搬中に壊れないようにしてください。
4.オークション会社に依頼する
持っている骨董品が美術品であれば、オークション会社に依頼して売却するのもおすすめです。出品したい商品を申し込んで発送すれば、会社がオークションを行い、買取が決まった場合に手数料を差し引いた料金が支払われます。
オークション会社が仲介してくれるため、不明点があってもすぐに相談でき、手間もかからずに安心です。またオークションなので、購入希望者が2人以上いれば高額買取につながる可能性もあります。
ただし10〜17%の仲介手数料や経費が請求がされるため、インターネットオークションよりは得られる利益が少ないでしょう。
5.知り合いに譲る
骨董品を好きな友人がいれば、譲ることも一つの手です。手数料などがかからずに無料で処分でき、相手にも喜んでもらえるため手軽な方法といえます。ただし、非課税枠の110万円を超える価値の骨董品を譲った場合には、贈与税の対象となる点に注意してください。
贈与税は、渡す側ではなく貰った側が支払わなければいけません。よって貰った本人がその事実を知らずに、贈与税の申告をしなければペナルティが科せられます。本来納めるべき贈与税の5〜40%を上乗せして納めることになるのです。
高額の品を譲る際にはペナルティの対象にならないように、贈与税について了承を得た上で譲るようにしてください。
6.寄付をする
骨董品を譲りたくても好きな人が周りにいない場合には、寄付をするのもおすすめです。現在では、非営利団体が寄付を受け付けているケースもあります。事前にメールや電話で問い合わせをして、受け入れていることを確認してから持っていきましょう。
非営利団体では、無名の作家でも受け入れていることが多いです。寄付は、相手が公益性の高い活動をしている団体となるため、多くの場合非課税になります。そのため、税金の心配をする必要はありません。
7.骨董品買取専門業者に依頼する
骨董品を処分したい場合は、骨董品の買取専門業者に依頼する方法もあります。素人では価値がわからないものでも、プロが知識と経験を元に正しい価値を見出してくれるでしょう。買取方法としては以下の3つが用意されています。
・店頭買取
・出張買取
・宅配買取
手間やライフスタイルを考え、自分に合った売却方法を選んで利用しましょう。まれに知識が浅い業者に安く買い叩かれてしまうこともあるため、業者選びには気をつけてください。骨董品を高く売る方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしましょう。
骨董品を高く売りたい!売る方法や5つのコツについて詳しく解説
捨てるのは勿体ない!買取で高く売れる骨董品の種類
実は高く売れる可能性のある骨董品は、以下の8つです。
・絵画:西洋画や版画などがある。人気のあるものは高額買取になることも
・日本刀:芸術品として世界から人気を集めている。短刀や武装具も人気
・焼き物:日本で古くから作られている焼きもの。有名作家のものは高価買取が期待できる
・茶道具:茶人に愛された歴史のある茶道具や有名作家の茶道具は高価買取が期待できます
・掛け軸:日本画や書画などがある。劣化は許容内なので、古くてもいい値段を付けてもらえることが多い
・彫刻:有名工芸家の彫刻や時代のある彫刻作品や女性像など人気のモチーフの彫刻作品は高値で取り引きされております
・西洋アンティーク:実用家具からオブジェまで、デザイン性の高さに人気がある
・おもちゃ:相場変動が多いジャンル。希少性から高額買取につながることが多い
具体的な特徴の説明やその他にも売れる骨董品の種類についてはこちらの記事も参考にしてください。
骨董品の種類まとめ|価値のあるものの特徴や高く売るためのポイントを解説
骨董品の処分は買取がおすすめ!その理由とは?
骨董品の処分には、買い取ってもらうのがおすすめです。その理由には以下の3つが挙げられます。
・利益を得られる可能性がある
・処分方法によっては手数料が高額になる
・価値があるものを捨てなくて済む
ゴミとして捨てようと思っていた方は、少し待ってください。ここで挙げた理由を踏まえた上で、骨董品をゴミとして捨ててしまって本当にいいのかを考えてみましょう。
利益を得られる可能性がある
骨董品には、売ることによって多少なりとも利益を得られる可能性があるのです。素人にとっては価値がないように見える骨董品でも、実は100万円以上するものもあります。高い価値を持った骨董品を単に処分してしまうのは、とてももったいないことです。
骨董品のプロが常駐している買取専門店であれば、査定を無料で行ってくれるところもあります。まずは、捨てる前に専門家に相談するのがおすすめです。ただし、骨董品に30万円以上の値が付いた場合は税金を支払う必要があります。
税金に関する詳しい内容は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
骨董品の売却に税金はかかる?税金の計算方法や関わる他の税金を解説
処分方法によっては手数料が高額になる
骨董品の種類によっては、手数料が高額になることもあります。小さいものであれば、燃えるごみに出せば問題ありません。しかし、かなり大きいものになると処分費用が必要です。
自分たちで運び出せなければ、専門業者を手配する必要も出てくるでしょう。処分するだけなのにかなりの出費になってしまうため、売ってお金にしたほうがお得に処分できます。
自治体の粗大ゴミ回収に依頼する場合、シールの購入や申込みに手間がかかります。時間的なコストが必要なことも覚えておいてください。
価値があるものを捨てなくて済む
骨董品を買取してもらうのがおすすめな理由は、価値があるものを捨てなくて済むことです。骨董品を専門店で買い取ってもらう場合は、必ず査定を受けます。そのときに骨董品がどのくらいの価値を持っているのかがおおよそ分かります。
もしも価値があるものであれば、かける必要のないお金をかけて捨てていたことになるので、損をしてしまうわけです。もしも買取か処分かで迷っている場合は、査定をしてもらってから決めましょう。
骨董品を処分するときは財産分割協議をする
亡くなった故人の骨董品を売って処分するときは、財産分割協議を必ず行いましょう。遺族同士で財産分割協議をせずに売却した場合、トラブルの原因になります。どのように遺産を分けるのかを話し合い、そのとおりに分割しましょう。
遺産を相続する場合には、負の遺産がないかをチェックする必要があります。借金があった場合、骨董品を売ってしまうと相続放棄できません。そうなると借金を背負うことになるため、故人のものを売る際には慎重に行動してください。
骨董品の買取りは永寿堂へ
不要になった骨董品を売りたいと考えた際は、ぜひとも「永寿堂」にお売りください。弊社では、経験と知識のある店主が自ら査定します。運営コストを抑えていますので、その分買取価格を検討できるでしょう。
また幅広いジャンルを取り扱っており、骨董品や掛け軸はもちろん、中国美術の買取も受け付けています。ジャンルを問わず、さまざまな骨董品をコレクションしていた方におすすめです。気になった方は、電話またはメールでお問い合わせください。
【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp
永寿堂の買取実績
茶道具の買取りで買取した加藤孝造の志野茶碗
絵画の買取りで買取した笹倉鉄平のキャンパスジークレー作品
洋食器の買取りで買取したリチャードジノリのティーセット
刀剣の買取りで買取した脇差や軍刀などの日本刀
まとめ
世界で標準とされる骨董品の定義は、100年以上前のものであることです。日本では、年数を明確に定めていません。今回紹介したとおり、骨董品の種類は決まっているので、持っているものが骨董品に含まれるかどうか不安な方はよくチェックしてみてください。
骨董品を処分するならば、今回紹介した7つの方法がおすすめです。中でも買い取ってもらう方法がおすすめでしょう。いらない不用品をお金に換えられるため、お得に処分できます。
骨董品を売って処分する前に、それが財産分与によるものならば必ず財産分割協議をしてください。これは、売ったお金の分け方でもめないために必要なことです。もしも売る宛が決まっていない場合は、永寿堂にお任せください。
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