三浦小平二の作品を買取りしております、青磁の技法で重要無形文化財保持者に認定された三浦小平二が制作した茶碗やぐい呑などのご処分売却をお考えであれば高価買取させて頂きます。
【目次】
三浦小平二(みうら こへいじ)について
三浦小平二の主な略歴
三浦小平二の買取相場
三浦小平二の買取りは永寿堂へ!
三浦小平二の茶碗やぐい呑みなど青磁作品を買取りします
三浦小平二(みうら こへいじ)について
三浦小平二は1933年3月21日、新潟県佐渡郡相川町(現在の佐渡市)にて生まれました。生家は佐渡無名異焼の窯元であり、小平二は窯元の五代目となります。幼少の頃より窯元の作業を目の当たりにしており、父である三浦小平から手ほどきを受けていました。1955年に東京芸術大学彫刻科に入学した際は、在学中に陶磁器研究会を作り、卒業後は加藤土師萌に師事して青磁の伝統技法を学ぶようになります。また1969年には中近東や東アフリカ、1978年には中国やモンゴルなどの国を巡り、多種多様な磁器の研究に力を入れていきました。その中でも特に強い影響を受けたのが、中国発の南宋官窯や鈞窯の青磁です。
南宋官窯の青磁の原料は鉄分を多く含んでいますが、故郷である佐渡の無名異の土に近似している事に気付いた小平二は、無名異土を下地にした器に青磁釉をかけるという独特な技法を開発しました。青磁の雰囲気を保ちつつも、佐渡の持つ朱色の土の特性を活かした、他に類を見ない世界観が築かれています。さらに色絵を組み合わせて人物や風物を描く表現はどこかユーモラスで、陶芸の世界の新たな展開を示すと注目されるようになりました。青磁に絵付けをするオリジナルのスタイルは海外でも高く評価され、パリやニューヨークなど世界各国で個展を開いています。ちなみに小平二の作風はアジアやアフリカの風物をモチーフとしたものが見られますが、これは海外への旅が影響したと言われています。
国内では1961年の新日展入選を皮切りに、1962年の現代日本陶芸展での朝日新聞社賞、1976年日本伝統工芸展での文部大臣賞受賞など数々の賞を受賞しました。そして1990年に東京芸術大学工芸家陶芸講座教授に、2000年には名誉教授に就任します。社団法人日本工芸会理事等も歴任し、次世代への指導教育に貢献しました。また1996年に紫綬褒章を受章、1997年には重要無形文化財「青磁」保持者に認定されています。晩年も精力的に活動し、多くの名作を残した小平二ですが、2006年10月3日、東京都国立市の自宅にて73歳の生涯を終えました。
三浦小平二の主な略歴
1933年 | 佐渡無名異焼窯元、三浦小平の長男として誕生 |
1955年 | 東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業 |
1961年 | 五味竹子と結婚 |
1964年 | 国立市に開窯 |
1966年 | 日本伝統工芸展入選 |
1967年 | 第7回伝統工芸新作展にて優秀賞受賞 |
1976年 | 第23回日本伝統工芸展にて文部大臣賞受賞 |
1992年 | 相川町に「三浦小平二 小さな美術館」設立 |
1993年 | 日本陶磁協会金賞受賞 |
1994年 | 第7回MOA賞工芸部門大賞受賞 |
1996年 | 紫綬褒章を受章 |
1997年 | 重要無形文化財保持者(青磁)に認定される |
2006年 | 逝去 |
三浦小平二の買取相場
三浦小平二の買取相場は状態や作品により大きく変わりますが。例えば青磁茶碗の作品であればインターネットオークションで50,000円~250,000円辺りで取引された事例がございます。作品次第ではそれ以上の価格で取引される品もございます。
三浦小平二の買取りは永寿堂へ!
三浦小平二の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。青磁の技法で重要無形文化財保持者に認定された三浦小平二が制作した茶碗やぐい呑みや花入れや徳利や皿や壺などを高価買取させて頂きます。
当社は茶道具をはじめ、幅広いジャンルを取り扱っております。骨董品や陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品や書道具やアンティーク品など、さまざまなコレクション品を買取りさせて頂きます、電話またはメールでお問い合わせください。
●永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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