黒田正玄の作品を買取りしております。売却をお考えの黒田正玄の作品がございましたら買取りさせて頂きます。千家十職の柄杓師・黒田正玄の茶杓や蓋置や花入れや香合や茶器など作品をご売却であれば永寿堂までお問い合わせ下さい。
1,黒田正玄について
黒田正玄に関する主な略歴
黒田正玄が作る竹細工
黒田正玄の作品の買取相場
2.黒田正玄の作品買取で当社が選ばれる理由
3.黒田正玄の作品を売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ
黒田正玄について
黒田正玄は、茶道で使用する竹細工と柄杓を作る職人です。千利休を祖とした三千家に携わる、様々な職人をまとめた千家十職のひとつに数えられます。襲名制であり、基本的には当主の実子が黒田正玄の名を引き継ぎ、実子がいない場合は養子が名前を引き継いでいます。
初代黒田正玄は元々、丹羽長重に使える武将でした。しかし、1600年の関ヶ原の戦いで敗れた西軍側に付いていたため、改易されてしまいます。それを機に、剃髪をして竹細工職人となります。天下一の茶杓師である一阿彌に師事したとされ、その技術は世間から高い評価を得ました。その後、千利休の弟子であった小堀遠州から茶の湯について学び、竹細工のひとつとして茶杓の製造も始めます。そして、小堀遠州の推薦を受け、三千家御用達と共に、江戸幕府将軍家の御用達の柄杓師を兼任することとなります。
初代が亡くなった後も、二代が徳川家光お付きの柄杓師となるなど、将軍家御用達であることは維持されます。将軍家との関係は、八代黒田正玄の時代に明治維新が起こり、将軍家が消滅するまで続きました。そして、十代黒田正玄は、苦境に立たされます。御用達であった将軍家がなくなった上に、明治維新という時代の移り変わりによって、茶道自体が廃れつつあったからです。しかし、十代の奮闘により、黒田正玄の名は消滅することなく、現代まで続いています。
1943年には十二代が政府から認定を受けた技術保存資格者となり、黒田正玄の名は、かつての将軍家御用達に近い立ち位置となります。さらに、十二代は、戦後の1976年に、紺綬褒章を受章しています。そして、明治維新によって将軍家との繋がりこそなくなったものの、茶道の名門である三千家との関係は維持しています。現代でも黒田正玄の名を継ぐ職人は、他の千家十職と同様に、千家に出仕して修行を行った後に、襲名する形となっています。
そして、2014年からは、黒田正玄の当主は十四代となっています。十四代は1967年に京都で誕生し、およそ400年という、黒田正玄の長い歴史の中で、初めてとなる女性当主です。同志社女子大学の芸学部英文学科を卒業した後、一般企業勤務を経て、2006年から千家に出仕しています。そして、十三代に師事しながら、2014年に十四代を襲名しました。
黒田正玄に関する主な略歴
1578年(生) -1653年(没) | 初代黒田正玄 改易により竹細工職人へ。三千家御用達、江戸幕府将軍家御用達の柄杓師を兼任 |
1653年 | 2代目襲名 |
1656年(生)‐1717年(没) | 3代目黒田正玄。1704年に隠居 |
1705年 | 4代目襲名 |
1708年(生)-1778年(没) | 5代目黒田正玄 |
1747年(生)-1814年(没) | 6代目黒田正玄 |
1815年 | 7代目襲名 |
1820年 | 8代目襲名 明治維新により得意先(将軍家)を失う |
1859年 | 9代目黒田正玄 修行中に早世 |
1869年 | 10代目襲名 家業の維持のため苦慮。1881年に隠居 |
1869年(生)-1911年(没) | 11代目黒田正玄 44歳で急死 |
1926年 | 12代目襲名 |
1943年 | 12代が政府認定の技術保存資格者となる。 |
1976年 | 12代が紺綬褒章を受章。 |
1966年 | 13代目襲名 |
2014年 | 14代目襲名 |
黒田正玄が作る竹細工
黒田正玄が主に手掛けるのは、茶道において茶を器に入れるための茶杓と、湯を扱うための柄杓です。また、茶道の手前を行う際に焚く香を入れておく香合や、茶道の道具を置いておく台子なども手掛けます。さらに、茶室の床の間に飾っておく、竹筒を材料とした花入れも、黒田正玄の代表作品です。
黒田正玄の作品の買取相場
黒田正玄が手掛ける作品は、切花入や茶筒など多種多様です。いずれも状態が良く、桐箱などの付属品が揃っていれば、買取価格が10万円は下りません。中には30万円以上になる作品もあります。
黒田正玄の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
黒田正玄の作品を売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
黒田正玄の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。黒田正玄の作品で茶杓や花入れや蓋置や香合など様々な作品を買取りさせて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、黒田正玄の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や刀剣などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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