田能村竹田の作品を買取りしております。売却をお考えの田能村竹田の掛け軸買取りは永寿堂におまかせ下さい。お気軽に電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。江戸後期の南画家として有名な田能村竹田についてや略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
1.田能村竹田(たのむら ちくでん)について
田能村竹田の主な略歴
田能村竹田の代表作
田能村竹田の買取相場
2.田能村竹田の作品買取で当社が選ばれる理由
3.田能村竹田の買取でよくある質問
4.田能村竹田の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ先
田能村竹田(たのむら ちくでん)について
江戸後期の文人画家、田能村竹田(たのむらちくでん)は1777年、豊後国竹田村(今の大分県竹田市)に岡藩の侍医、田能村碩庵の次男として生まれました。幼名を磯吉(のち玄乗、行蔵と改名)、名を孝憲といいます。幼少のころから詩才に富み、11歳で藩校由学館に入学。兄の死去により18歳で医業を継ぎましたが、生来病弱な体質で宿痾となった眼と耳の病気への悩みが深く、22歳のころ医業を廃しました。一方、学問の面では医師で儒学者の唐橋君山や肥後国学の祖といわれる高本紫溟、後に熊本藩医となる村井琴山などに師事して藩校の頭取にまで上りつめ、画を同郷の画人である淵野真斎や渡辺蓬島らに学んで画才を深めるなどして頭角を現しました。
22歳のとき、幕命により「豊後国志」の編纂に携わることになり、準備のため江戸や大阪、京都、博多、下関など各地を周遊します。国志完成まで8年の歳月を要しましたが、この間、谷文晁や浦上玉堂、岡田米山人、頼山陽、上田秋成などといった斯界の大家との知遇を得て見識を高めました。南画との出会いもこの頃です。1811年、35歳のとき、藩内に百姓一揆が起こります。これに際して竹田は2度にわたって藩政改革の建言書を藩に提出しますが、受け入れられなかったため辞表を提出。37歳で隠居生活に入ります。
隠居生活に入った竹田は、この頃から本格的に南宗画法に専念するようになり、京都や大坂など各地を周遊する中で多くの文人画人と交流を深めるようになりました。この間に極められた絵画技法が自分自身が見たもの感じたものをありのままに描き、そこに漢詩で賛を添える「豊後南画」という独自の画法に結実したとされています。1825年、50歳のとき、竹田は長崎を訪れます。ここで竹田は中国の文化の奥深さに触れ、中でも絵画の技術の高さにもはや筆を折りたくなったというほどの衝撃を受けたとされています。しかし、そこで気を取り直し、来舶清人や長崎派の画家などから中国絵画の技法を詳しく学んだことで、以後代表作といわれる数多くの名作を生み出しました。
文人画家としての竹田の名は広く知れ渡り、入門希望者は日に日にその数を増していきました。そのため、竹田は51歳のとき、「補拙盧」と名付けた入門者のための宿舎を作り、そこで指導するようになりました。弟子の個性や自主性を重んじた指導方法で、絵画に加えて漢詩の作り方なども伝授しました。1835年、59歳のとき滞在先の大阪で体調を崩し、岡藩の医師となっていた息子の太一に見守られながら死去しました。
田能村竹田の主な略歴
1777年 | 豊後国直入郡竹田村で生誕。名は孝憲。 |
1787年 | 藩校由学館に入学する。 |
1795年 | 田能村家嫡子となり、翌年医業を継ぐ。 |
1798年 | 医業を廃し、由学館出勤の命を受ける。 |
1801年 | 「豊後国志」編纂のため江戸へ行く。 |
1808年 | 臼杵藩士安東吉太夫妹・さだと結婚、長男太一生まれる。 |
1811年 | 岡藩に百姓一揆起こる。 |
1813年 | 隠居が許可される。 |
1825年 | 長崎を訪れ、長崎派の画家などから中国絵画の技法を学ぶ。 |
1827年 | 「補拙盧」を作り、入門者の指導に当たる。 |
1835年 | 滞在先の大阪で死去。 |
田能村竹田の代表作
田能村竹田の代表作の一例としては重要文化財指定作品である大分市美術館所蔵の「暗香疎影図」、大分県立美術館に寄託品の「歳寒三友双鶴図」、大分県立美術館所蔵の「稲川舟遊図」、東京国立博物館所蔵の「松巒古寺図」などがあります。
田能村竹田の買取相場
田能村竹田は、真作であれば数十万円~の査定となります、内容次第では数万円の査定となる作品もございます。逆に出品作や文献に掲載されている作品であれば100万円以上の査定となる掛け軸も多くあります。しかし、人気の画家であった為に贋作も多くございます。もし手元に田能村竹田の掛軸があるのでしたら専門家に鑑定してもらうと良いでしょう。
田能村竹田の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
田能村竹田の買取でよくある質問
Q.偽物か本物か分かりませんが査定買取りして頂けますか?
A.真贋が分からない品でも査定させて頂きます、当店が真贋を見分け買取りさせて頂きます。
Q.1点でも出張買取りして頂けますか?
A.1点のみとの事でしたら画像を送って頂くか詳しいお話をお聞かせ下さい、品物によっては1点でも出張買取り致します。
Q.田能村竹田の作品以外にも絵画や掛け軸など骨董品があり運べません出張買取りして頂けますか?
A.喜んで出張買取にお伺い致します。
Q.作品が色ヤケやシミなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取りはできますが高価買取は難しいかもしれません。
Q.遠方ですが出張買取りして頂けますか?
A.ご内容次第で遠方でも出張買取りできますのでご相談下さい。
Q.木箱がなくても買取りできますか?
A.木箱が付属していなくても買取り可能です。
田能村竹田の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
田能村竹田の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。江戸後期の南画家として有名な田能村竹田の掛け軸を高価買取させて頂きます。また竹田の漢詩や画が彫刻された煎茶道具なども高価買取対象となります。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、田能村竹田の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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