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雲谷等顔の掛け軸買取は愛知名古屋の永寿堂へ
雲谷等顔 買取のタイトル

雲谷等顔の掛け軸や屏風の売却であれば高価買取させて頂きます、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。こちらの記事では雲谷等顔の略歴や買取相場や高く売るポイントなどもご紹介しておりますので雲谷等顔の作品売却の際や評価を調べる際にお役立て下さい。

【目次】
1.雲谷等顔について
 a.雲谷等顔の主な略歴
 b.雲谷等顔の作風
2.雲谷等顔の代表作
3.雲谷等顔の買取相場
4.雲谷等顔作品を高く売るためのポイント
5.雲谷等顔の掛軸や屏風の買取りは永寿堂におまかせ下さい

 

雲谷等顔について

雲谷等顔(うんこくとうがん)は、江戸時代初期に活躍していた日本を代表する絵師です。本名は、原治兵衛直治。安土桃山時代に越前の武士の家系に生まれました。

戦で主家が滅亡した後は、画家として活動を開始します。画家になった当初は京都に渡り、狩野派の技法を学びました。師匠は狩野松栄、または狩野永徳といわれています。

その後雪舟が本拠地としていた山口へ行き、制作を続けました。その際に毛利輝元に技術を認められた雲谷等顔は、雪舟流の再興を命じられます。雲谷派を立ち上げ「雲谷等顔」に改名し、雪舟の正系であると示しました。

雲谷派は、中国地方から広がりを見せていきます。雲谷等顔は雪舟のスタイルを読み解き、一定の型に落とし込みました。さらに狩野派の流儀も絵画に取り入れていったのです。雪舟のスタイルを基本としながら時代に合わせた様式に作り込むことで、雲谷等顔ならではの様式を完成させています。

雲谷等顔は雪舟の後継者に任命された影響で、作品には「雪舟末孫等顔」のサインを残しています。雲谷等顔はかなりの実力者といわれており、亡くなった現代でも評価される偉大な作家となりました。

 

雲谷等顔の主な略歴

1547年 越前国(現在の佐賀県)で武士の家に生まれる
1573年 毛利輝元の絵師となる。
1593年 雲谷等顔と改名し、雪舟の形式を整えていく。
雪舟の正式な継承者として雪舟筆の「山水長巻」と雪舟の旧居「雲谷庵」を与えられる。
1611年 法橋の位を与えられる。後に法眼となる。
1618年 死去

 

雲谷等顔の作風

雲谷等顔は、水墨画や障壁画を多く残しています。工房で絵画を制作するスタイルは、狩野派で学んだ経験にもとづいています。装飾が豊かな雲谷等顔の作風は、現代でもファンがいるほどです。

雲谷等顔が得意とするジャンルは、山水画といわれています。緻密な構成で描かれており、整然と描かれているのが特徴です。力強いながらも繊細で人気を集めています。

さらに雲谷等顔の作品の中には、中国絵画からインスピレーションを得ているものもあります。代表的なものは「着色花鳥画の孔雀牡月図扉風」です。描かれている牡丹の描き方や色の付け方は、中国絵画を参考にしています。

雲谷等顔が中国に渡ったとされる記録はありません。にもかかわらず中国絵画を知っていた理由は、禅寺との関連があったからです。中国絵画の特徴をそこから学んでいき、自分の絵に落とし込んでいきました。

狩野派や雪舟の技術だけではなく、さまざまな絵画を学び、良いところは自分の絵の技法として使っていく、かなり柔軟な思考を持った画家でした。雲谷等顔の作品は、展示会が開催されていれば美術館で見られます。気になる方はぜひ足を運んで、雲谷等顔の作風を自分の目で確かめてみてください。

 

雲谷等顔の代表作

雲谷等顔の代表作は3つあります。自分の持っている作品が代表作なのかどうかを知りたい方は、以下を参考にしてみましょう。

 

・山水図屏風

全体的にバランスが良い作品とされています。独創性は弱い作品ですが、人々や木々が丁寧に描かれており、新たな発見を見せてくれる作品です。親しみやすさもあり、見る人を作品に引き込む力があります。

 

・群馬図屏風

大画面で描かれた作品です。野生の馬をテーマに描かれています。筆の勢いをあえて抑えて、白描画法を用いて馬を描いています。
雲谷等顔の独特な画法が見て取れる作品です。

 

・竹林七賢図襖

最大で1.2メートルの人々を、墨だけで表現した作品です。雲谷等顔の渾身の一作といわれています。

 

雲谷等顔の作品は、ほかの流派を取り入れながらも独自の道を切り開いた作品ばかりです。自分の持っている作品に雲谷等顔の作品があるかどうかを調べる際に、参考にしてみてください。

 

雲谷等顔作品の買取相場

雲谷等顔の作品の買取相場は、数十万~数百万円といわれています。さらに貴重なものであれば、数千万円にもなります。値段がはっきりしない理由は、偽物が出回っているためです。

偽物が多い作家の場合、実際に査定を受けない限り買取価格がはっきりしません。よってネット上に相場を乗せている業者がいないのです。しかし雲谷等顔はコレクターも多く、買取を強化している業者もたくさんいます。

そのため本物を持っていた場合は、高値で売れる可能性が高いでしょう。ただし絵画や掛け軸は価値が高い作品だったとしても、保存状態によって減額される可能性もあります。作品だけではなく、保存方法などにも気を配ることが必要です。

必ずしも高く売れるわけではないことは、頭に入れて査定してもらいましょう。

雲谷等顔の掛け軸イメージ

 

雲谷等顔作品を高く売るためのポイント

雲谷等顔の作品を高く売るためのポイントは、以下の3つです。雲谷等顔の作品を売りたいと考えている方は、以下のポイントを見ながら売却してみてください。

・雲谷等顔が作った作品か
・付属品は付いているか
・シミや汚れが付いていないか

雲谷等顔は、有名な作家で偽物も多く出回っています。そのため、箱や作品に印が書かれているかどうかをチェックしてください。作家は自分の作品に本物であることを証明するためにサインを残します。

雲谷等顔の場合は、狩野等顔や雪舟末孫等顔、等顔などのサインです。売る前に印が書かれているかどうかを確認しましょう。

さらに付属品が付いていることで、査定額が高くなる可能性があります。付属品は印と同様に、作品が本物であることを証明するものです。特に雲谷等顔のような偽物が多く出回っている作家のものは、付属品が重要視されます。

供箱や鑑定書、保証書は、作品と同じくらい需要があるため、必ずセットにして売るようにしてください。

前述したとおり、シミや汚れは減額対象です。どんなに価値があったとしても、保存状態が悪ければ買取不可となるため、保存環境には注意しましょう。掛け軸は湿度の影響を受けやすいため、高温多湿の環境で保管するのは避けてください。

直射日光の紫外線も劣化につながるため、日陰で保管するようにしましょう。飾る場合は、エアコンの風が当たらない場所に置くのがおすすめです。なぜなら、劣化する原因になるためです。

これらを守れば、高く売れる可能性がぐっと高まります。今からでも対策をして、雲谷等顔の作品を高く売れるようにしましょう。

 

雲谷等顔の掛軸や屏風の買取りは永寿堂におまかせ下さい

雲谷等顔の買取りは永寿堂へ雲谷等顔の掛け軸や屏風の売却をお考えであれば、「掛軸買取の永寿堂」へご依頼ください。弊社では、専門知識と経験、データから適正価格にて買取りさせて頂きます。雲谷等顔以外の掛け軸や屏風や絵画で油絵や水彩画など本画はもちろんリトグラフやシルクスクリーンなどの版画の他にも陶器や茶道具などの骨董品も査定買取致します。

永寿堂では店頭買取をはじめ出張買取や宅配買取も行っておりますので売却処分をお考えの品がありましたら、電話またはメールでお問い合わせください。

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