大橋翠石の作品を買取りをしております。売却をお考えの大橋翠石の掛け軸などの買取りは永寿堂におまかせ下さい。電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。こちらでは大橋翠石についてや略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
1.大橋翠石について
2.大橋翠石の主な略歴
3.大橋翠石の作品
4.大橋翠石の買取相場
大橋翠石の作品買取で当社が選ばれる理由
大橋翠石の買取でよくある質問
5.大橋翠石の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ先
大橋翠石について
大橋翠石(おおはしすいせき)は1865年、現在の岐阜県大垣市にて、父・亀三郎と母・さとの次男として誕生しました。本名は大橋卯三郎、また通称として宇一郎という名前も用いています。実家代々染物屋を営んでいましたが、父も家業のかたわら絵を好んでおり、この父の影響を受けて翠石も幼少の頃から絵を描くことに没頭していました。そして15歳の頃に大垣の画家である戸田葆堂の元で絵を学び、さらに葆堂の師匠である京都の天野方壺に就いたのち、1886年に上京して渡辺小崋門下に入る事となったのです。
ところが翌年の1887年に母と師匠の小崋が立て続けに亡くなり、大垣に帰郷せざるを得なくなりました。以後独学で写生画派へと転じたのですが、1891年に発生した濃尾地震で父と家を失います。失意の中で翠石が打ち込んだのは虎画の制作で、本物の虎を観察するために虎の見世物興行に日々通い、独自の画風を完成させました。各時代を代表する画家達が虎図の名作を残していますが、翠石の虎図は生きた虎の写生が基盤になっており、緻密さや立体感を感じさせる画風が高く評価されています。
翠石の名が世に広く知られるようになったのは、1895年に開催された第四回内国勧業博覧会にて褒状・銀牌を受賞したことがきっかけです。さらに1900年のパリ万国博覧会では日本人で唯一、最高賞の金牌に輝きました。以後も内外の博覧会で受賞を重ね、「虎の翠石」として名声を高めていきましたが、後半生は病気療養のために神戸の須磨に隠棲し、一人で芸術を追求し続けました。老境を迎える頃には、日本画壇を代表する二大巨匠と同等の評価を受けていましたが、自分が好む絵を描き続け、権威ある国内の展覧会に出展することもありませんでした。そして1945年の8月、老衰のために81年の生涯を閉じました。生涯を通じて画壇と無縁で過ごした翠石ですが、その芸術に魅了された人は少なくありません。画風を慕って入門する者も多く、地元の岐阜では数多くの動物画家が誕生しています。
大橋翠石の主な略歴
1895年 | 第四回内国勧業博覧会で褒状・銀牌を受賞 |
1900年 | パリ万国博覧会で優等金牌を受賞 |
1901年 | 作品が宮内庁御用品となる |
1903年 | 第五回内国勧業博覧会で2等を受賞 |
1904年 | セントルイス万国博覧会で優等金牌を受賞 |
1910年 | 日英博覧会で優等金牌を受賞 |
1913年 | 宮中に虎図を納入 |
大橋翠石の作品
大橋翠石の代表作品には、1895年の「猛虎図」や1903年の「双虎図」、1907年の「猛獅図」などが挙げられます。勇猛な虎の図は威風堂々とした体躯や鋭い眼光が特徴的で、虎の毛を描くために刷毛に似た特殊な筆を自作するほどこだわった作品です。ちなみに虎の画風も変遷を重ねており、初期は南画風の筆法で毛書きは白黒で描かれているのに対し、中期から晩年に至る作品には金泥や胡粉を用いた毛描きが加えられています。この金泥や胡粉や駆使する事でリアリティが増し、生きている虎のような躍動感も表現されているのです。また翠石は元々動物好きで、虎以外にも獅子や猫、孔雀、鹿、金魚といった様々な動物も描いています。
大橋翠石の買取相場
1930年の「日本古画評価見立便覧」によると、近代日本画の二大巨匠である横山大観、竹内栖鳳と同等の価値と記されています。世の人々に珍重されていた画家であり、虎の名品なら買取額が300万円を超えることもあります。特に虎の図の掛け軸は人気がありますが、大きさや保存状態によって査定額は変わってきます。また同じ虎が描かれているにしても、正面を向いているか横からか、何頭描かれているかなど、作品の内容によっても評価が異なります。さらに大橋翠石の真作であるかも重要で、真贋鑑定されていないものや、証明書がついていないものは5~100万円程度になるかもしれません。一方、鑑定書や証明書があれば、数十万~数百万円の値がつく可能性があります。
大橋翠石の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
大橋翠石の買取でよくある質問
Q.偽物か本物か分かりませんが査定買取りして頂けますか?
A.真贋が分からない品でも査定させて頂きます、当店が真贋を見分け買取りさせて頂きます。
Q.1点でも出張買取りして頂けますか?
A.1点のみとの事でしたら画像を送って頂くか詳しいお話をお聞かせ下さい、品物によっては1点でも出張買取り致します。
Q.大橋翠石の作品以外にも絵画や掛け軸など骨董品があり運べません出張買取りして頂けますか?
A.喜んで出張買取にお伺い致します。
Q.作品が色ヤケやシミなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取りはできますが高価買取は難しいかもしれません。
Q.遠方ですが出張買取りして頂けますか?
A.ご内容次第で遠方でも出張買取りできますのでご相談下さい。
Q.鑑定証がついておりませんが買取り可能ですか?
A.東美鑑定評価機構鑑定委員会の鑑定が付属していた方が査定が高くなりますが付属していなくても買取り可能です。
大橋翠石の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
大橋翠石の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「掛け軸買取店の永寿堂」におまかせ下さい。大橋翠石の作品で絵画や掛け軸など様々な作品を買取りさせて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、大橋翠石の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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