朝倉文夫の作品を買取りしております、東洋のロダンと呼ばれた明治~昭和のかけて活躍した彫刻家の朝倉文夫が制作したブロンズ像のご処分売却をお考えであれば高価買取させて頂きます。
【目次】
20世紀を代表する彫刻家!朝倉文夫について
朝倉文夫の主な略歴
朝倉文夫の作風は?代表的な技法についても紹介
朝倉文夫の買取相場は?状態はどう影響するのか
朝倉文夫の買取でよくある質問
朝倉文夫の買取りは永寿堂へ!
20世紀を代表する彫刻家!朝倉文夫について
◆上京して才能が開花
1883年、大分県大野郡上井田村で朝倉文夫は生まれました。少年時代の文夫は尋常中学校で3回も落第するなど、学業に苦戦していました。母の勧めもあって1902年、文夫は上京して芸術を学び始めます。兄の影響もあって彫刻を志向するようになった文夫は1903年、東京美術学校に入学しました。文夫は熱心に彫刻を学び、コンクールでも注目されるようになっていきます。1907年に卒業した文夫は制作のペースをますます加速させていきます。青年期の文夫は最高傑作とされる「墓守」を発表し、芸術界での地位を確立させました。
◆戦火をくぐり抜けて
1910年、文夫は東南アジアに旅立ち、8カ月かけてマレー、シンガポール、ボルネオ、ブルネイなどを見て回りました。この経験を通して、文夫の作風は変わっていきます。ますます力強い作品を志すようになった文夫は、自らのアトリエを建て、後進の教育にも熱心に励むようになりました。太平洋戦争ではアトリエこそ戦火を逃れたものの、文夫の作品の多くは消滅してしまいます。それでも文夫の創作意欲は衰えず、1948年には第6回文化勲章を受章しました。1964年、文夫は急性骨髄性白血病で他界します。墓地は大阪府の天王寺にあります。
朝倉文夫の主な略歴
1910年 | 「墓守」が第4回文展に出品される |
1915年 | 「加藤弘之像」が1916年の第10回文部省美術展覧会に出品される |
1932・1938年 | 「大隈重信像」を発表 |
1948年 | 第6回文化勲章を受章 |
1952年 | 「太田道灌像」を東京国際フォーラム内に置く |
1962年 | 「大谷米次郎夫妻像」を浅草寺に置く |
朝倉文夫の作風は?代表的な技法についても紹介
◆彫塑家とも呼ばれる
一部では、朝倉文夫を「彫刻家」ではなく「彫塑家」と呼んでいます。彫刻とは、石や木を削って、作品を完成させる技法です。一方、彫塑は粘土で形を作った後、石膏で型をとります。その型にブロンズなどを流し込み、彫塑は完成します。彫塑は彫刻以上に耐久力があり、後世に残りやすい技法です。また、ブロンズの光沢、力強さも彫塑の大きな特徴だといえるでしょう。文夫は彫塑の第一人者であり、青年期以降、数多くの作品を世に送り出しました。
◆写実主義を貫く
修業時代の文夫は、観念的なモチーフを表現する傾向にありました。転機となったのは1910年の「墓守」です。置いた墓守をリアルに形作り、その人生や性格までにじませるような傑作です。文夫は「写実主義」と呼ばれる、モチーフをありのままに描き出す方向性で、多くの作品を完成させてきました。東南アジアの視察を終えた後は、人間の力強さ、官能性を追求し始めます。偉人やアスリートをモチーフに選ぶことが多くなり、躍動感みなぎる作風へと変わっていきました。
朝倉文夫の買取相場は?状態はどう影響するのか
彫塑作品に関して、朝倉文夫には2万円ほどの買取価格がつけられてきました。ただし、作品の状態が良好だと5万円以上の価格がつけられることも珍しくありません。また、人気作品、有名なモチーフになるとプレミアム価格がつけられています。10万円以上の買取価格がつくケースもありえます。箱と鑑定書がついていると、価格はさらに上がるでしょう。
朝倉文夫の買取でよくある質問
Q.店頭に持ち込みしたいですが店頭買取はしておりますか?
A.店頭買取もしておりますのでご予約の上、ご来店ください。
Q.作品が傷や汚れなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取り致します。
Q.朝倉文夫の作品であれば2万円以上の買取りは保証されますか?
A.ペーパーウェイトのような作品ですと朝倉文夫の作品でも2万円お付けできない作品もございます。
朝倉文夫の買取りは永寿堂へ!
朝倉文夫の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。東洋のロダンと呼ばれた明治~昭和のかけて活躍した彫刻家の朝倉文夫が制作したブロンズ像を高価買取させて頂きます。
当社はブロンズ像をはじめ、幅広いジャンルを取り扱っております。骨董品や陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品や書道具やアンティーク品など、さまざまなコレクション品を買取りさせて頂きます、電話またはメールでお問い合わせください。
●永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
骨董品コラムの
ピックアップ記事
2024.04.03
茶道具と骨董品の世界!歴史と美の交差点を探る
2024.01.25
骨董品で高く売れるものは?その特徴やおすすめできない売却方法もご紹介!
2024.02.02
骨董品には需要がある?価値を最大限に引き出すコツもご紹介!
2022.05.18
骨董品の種類まとめ|価値のあるものの特徴や高く売るためのポイントを解説
2022.05.17
骨董品とは?骨董品とは何なのか?定義や種類について解説
2024.04.26
価値ある骨董品とは?有名な骨董品作家についてご紹介!
2024.01.05
骨董品の買取相場はいくら?買取時のポイントや買取方法などを解説!
2024.03.30
なぜ骨董品の需要が高いの?需要の秘密と価値を高めるコツもご紹介!
2024.10.04
高い買取価格を期待できる銀瓶の特徴とは?買取業者を選ぶポイントも紹介