骨董品買取りの永寿堂「英一蝶の買取は愛知名古屋の永寿堂へ」|愛知・名古屋を中心に全国へ骨董品を出張買取します

骨董品買取店 永寿堂への電話アイコン 骨董品買取店 永寿堂への電話 line

お知らせ・コラム

NEWS
英一蝶の買取は愛知名古屋の永寿堂へ
英一蝶のタイトル

英一蝶の掛け軸を売りたいとお考えであれば高価買取させて頂きます、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。こちらの記事では英一蝶の略歴や買取相場や高く売るポイントなどもご紹介しておりますので売却や購入の際のお役立ちになれば幸いです。

 

【目次】
1.英一蝶について
 a.英一蝶の主な略歴
 b.英一蝶の作風
2.英一蝶の代表作
3.英一蝶の買取相場
4.英一蝶作品を高く売るためのポイント
 英一蝶の買取でよくある質問
5.英一蝶の掛軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい

 

英一蝶について

英一蝶(はなぶさいっちょう)は、江戸時代中期に活躍した画家です。医師である多賀伯庵の子として京で生まれ、15歳の頃に江戸に移り住みました。幼少期から画家としての才能を発揮していたそうです。

その後一蝶は藩主の命令で狩野安信を師とし、狩野派の絵画について学んでいきました。しかし狩野派で禁止とされている人々の生活模様を描いた風俗の制作と破天荒な言動により、2年で破門とされます。その後は江戸で町絵師として活動を続けました。

絵師として活動を続ける中、英一蝶の絵は人気を集めていきます。また吉原遊廓にも通い、芸人としても活動しました。絵師としてだけではなく、芸人としての才能を開花させる英一蝶でしたが、生類憐れみの令を破ったことを理由に島流しとなります。

当時では重い罪とされる島流しにあっても、英一蝶は絵を書き続けました。その理由は江戸にいるファンに応え、母へ生活費を仕送りするためです。島では縁起物の絵馬や風俗画を描きました。

島流しは12年にも及びました。その後将軍の代が変わったことによる恩赦で江戸に戻った英一蝶は、一心に作品を作り続けます。後の浮世絵に影響を及ぼすとされる風俗画や人物画もこの時期に描き、73歳の年に亡くなりました。

 

英一蝶の主な略歴

1652年 京都で医者の多賀白庵の子として生まれる。
1693年 不明な罪で2ヶ月間入牢になる。
1698年 生類憐みの令を破ったとして、三宅島に島流しにされる。
1709年 将軍の代が変わったことにより、江戸に戻る。
1724年 死去。

 

英一蝶の作風

狩野派で絵画を学びながら、浮世絵にも憧れていた英一蝶。彼は新たな浮世絵を目指して作品を生み出していたそうです。英一蝶が憧れていた絵師は、菱川師宣や岩佐又兵衛などです。

これらの作者は、独自の世界観で絵を描いている作家でした。破門された狩野派の技術を織り交ぜて、憧れた浮世絵の要素と古典パロディも加えることで、独自の世界観を表現していきます。

英一蝶の描いた絵は華やかで洗練されており、江戸の人々から多くの人気を集めたそうです。島流し中は、島民の要望を聞き、縁起物を中心に描きます。前述した絵馬や七福神などを描いていました。

その後江戸に戻った際には、多くの代表作を生み出します。町絵師らしさが垣間見える絵が多く世に出されたそうです。洒落の効いた表現を大切にし、新しい都市風俗画を確立していました。

歳を取るとともに描いている作品に違いがある作家です。英一蝶の作風は江戸時代はもちろん、現代でも多くのコレクターから人気を集めています。

また英一蝶は誰にも遠慮をせず率直に意見を述べる物言いや、破天荒な言動なども注目を集めていました。絵画以外にも、活躍の場を広げていった珍しい作家ともいわれています。

 

英一蝶の代表作

英一蝶の代表作は、以下の3つです。どのような作品が有名なのかが気になる方は、参考にしてみてください。

・立美人図

華やかな着物を着た女性の姿を描いた作品です。女性の肉体美を見事に描いた作品で、のちの浮世絵にも影響を与えました。藤原信香として描いた作品といわれています。

・涅槃図

釈迦が亡くなる様子を描いた作品です。釈迦が横たわり大勢の人々が取り囲んでいます。特徴は、人々の表情まで細かく描かれていることです。

・布晒舞図

すまし顔をしている舞妓が、布晒しの舞を踊り、三味線や鼓で盛り上げている人々を描いた作品です。白い布と鮮やかな色合いが鮮明なコントラストとなり、見る人を楽しませます。重要文化財にも指定されている作品です。

ほかにも、鉢廻図や十二天像火天図といった有名な作品があります。特徴を見ながら、自分の持っている作品が英一蝶のものかどうかを確かめてみてください。

 

英一蝶作品の買取相場

英一蝶の作品の買取相場は、数十万〜300万円程度です。高いものであれば数千万円の査定額になることもあります。買取相場が高額である理由は、英一蝶が有名な作家であるからです。

市場において評価が高く、需要があります。よって相場も高くなり、高額で買い取ってもらえるのです。ただし多くの業者で金額を公開していない現状から、査定してもらうお店や鑑定士の経験値によって査定額が変わる可能性があります。

よって業者選びは慎重に実施しましょう。さらに英一蝶の作品は、偽物も多く出回っており、本物ではなかった場合は査定額がゼロになることもありえます。作品を売る際には必ず高額で売れると思い込まず、買取専門店に持っていくようにしましょう。

英一蝶の掛け軸イメージ

 

英一蝶作品を高く売るためのポイント

英一蝶の作品を高く売るためのポイントは、3つあります。ポイントをおさえているか否かで、査定額が変わることも考えられます。以下を参考にして、高く買い取ってもらえるように工夫しましょう。

・できるだけきれいな状態で保存する

・付属品を付けて売る

・作者の署名や落款があるかどうかをチェックする

英一蝶の作品を売る場合は、できるだけきれいな状態にしましょう。掛け軸や絵画は、観賞用としてコレクターからの人気があります。そのため、保存状態が良くなければ飾れなくなってしまい、価値が一気に下がってしまうのです。

汚れやシワ、シミ、カビは、減額される可能性が高まります。保管する場合は、湿気が少なくて直射日光が当たらない場所にしてください。飾る場合は、定期的にしまって休ませるようにしましょう。

また付属品を一緒に売ることで、付加価値が査定額に上乗せされます。特に鑑定書や保証書は必ず一緒に付けて売りましょう。鑑定書や保証書は、作品が本物であることを証明する材料になります。

偽物が多く出回っている英一蝶のような作家の作品は、一緒に付属して売るだけでも査定額に数万円の違いがでるのです。家にある場合は、忘れずに査定してもらいましょう。

さらに署名や落款が入っているかどうかも確認しておきましょう。署名は直筆で書かれ、落款ははんこが押されています。これらも本物であることを証明する材料になるため、あるかどうかをチェックしておくべきです。

しかし中には署名や落款までも忠実にコピーしている偽物も出回っています。自分で判断できない場合は、査定してもらう際に本物であるかどうかを確認してもらいましょう。本物かどうかを見極めるには、知識を持ったプロに鑑定してもらう必要があります。

持っていく際にはリサイクルショップではなく、骨董品買取を専門としている業者にしてください。

 

英一蝶の買取でよくある質問

Q.偽物か本物か分かりませんが査定買取りして頂けますか?
A.真贋が分からない品でも査定させて頂きます、当店が真贋を見分け買取りさせて頂きます。

Q.1点でも出張買取りして頂けますか?
A.1点のみとの事でしたら画像を送って頂くか詳しいお話をお聞かせ下さい、品物によっては1点でも出張買取り致します。

Q.英一蝶の作品以外にも絵画や掛け軸など骨董品があり運べません出張買取りして頂けますか?
A.喜んで出張買取にお伺い致します。

Q.作品が色ヤケやシミなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取りはできますが高価買取は難しいかもしれません。

Q.遠方ですが出張買取りして頂けますか?
A.ご内容次第で遠方でも出張買取りできますのでご相談下さい。

 

英一蝶の掛軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい

英一蝶の買取りは永寿堂へ英一蝶の掛け軸や屏風の売却をお考えであれば、「永寿堂」へご依頼ください。弊社では、専門知識と経験、データから適正価格にて買取りさせて頂きます。英一蝶以外の掛け軸や絵画はもちろんリトグラフやシルクスクリーンなどの版画や骨董品や茶道具や美術品も査定買取致します。

永寿堂では店頭買取をはじめ出張買取や宅配買取も行っておりますので売却処分をお考えの品がございましたら、電話またはメールでお問い合わせください。

永寿堂のお問い合わせ

TEL.0120-060-510

e-mail. info@eijyudou.com

関連記事