富岡鉄斎の作品を買取りしております、斬新な構図と色彩感覚で自由奔放な画を描き、高い評価を受けた画家の富岡鉄斎が描いた掛軸や書のご処分売却をお考えであれば高価買取させて頂きます。
【目次】
富岡鉄斎(とみおか てっさい)について
富岡鉄斎の略歴
富岡鉄斎の買取のポイント
富岡鉄斎の買取りは永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ先
富岡鉄斎(とみおか てっさい)について
富岡鉄斎は1837年1月25日、京都法衣商十一屋伝兵衛富岡維叙の次男として誕生しました。猷輔を通称とし、道昴・道節の名を経て明治初頭に一時鉄斎と名乗りますが、後に百錬と名を改めます。聴覚に軽い障害を持っていましたが、幼少期から非常に精力的に勉学に励んでいたことでも知られています。
富岡家の家学である石門心学から始まり、大国隆正からは国学や勤王思想を、岩垣月洲らからは漢学、陽明学、詩文などの薫陶を受けました。18歳頃に女流歌人大田垣蓮月尼から教えを受け、その翌年には南北合派の窪田雪鷹、大角南耕から絵について学ぶことになります。南画や大和絵の絵画様式についてもこの頃に身につけました。さらに長崎に遊学してからは長崎南画派の祖門鉄翁、木下逸雲・小曽根乾堂らから指導を受けています。やがて山中静逸との出会いを契機として画業を生業とするようになり、私塾も開設しています。
30~40代頃は大和国石上神宮や和泉国大鳥神社の宮司を務めていました。大和国の式内社加夜奈留美命神社の復興は鉄斎の手によるものです。「万巻の書を読み、万里の道を往く」を座右の銘としていたことでも知られており、その言葉通り鉄斎は日本各地へ足を運んでいます。北海道を旅し、アイヌ風俗を題材として1874年に制作された「旧蝦夷風俗図」は今でも富岡鉄斎の代表作として有名です。
鉄斎の絵は徐々に認められていき、多くの展覧会の審査員を務めるようになります。ただ、鉄斎自身は自らを学者であると自認していたためか、自らが一般の展覧会に出品することは少なかったと言われています。それでも豊富な知識や幅広い絵画様式を取り入れて描かれるその画風は極めて独創的でした。手掛けた作品の数は一万点を超えると言われ、80歳を過ぎても色彩感覚に優れた傑作を世に送り出していました。その自由奔放な画風は近代日本画を語る上では欠かせない存在となり、今なお世界中で高い評価を受け続けています。晩年は胆石症を患っていましたが、1924年の大晦日にそれが悪化。そのまま京都の自宅にて89歳で息を引き取りました。富岡鉄斎の作品は兵庫県宝塚市の「鉄斎美術館」と西宮市の「辰馬考古資料館」に特に多く収蔵されています。
富岡鉄斎の略歴
1886年 | 京都青年絵画研究会展示会の評議員に就任 |
1890年 | 京都美術協会委員に就任 |
1891年 | 京都市立日本青年絵画共進会顧問に就任 |
1897年 | 日本南画協会を発足 |
1917年 | 帝室技芸員に選出 |
1919年 | 帝国美術院会員となる |
富岡鉄斎の買取のポイント
富岡鉄斎の独自の画法は、水墨画でありながらも油絵のような趣を持つと言われます。彼の画風はセザンヌやゴッホといった西洋画家の作品との共通点が多く、欧米諸国の絵画ファンからも高い評価を受けています。ダイナミックな筆運びや大胆な構図と繊細な造形を両立した鉄斎の作品は諸外国でも高額で取引されています。中でも「青緑山水図」や「魚籃観音図」といった掛け軸は非常に需要が高く、買取においても高額査定となる可能性の高い品目です。それだけに富岡鉄斎の作品は偽作も多く、査定には豊富な経験と本物を見極める確かな知識が必要です。
富岡鉄斎の買取りは永寿堂へ!
富岡鉄斎の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。斬新な構図と色彩感覚で自由奔放な画を描き、高い評価を受けた画家である富岡鉄斎の掛軸を高価買取させて頂きます。
当社は掛け軸をはじめ、幅広いジャンルを取り扱っております。骨董品や陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品や書道具やアンティーク品など、さまざまなコレクション品を買取りさせて頂きます、電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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