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オールドノリタケの買取りは永寿堂へ | 特徴や見極め方についても解説
オールドノリタケの買取り品

オールドノリタケの買取りとオールドノリタケについて

オールドノリタケの買い取りはおまかせください。ご不要となり、処分売却をご検討のオールドノリタケがございましたら、買い取りさせて頂きます。出張買い取りや店頭買い取りや宅配買い取り、さまざま方法で買取り対応致します。

【目次】
1. ノリタケについて~日本洋食器のパイオニア
2. オールドノリタケの特徴
3. オールドノリタケの見極め方と、復刻版について
4. オールドノリタケの買い取りでよくある質問
5. オールドノリタケの買い取りは永寿堂へ!

 

ノリタケについて~日本洋食器のパイオニア

オールドノリタケについてのイメージ画像

「オールドノリタケ」について語る前にはまず、「そもそもノリタケとはどういう会社か」について語らなければなりません。
ノリタケの全身となる「森村組」が生まれたのは、1876年、まだ明治時代のころです。その時代にすでに彼らは海外と取引をしていたのですが、このころにやり取りされていたものといえば、日本生まれの骨董品が中心でした。しかし「日本生まれの陶磁器」にも徐々に注目が集まっていた時代で、森村組も当然この「日本生まれの陶磁器」に関心を寄せていました。

その関心が明確な形を取るようになったのは、1889年のことです。パリの万国展覧会で西欧の陶磁器の美しさに魅せられた創業者たちは、「この美しさを日本でも作り上げたい」と考えるようになります。8年の時を経てヨーロッパに技術者を派遣、そして「日本生まれの原料を使った」「日本生まれの陶磁器」の作成に、彼らは取り掛かります。

今では珍しいものではなくなった日本生まれのディナーセットは、彼らが生み出したものです。時代はすでに大正になっていましたが、その繊細で美しいデザインは、ディナーセットの故郷であるヨーロッパでも爆発的な広がりを見せたといわれています。彼らが描き出した真っ白な美しい陶磁器は、今までの土っぽい灰色の陶磁器の文化そのものさえも塗り替え、新しい時代を切り開くためのきっかけともなりました。

 

オールドノリタケの特徴

現在「オールドノリタケ」と呼ばれているものは、このような語るべきノリタケ歴史のなかで登場したものです。オールドノリタケの定義は明確ではありませんが、一般的に、「1800年代~1945年までに生まれたノリタケ製品」を指すことが多いといえます。
ちなみにこの「オールドノリタケ」は、大きく2つの種類に分けられます。

ひとつは、「アールヌーボー式」と呼ばれるものです。植物と曲線をよく使用し、エレガントで優美で柔らかな印象を抱かせるスタイルです。すでに述べた日本初のディナーセットもこのアールヌーボー形式で、現在「オールドノリタケ」と言えば、基本的にはこちらを指すことが多いといえます。
もうひとつは「アールデコ式」と呼ばれるスタイルです。アールヌーボー式と対にして語られることが多いもので、非常に直線的で幾何学的、機能的であるという特徴を持ちます。
ちなみにオールドノリタケは「金」を使った装飾でも非常に有名です。「オールドノリタケと金」についてはこちらの記事を参考にしてください。

芸術性の高いアールヌーボー式に比べて、アールデコ式は実用性を重んじたもので、リリースされた当時は「ローコストなのに美しい」という扱いがされていました。つまり、アールヌーボー式よりもアールデコ式の方がずっと庶民的なものだったのです。
しかしアールヌーボー式のオールドノリタケがその後も歴史を紡ぎ続けたのに比べて、アールデコ式のオールドノリタケはわずか10年にも満たない間に消えてしまいました。現存する数が非常に少ないため、現在ではむしろ、高級路線であったアールヌーボー式よりもアールデコ式の方が高値で取引されているという「逆転現象」が起こっています。

 

オールドノリタケの見極め方と、復刻版について

ノリタケの製品は数多く出回っており、今でも気軽に買うことができます。ノリタケは時代に合わせて柔軟にデザインを変えていったり増やして行ったりするため、知識のない状態で一目だけ見て、そのノリタケがいつできたものかを知るのは非常に難しいといえるでしょう。

しかしノリタケの場合、「作られた年代によって、刻印に大きな差がある」という特徴があります。
この刻印も複数あるのですが、オールドノリタケの代表的な刻印として、青緑のマルキ印や、ロイヤル染付(表記Nippon)と呼ばれる青色の印などがあります。ノリタケ製品が手元にあるのなら、歴代のノリタケ製品の刻印と照らし合わせてみるとよいでしょう。

ちなみに現在はノリタケ自身が「オールドノリタケのオマージュ作品」として、当時のデザインをモチーフにして作ったシリーズをリリースしています。現在のニーズにあわせた使いやすさと、当時のデザインを掛け合わせて作ったこのシリーズは、時代やニーズに合わせて変化・進化していったノリタケらしいものだといえるでしょう。
ただそれでも、本物のオールドノリタケだけが持つきらめきは色あせることなく、コレクターの心を喜ばせています。

 

オールドノリタケの買い取りでよくある質問

Q1,復刻版のオールドノリタケオマージュコレクションと、本物のオールドノリタケオに違いはありますか?
A1.どちらもノリタケが出しているものですが、復刻版のオールドノリタケはオマージュ元のオールドノリタケとは異なり、現在のライフスタイルに合ったデザインに仕上げられています。
また、オマージュ元のオールドノリタケと似たデザインのものであっても、底を見れば現行品の刻印が入っていることが分かります。刻印はそれを作った時代のものを打つため、現在の復刻版のオールドノリタケオオマージュコレクションの刻印は当時のものではなく、近代のもの(1980年代後半以降の王冠モチーフのものなど)が使われています。

Q2.オールドノリタケのなかにネイティブ・アメリカン(インディアン)の柄の物がある。これって本物? この時代にはネイティブ・アメリカンはほぼいなかったような……
A2.現物を見ないとその真贋の確定はできませんが、オールドノリタケのなかにはネイティブ・アメリカンをモチーフにしたものもあります。これが作られたのは20世紀前半で、すでにネイティブ・アメリカンは西部開拓によってほぼ壊滅させられていました。しかしこの時期に同時にアメリカでそのネイティブ・アメリカンに対する畏敬と関心が巻き起こり、文学などにもよく取り上げられるようになりました。

アメリカ向きのデザインを模索していた当時のノリタケのデザイナー自身はこのネイティブ・アメリカンと直接会ったことはありませんでしたが、このようにアメリカで盛り上がった文学で描かれたネイティブ・アメリカンの姿を元に、アメリカ向けの食器に彼らを描き出しました。そのなかの一部が現存して、「オールドノリタケ」と呼ばれるようになったのです。

 

オールドノリタケの買い取りは「永寿堂」へ

オールドノリタケの買取りは永寿堂へオールドノリタケを売るなら永寿堂へお持ちください。永寿堂では、その人気ゆえに贋作も多く出回っているオールドノリタケを一つひとつ丁寧に査定します。多種多様な骨董品の買い取り実績があり、豊富な知識を有し。骨董品の販売ルートを多数用意しているため、それを生かした高価買い取り価格を提示します。
売却方法も店舗買い取りや出張買い取り、宅配買い取りなど、お客さまの都合にあった方法が選択できます。気になった方は、以下の問い合わせからお気軽にご相談ください。

 

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