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伊藤若冲の掛け軸買取は愛知名古屋の永寿堂へ
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伊藤若冲の掛け軸を売りたいとお考えであれば高価買取させて頂きます、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。またこちらの記事では伊藤若冲の略歴や買取相場や高く売るポイントなどもご紹介しておりますので売却の際のお役立ちになれば幸いです。

 

【目次】
1.伊藤若冲について
 a.伊藤若冲の主な略歴
 b.伊藤若冲の作風
2.伊藤若冲の代表作
3.伊藤若冲の買取相場
4.伊藤若冲作品を高く売るためのポイント
5.伊藤若冲の掛軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい

 

伊藤若冲について

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)は、没後約200年以上経った今でも評価され続けている作家です。現代になってから人気を集めた、珍しい作家としても名をはせています。伊藤若冲は、江戸時代の中期に青物問屋「桝源」の長男として生まれました。

幼少期から、絵の才能を開花させた伊藤若冲。10代の頃には、中国の宗元画に強く心を動かされて熱心に模写をして技術を習得していきました。20代前半で家業を継いでいますが、商売にはあまり興味が無くずっと写生をしていたそうです。

30代後半には、家督を弟に譲り絵の制作に専念しています。伊藤若冲は、目の前の実物を描くことで真の姿を表現するために、庭で数十羽の鶏を飼育。2年間観察と模写を繰り返し、ついに物が内側に宿している「神気」を捉えて描けるようになりました。

その後は、多くの作品を世に生み出しています。代表作である「動植綵絵(どうしょくさいえ)」は、24幅と「釈迦三尊像」3幅、相国寺に寄進。翌年にも6幅寄進したことで、「動植綵絵」は完成しました。

伊藤若冲は70代で隠居生活を送りながらも、米と絵を物々交換する生活を送り、一生涯作品を生み出し続けた作家です。

伊藤若冲の掛け軸

伊藤若冲の主な略歴

1716年

京都錦小路の青物問屋「桝屋」の長男として生まれる。

1738年

父の源左衛門が死去。4代目源左衛門を襲名する。

1758年

動植綵絵の制作を始める。

1764年

金刀比羅宮奥書院襖絵を描く。

1765年

釈迦三尊像3幅と動植綵絵24幅を相国寺に寄進する。

1776年

石峰寺 五百羅漢石像の制作に着手する。

1788年

天明の大火で、自宅を焼失する。

1790年

大阪・西福寺 仙人掌群鶏図を制作する。

1800年

享年84歳。

伊藤若冲の作風

伊藤若冲の作風は、羽の先まで緻密な書き込みと色彩の鮮やかさです。

伊藤若冲は、動物を描くことに長けていました。例えば鶏は、羽の先まで緻密に描写。植物の葉っぱは、虫食いにまでこだわって描いています。

また色彩は、色を重ね塗りして濃淡を漬けるのではなく、質の高い岩絵の具を薄く塗って表現していました。さらに紙の裏側からも色を入れる「裏彩色」の技法も使っています。そのため、200年経った今でも色鮮やかな状態を維持できていることも特徴の1つです。

前述しましたが、伊藤若冲は生物を観察して描く生活が長かったそうです。ただの模写ではなく、あえて描きにくい構図を採用することで、動物が持っている本来の躍動感を絵で表現しました。

伊藤若冲の作品は、実写を忠実に再現したものばかりではありません。可愛らしい犬やユニークな龍を描いた作品もあります。1つの技法だけにこだわらず、自由な発想を大切にしていた画家でもあるのです。

生前には「私の絵は千年後に理解される」とも述べており、絵に対してはかなりのこだわりと自信がありました。200年経った今でも人気があるのは、このこだわりと自由な発想があるからと言えます。日本では没後に若冲展が開催されるほど、ファンが多くいる作家です。

 

伊藤若冲の代表作

伊藤若冲の代表作を紹介します。どのような作品が有名なのか知りたい方は、以下を参考にしてみてください。

 

・宮内庁所蔵「動植綵絵」

京都の相国寺に寄進され、宮内庁に献上された絵です。植物や鳥、昆虫などが描かれており、生命の躍動感をうまく表現しています。全30幅のシリーズで1枚1枚絵柄が違い、それぞれ特徴があるので見ていて飽きません。

 

・プライズ・コレクション所蔵「紫陽花双鶏図」

色鮮やかな紫陽花(あじさい)の中に、鶏を描いた作品です。ダイナミックさが魅力で、羽や草木が細かく描かれています。実は紫陽花双鶏図には、プライズ・コレクション所蔵のものと動植綵絵シリーズの2種類があります。違いは雄鶏のポーズやトサカの描かれ方、紫陽花の色、上部の空間の取り方です。

 

・亡くなる1年前の作品「百犬図」

白や黒、茶色など様々な毛色の犬が、59匹描かれた作品です。じゃれ合っている子犬は可愛らしく、見るものを楽しくさせる作品といえるでしょう。

 

このように1つの物が、絵全体に描かれた作品は、この時代特有の趣向です。時代と伊藤若冲の感性が見事に合わさった作品と言えます。

伊藤若冲は、生涯絵を書き続けた作家です。多くの作品を見て、伊藤若冲の絵に対するこだわりを感じ取ってみてください。

 

伊藤若冲の買取相場

伊藤若冲作品の買取相場を、以下で紹介します。伊藤若冲の作品を売りたいと考えている方は、参考価格を知っておきましょう。

・水墨鶏図:およそ115万円

・水墨芭蕉画:およそ48万円

・水墨植物画:およそ193万円

・鶏画水墨掛け軸:およそ103万円

上記はあくまで参考程度で品物次第で全く査定額はことなります。伊藤若冲の作品は、高値で売れる傾向があります。なかには、1億円で落札された作品もありました。知名度と需要が高いため、相場が高くなっています。

しかし伊藤若冲の作品であれば、どんなものも高値で買い取ってもらえるわけではありません。傷やシミがついていたりすると、買取価格は下がります。必ず高くなると期待しすぎないようにしてください。

伊藤若冲の買取り品

 

伊藤若冲作品を高く売るためのポイント

伊藤若冲の作品を、高く売るためのポイントは3つあります。売りたいと考えている方は、以下を参考にしてみてください。

・保存状態が良い

・人気作品である

・鑑定書があるとなお良い

伊藤若冲に限らず、絵を売る際には保存状態の良し悪しは重要視されます。作品にカビやシミ、日焼け、破れがある場合、作品としての価値は大きく下がってしまうでしょう。そのため、日頃から保存状態には気を使う必要があります。

まずは、湿度の高い場所で保管するのをやめましょう。シミやカビが発生する可能性があるためです。逆に乾燥していればいいのかというと、そうではありません。

乾燥は、素材の硬化や劣化を招きます。普段から風通しがよく、直射日光が当たらない場所で保管すると良いです。

また人気の作品であることも、高く売れる作品の条件です。伊藤若冲の作品で人気なモチーフには、以下のものが挙げられます。

・鶏

・鯉

・犬

これらのものが描かれた作品は、高く評価される可能性があります。書籍に載っていた作品は、特に高値で買い取ってもらえるかもしれません。気になる方は、美術書などを探して自分が持っている作品があるかチェックしましょう。

さらに鑑定書があることで、スムーズに査定ができる可能性があります。特に伊藤若冲は、人気の作家で贋作も多く出回っていることで有名です。鑑定書は本物であるということを証明できます。

それがあるだけで、一定の価値が生まれるのです。ただし今から鑑定書をもらおうと思っても、発行してくれる機関はありません。そのため鑑定書が必ず必要というわけではないため、注意してください。

 

伊藤若冲の掛軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい

伊藤若冲の買取りは永寿堂へ伊藤若冲の掛け軸の売却をお考えであれば、「骨董品買取専門店 永寿堂」へご依頼ください。弊社では、専門知識と経験、データから適正価格にて買取りさせて頂きます。伊藤若冲以外の絵画で油絵や水彩画など本画はもちろんリトグラフやシルクスクリーンなどの版画も査定買取致します。

永寿堂では店頭買取をはじめ出張買取や宅配買取も行っております。掛け軸の買取りをはじめ骨董品の売却処分をお考えでしたら、電話またはメールでお問い合わせください。

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