速水御舟の作品を買取りしております。売却をお考えの速水御舟の掛け軸や額や木版などの買取りは永寿堂におまかせ下さい。電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。こちらでは速水御舟についてや略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
1.速水御舟について
2.速水御舟に関する主な略歴
3.速水御舟の代表作
4.速水御舟の買取相場
速水御舟の作品買取で当社が選ばれる理由
速水御舟の買取でよくある質問
5.速水御舟の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ先
速水御舟について
速水御舟は、1894年(明治27年)に東京浅草の質屋の次男として生まれ、本名は蒔田栄一といいます。幼い頃より、質屋の鎧兜や骨董に親しんで育ち、14歳の時に日本画家の松本楓湖に入門しました。1905年には、松本楓湖から禾湖の号を授かっています。その後は号を浩然と変え、のちに御舟と改め母方の速水家を継いでいたことから速水姓を名乗るようになりました。
松本楓湖の門下生で兄弟子ある今村紫紅に大きな影響を受け、紅児会に入会。紅児会が解散すると、院展に活躍の場を移し「萌芽」を出品。作品は原三溪の所有となり、これ以降、原三溪は速水御舟の最大の後援者となりました。1917年に出品した「洛外六題」は、横山大観や下村観山から絶賛を受け日本美術院の同人に推挙されています。
1919年に、市電に轢かれて左足を切断するという不運に見舞われましたが、画に対する情熱に影響することはなく、その後も精力的に描き続けました。1921年に結婚した後は、洋画家の岸田劉生に影響を受けるなど、新しい表現や技法を求め続け様々な作品を残しています。1925年には代表作となる「炎舞」を制作。その後は院展に「名樹散椿」を出品し、高い評価を受けています。
生涯を通じて画風を変え、独自の画境を切り開き、多くの美術家から日本画の担い手として期待されていましたが、1935年に腸チフスにより逝去。享年40歳の若さでした。
速水御舟に関する主な略歴
1894年 | 東京浅草に生まれる。 |
1908年 | 松本楓湖主宰の安雅堂画塾に入門。 |
1909年 | 松本楓湖から禾湖の号を授かる。 |
1910年 | 巽画会展に「小春」を、烏合会展には「楽人」を蒔田禾湖の名で出品。 |
1911年 | 巽画会展に「室寿の讌」を出品、宮内省買い上げとなる。同年、今村紫紅、安田靫彦らの紅児会に加わる。 |
1912年 | 号を自ら浩然とする。 |
1913年 | 巽画会展で「萌芽」が銅賞受賞。作品は原三溪が購入し、これを契機に後援を受ける。 |
1914年 | 号を御舟と改め、この頃母方の速水家を継ぎ「速水姓」を名乗る。同年、美術団体「赤曜会」を今村紫紅らと結成。 |
1917年 | 院展に「洛外六題」を出品し日本美術院の同人に推挙される。 |
1925年 | 代表作となる「炎舞」が完成。 |
1929年 | 院展に「名樹散椿」を出品。 |
1929年 | イタリア政府よりオクイシェー・クーロンヌ勲章を受章。 |
1935年 | 腸チフスにより死去。享年40歳 |
速水御舟の代表的な作品
#炎舞
1925年の夏、軽井沢の別荘を借りて一家で滞在中に完成させた「炎舞」は、重要文化財に指定され、速水御舟の最高傑作として評価の高い作品です。焚き火とそれに群がる蛾が描かれ、幻想と細かな写実が融合し、背景の闇は黒に朱を混ぜるなど深い闇を見事に表現しています。速水御舟自身「もう一度描けと言われても二度とは出せない色」と語っています。
#京の舞妓
1920年の作品。第7回院展に出品されています。舞妓の衣装や畳の目まで丹念に描写された写実性の高い作品で「細密描写」の大作として知られています。しかし、発表された時に横山大観から「悪写実」と酷評され、この作品以降は人物画から遠ざかったと言われています。
#名樹散椿
1929年に院展に出品された「名樹散椿」は「炎舞」と同じく重要文化財に指定されています。背景の金地は「撒きつぶし」という技法によるもの。装飾的な構成や単純化されたモチーフなどは、琳派や西洋画の影響を受けているとされています。
速水御舟の買取相場
速水御舟は40歳の若さで亡くなったこと、「洛外六題」などの多くの作品が関東大震災で焼失してしまったことに加え、寡作であったことや御舟自身が気に入らない下書きや画稿などは捨ててしまっていることから、現存する作品が少ない作家です。そのため、保存状態や大きさ、いつ完成した作品かによって買取価格は違ってきます。吉田耕三の鑑定書があれば30万円以上の査定となる事が多いでしょう。汚れや傷がなく保存状態の良いものは、買取価格が高くなる傾向があります。文献などに掲載されている作品であれば300万円以上にもなる作品もございます。
速水御舟の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
速水御舟の買取でよくある質問
Q.偽物か本物か分かりませんが査定買取りして頂けますか?
A.真贋が分からない品でも査定させて頂きます、当店が真贋を見分け買取りさせて頂きます。
Q.1点でも出張買取りして頂けますか?
A.1点のみとの事でしたら画像を送って頂くか詳しいお話をお聞かせ下さい、品物によっては1点でも出張買取り致します。
Q.速水御舟の作品以外にも絵画や掛け軸など骨董品があり運べません出張買取りして頂けますか?
A.喜んで出張買取にお伺い致します。
Q.作品が色ヤケやシミなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取りはできますが高価買取は難しいかもしれません。
Q.遠方ですが出張買取りして頂けますか?
A.ご内容次第で遠方でも出張買取りできますのでご相談下さい。
Q.木箱がなくても買取りできますか?
A.木箱が付属していなくても買取り可能です。
Q.吉田耕三の鑑定証がなくても買取りして頂けますか?
A.鑑定証がなくても買取りさせて頂きます。
Q.版画ですが買取りして頂けますか?
A.版画でも買取り可能です。
速水御舟の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
速水御舟の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。速水御舟の作品で掛け軸や額や木版など様々な作品を買取りさせて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、速水御舟の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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