飛来一閑の作品を買取りしております。売却をお考えの飛来一閑の作品がございましたら買取りさせて頂きます。飛来一閑の棗や香合や食籠や盆や菓子器などのご売却であれば永寿堂までお問い合わせ下さい。飛来一閑の作品以外の一閑張り作品なども買取りさせて頂きます。
1,飛来一閑について
2.一閑張の特徴とは
3.一閑張の相場
4.飛来一閑の作品買取で当社が選ばれる理由
5.飛来一閑の作品を売却であれば骨董品の買取専門店である永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ
飛来一閑について
飛来一閑は、一閑張細工師の当主が代々踏襲している名前で、「ひきいっかん」と読みます。千家十職のひとつにも数えられており、歴代千家に、一閑張による棗や香合などの道具を納めてきました。一閑張の日本における創始者でもあります。
・初代一閑(1578年頃~1657年)
中国浙江省で誕生し、清の侵攻から逃れるために、日本の大徳寺170世住持・清巌宗渭を頼ってきました。京都の小川頭という場所に住むようになったのです。そして、その素性を隠すために、出身地である飛来峰にちなんで「飛来」と名乗るように。そのため、「ひらい」とも言われていました。そして、茶人である千宗旦とも親交を深めていく中、趣味で作っていた紙漆細工の茶道具が高く評価されたのです。当時の作品は、二十例ほど現存しています。また、彼の長女である岸田ゆきも、嫁いだ後、内職として一閑張を手掛けていました。岸家も数代にわたって一閑張りを家業としており、こちらは岸一閑と呼ばれています。
・二代一閑(生年不詳~1683年)
初代の長男で、初代である父の死後は、母の故郷に戻りました。実際に一閑張を制作していたかについては、不明です。
・三代一閑(生年不詳~1715年)
二代の長男です。伯母である岸田ゆきの元で修業に励み、家業を再開しました。
・四代一閑(生年不詳~1733年)
表千家への出入りを許されるようになりました。覚々斎の御用職人として活躍しています。
・五代一閑(生年不詳~1741年)
表千家七代の如心斎御用となり、茶筅や羽箒などの制作を行ったと言われています。
・六代一閑(生年不詳~1746年)
・七代一閑(生年不詳~1750年)
六代の長男です。
・八代一閑(生年不詳~1753年)
六代の次男です。
・九代一閑(生年不詳~1788年)
六代の娘婿で、1765年には日蓮宗から宗旨替えを行い、願正寺に所属するようになりました。天明の大火によって家屋敷や家伝などを失っています。
・十代才右衛門一閑(生年不詳~1830年)
初代の作風に立ち返った作品を残しました。
・十一代才右衛門一閑(1791年~1872年)
26歳で襲名し、初代以来の名人とも言われていました。中興の人とされています。代表作は、「籠地四方盆二百枚」です。
・十二代才右衛門一閑(1816年~1892年)
十一代の次男です。
・十三代才右衛門一閑(1859年~1913年)
十一代の長男の息子です。俳人としての才能に恵まれ、「飛来有水」としても活躍しました。
・十四代才右衛門一閑(1894年~1977年)
十三代の長男です。
・十五代一閑(1926年~1981年)
十四代の息子は、二人とも太平洋戦争で戦死したため、婿養子として迎えられ、十五代を継ぎました。
・十六代一閑(1963年~)
十五代の長女です。京都芸術短期大学を1984年に卒業し、その後1998年に一閑を踏襲しました。
一閑張の特徴とは
一閑張は、漆工芸品の一種です。飛来一閑が伝え広めた技術という事で一閑張になったとも言われております。木地に蕨糊を使って和紙を張ったもの、もしくは、木型に和紙を張り重ねて張子にしたものをベースとし、それに漆を塗って仕上げていきます。蕨糊は、とても粘着力の高い糊です。そして、漆の塗り方には、一閑塗と摺仕上げ一閑という二種類があります。一閑塗は、2~3回摺漆を塗り、その上に中塗と上塗をしたもの。一方、摺仕上げ一閑は、摺漆を4~5回塗ったものです。どちらの仕上げにするかで、全く雰囲気の異なる作品をつくることができます。一閑張りは、実に味わい深い雰囲気を持っており、その素朴で独特な雰囲気が、侘茶を好んだ茶人に愛されていたのです。また、軽くて強度もあるため、実用性の面でも高く評価されています。
一閑張の相場
茶道具は基本的に定価がないため、需要の高さなど様々な影響によって相場価格が変わってきます。飛来一閑の作品も例外ではなく相場は常に変動していますが飛来一閑の作品は高値で取引されており作品の出来やどんな品かなどで大きく査定が変わります。
飛来一閑の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
飛来一閑の作品を売却であれば骨董品の買取専門店である永寿堂へ!
飛来一閑の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。飛来一閑の作品で棗や香合や食籠や盆や菓子器など様々な作品を買取りさせて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、飛来一閑の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取り致します。飛来一閑の茶道具買取についてなど気になった方は、電話またはメールでお問い合わせください。
【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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