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香道具の買取りと売く売る方法について解説|香道具買取は永寿堂へ
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香道具買取で売却するためのおすすめポイント5つ!高く売却する方法とは?

香道具は、香りを楽しむ香道で使われる道具です。香道具の種類は多く、灰を入れて香りを聞くための香炉、香合や火道具などが用いられます。

今回は、香道具を高く売却するためのポイント5つを紹介します。香道具の種類や注意点とあわせ、大切な香道具を買取に出す際の参考にしてください。

【目次】
香道具とは 
香道具の歴史 
高額買取されやすい香道具の種類 
香道具を高く売却するためのポイント5つ 
香道具の買取価格の相場 
香道具を売却する際の注意点 
香道具の買取は永寿堂におまかせください 
まとめ

 

香道具とは

香炉の画像香道具とは、香りを愛でる「香道」に用いる道具のことです。香木と呼ばれる小さな木を炷き(たき)香りをたしなむ香道では、さまざまな道具が用いられます。

代表的な香道具は、七ツ道具と呼ばれる香を炷きだすために使われる道具です。その他、香りを聞くための香炉や香木を入れる香合、手前をする道具を収めるための箱などが必要になります。

 

香道具の歴史

奈良時代、日本ではすでに香が使われていました。仏教とともに国内へ伝来し、人々へ広まっていったと考えられます。

当時、香の主な目的は、仏前を清め邪気を払うことでした。そのため、香料は現在のように香炉に入れることはなく、直接火にくべられていたといいます。

芸道としての香道が確立したのは、室町時代後半に入ってからのことです。東山文化の八代将軍足利義政が、香を愛でる芸道としての香道の祖となりました。

やがて、香道は武士だけでなく、町人や農民層まで広がっていきます。香道が世に広まるとともに、より香りを楽しむためと作られたのが「香道具」です。香炉や香合など、香を鑑賞するための多くの優れた香道具が誕生し、やがて香道は茶道に並ぶ教養のひとつとして認知されるようになりました。

参考:公益財団法人 お香の会

 

高額買取されやすい香道具の種類

高額買取できる香道具イメージ多くの種類があるなか、高価買取されやすいのは以下のような種類の香道具です。

  1. 香炉
  2. 香合
  3. 火道具(七ツ道具)
  4. 香・練香・香木

なかでも、香炉は素材や加工法によって買取額が異なります。実際に香道をたしなんでいないと、香道具の種類は複雑でわかりにくいものではないでしょうか。ここでは、各道具の使い道や特徴について紹介します。

 

1.香炉

香炉は、香木を熱で炷き、香りを楽しむための道具です。香道では、香木の香りを嗅ぎ分けることを「聞く」といいます。聞香(もんこう)とも呼ばれ、その際に用いる聞香炉は、手のひらにおさまる小さなサイズが一般的です。

中に灰を入れるため、聞香炉の多くは円柱型の湯呑のような形をしています。底には足が3つ付いているのが特徴です。素材は瀬戸焼や伊万里焼、絵付けが施されたものなどさまざまな種類がみられます。なかにはフタ付きのものもあるなど、バリエーションの豊富さが魅力のひとつといえるでしょう。

また、「志野流」と呼ばれる流派で使う香炉は「志野香炉」と呼ばれます。志野焼の志野香炉は、素朴で温かみのある風合いが特徴です。年代物や有名作家の作品は、芸術品として扱われることもあります。

 

2.香合

香合は、香木や練ったお香「練香(ねりこう)」などを入れる道具のことです。サイズは手のひらに乗る小さなものが主流ですが、形や色合いはさまざまなタイプが作られています。

茶道では、季節にあわせた香合を用いるのが主流です。11月から4月の炉の季節には陶磁器製の香合。5月から10月の風炉の季節には、唐木や竹でできた漆器製の香合が用いられます。

一方、香道で使用されるのは「重香合」と呼ばれる香合です。香道に使う道具を入れられるよう三段重ねになっており、蒔絵をほどこした豪華なものから素朴な焼き物まで、さまざまな種類が揃います。

 

3.火道具(七ツ道具)

火道具は、香を炷きだすために用いられる道具です。七ツ道具とも呼ばれ、主に以下の7種の道具が含まれます。

・銀葉挟(ぎんようばさみ)

銀葉と呼ばれる雲母でできた板を扱う際に用いられます。ピンセットのような働きをする香道具です。

・香匙(こうさじ)

香木を銀葉に乗せるときに使用されます。

・香筯(きょうじ)または香箸(こうばし)

香を炷く際に、香木を挟むための香道具です。

・鶯(うぐいす)

数種の香を組み合わせる「組香」で用いられる香道具です。香木が包んであった紙をまとめる際に使用されます。

・羽箒(はぼうき)

香炉の縁についた灰を掃除するために用いられる香道具です。かつてはトキの羽根で作られていました。

・灰押(はいおさえ、はいおし)

聞香では、香炉に灰を入れて形を整える「灰作り」をおこないます。灰押は、その際に用いられる道具です。灰を押さえながら山形に整えるために使用されます。

・火筯(こじ)

持ち手の長い火箸のような道具です。炭団を扱う際に用いられます。

 

4.香・練香・香木

聞香に欠かせない香りそのものを指し、粉末状の香原料を使った「練香」と、樹木から採れる「香木」にわかれます。

香原料を蜜や梅肉などで練り固めた練香は、平安時代には貴族の嗜みとして用いられていました。香木は、さらに「伽羅(きゃら)」、「沈香(じんこう)」、「白檀(びゃくだん)」などに分類されます。

なかでも、最上級品といわれるのが伽羅です。生産量は少なく、現在は上質なものを手に入れるのは難しくなっています。

 

香道具を高く売却するためのポイント5つ

香道具を高く売るイメージ香道具を高く売却するためのポイントは、以下の5つです。

  1. 年代や歴史が古い香道具
  2. 高名な作家による香道具
  3. 共箱といった保管箱が付属
  4. 香道具の素材や材質
  5. 保存状態が良好

長い歴史を誇る香道に使われてきた道具の中には、骨董品としての価値を有しているものがあります。作家によっては、高額取引の対象となり得る品もあるでしょう。手持ちの香道具を売却したいときは、ぜひこれらのポイントを意識してみてください。

 

1.年代や歴史が古い香道具

作法が確立された室町時代から現代まで、香道は長い歴史をたどってきました。その間に作られた香道具は、骨董品としての価値を有しています。

骨董董品とは、希少価値のある古美術品や古道具のことです。実際には香道をたしなんでいない骨董コレクターからのニーズも見込まれます。そのため、買取時にも高い額が期待できるでしょう。

 

2.高名な作家による香道具

磁器や陶器でできた香道具のなかには、有名作家が手がけたものが存在します。焼き物であれば、有田の「酒井田柿右衛門」、明治時代の陶工「諏訪蘇山」などがその代表です。

作家の銘の入った香道具は作家物と呼ばれ、市場でも高値で取引されています。作者が不明な場合は、専門業者に査定を依頼するのがおすすめです。焼き物だけでなく、金や蒔絵の細工を施す有名作家も存在するため、香道具の確かな価値を見極めたうえで買取に出すことができます。

 

3.共箱といった保管箱が付属

作家が手がけた作品には、共箱(ともばこ)と呼ばれる箱が付いています。作品名や作者の名前が記された箱です。香道具だけでなく、多くの茶道具や掛け軸なども共箱に入れられています。

香道具の共箱があるときは、必ず一緒に買取に出してください。買取市場では、共箱があるほうが品物が高く評価されるからです。共箱そのものが骨董品としての価値を有している場合もあります。

 

4.香道具の素材や材質

香炉や香合のなかには、金や銀、象牙、ヒスイなどで作られたものがあります。これらは素材そのものが高額のため、香道具も高値で取引されるでしょう。なかには、ジュエリーで使用される赤珊瑚製の香炉も制作されています。

また、素材が高額な場合、美術性が高くサイズが大きいほど高値で取引されるのが一般的です。香道具の素材について判断に迷うときは、専門業者へ相談してみてください。特に、金相場は変動しやすいため、確かな知識を持つ業者での売却をおすすめします。

 

5.保存状態が良好

香道具を買取に出す際、保存状態は大切なポイントです。同じ品でも汚れや傷がない方が高く評価されます。

特に、年代の古い香道具は取り扱いに注意してください。香炉の場合、3本の足のうち1つでも折れてしまうと評価が下がってしまいます。買取業者まで持参するのであれば、欠けや割れにも注意しましょう。

また、漆器の香道具はカビが生える可能性があるため、定期的に風に当てメンテナンスするのがおすすめです。

 

香道具の買取価格の相場

香道具の買取相場は、道具の種類や材質、作家などによって異なります。特に高値が付きやすいのは、有名作家の品や高価な素材で作られた香道具です。ここで紹介する相場はあくまでも一例ですが、手持ちの香道具を買取に出す際の参考にしてください。

まず、香炉の買取相場についてみていきましょう。香炉は、作家物であるほど高く評価されます。楠部彌弌や富本憲吉といった陶芸家の香炉であれば、数百万円で取引されることもあるでしょう。また、ヒスイや銀、象牙などの材質も注目したいポイントです。

香炉

銅製鳳凰型香炉

15,000円

翡翠蓋付き香炉

23,000円

藤二 作 銀製 兎模様香炉

30,000円

有田焼香炉 酒井田柿右衛門作

50,000~100,000円

福島武山 九谷焼香炉

100,000円

龍泉窯 青磁香炉

80,000~130,000円

中国骨董 本珊瑚香炉

100,000~150,000円

 

次に、香道に欠かせない香木の買取相場です。香木の相場は、伽羅や沈香、白檀などの種類によって異なります。仏具に用いられることもある白檀の買取相場は、1gあたり10〜60円です。インド・マイソール産の白檀の場合は、およそ10倍の160〜280円で取引されることもあります。

沈香の相場は白檀より若干高く、1gあたり50〜150円です。希少性の高い伽羅は、並のものでも1gあたり2,000〜20,000円の値が付けられています。

香木

京都 山田松香木店 伽羅 香木

2,000~6,000円

沈水香木伽羅 銘 春雪

5,000円

ベトナム産 緑油伽羅 香木

3,000~50,000円

 

香道具を売却する際の注意点

香道具の使用イメージ香道具を売却する際は、以下の2点に気を付けてください。

  1. 相場価格は素人ではわかりにくい
  2. フリマアプリではトラブルになる可能性

前述したように、香道具は種類が多く素人ではわかりづらい面が多々あります。また、形や材質、作家などにより価格が大きく異なるのが特徴です。

さらに、より高い額で売りたいときは売却先にも気を配る必要があります。ここでは、手軽に利用できるフリマアプリの注意点もみていきましょう。

 

1.相場価格は素人ではわかりにくい

香道具の相場価格は、素人ではわかりにくいものです。高額対象となる金や銀の相場は日々変動していきます。また、高級な香木は、産地によって1gあたりの相場が異なるのが特徴です。

また、ひとくちに香炉といっても、用途によって種類や形はさまざまに変化します。陶器なのか磁器なのかによっても相場は変わってくるでしょう。

さらに作家による付加価値まで考えると、香道具の相場価格は非常に複雑になります。そのため、買取は専門知識を持つ業者に依頼するのがおすすめです。

業者選びに迷うときは、公式ホームページの情報や口コミなどを参考にしてください。香道具の買取実績があったり、香道具に関する情報をのせている業者であればより信頼できます。

香道具の数が多かったり、交通手段がなかったりする場合は宅配買取や出張買取が利用できると便利です。無料査定サービスをおこなっている業者であれば、より安心して利用できるでしょう。

 

2.フリマアプリではトラブルになる可能性

近年は、不要になった品を手軽に出品できるフリマアプリを利用する方も増えてきました。しかし、香道具を売却する際は、トラブルになる可能性があるため注意が必要です。

確かな知識がないまま出品すると、適正価格より安い値で売却し損をしてしまうかもしれません。また、写真を撮影し出品したり、購入者とやり取りをしたりと手間や時間も必要になります。

なるべく早く品物に見合う値で香道具を手放したいというときは、専門業者の利用がおすすめといえるでしょう。

 

香道具の買取は永寿堂におまかせください

香道具の高価買取は永寿堂イメージ香道具を売るなら「永寿堂」へお持ちください。永寿堂では、香炉から香合、火道具、香まで香道具を一つひとつ丁寧に査定します。

多種多様な骨董品の買取実績があり、豊富な知識を有しているため適正価格での買取が可能です。香道具はもちろん、茶道具に骨董品と幅広いジャンルの買取に対応します。骨董品の販売ルートを多数用意し使い分け、業界トップクラスの買取価格を提示できることが強みです。

売却方法も店舗買取や出張買取、宅配買取など、お客さまの都合にあった方法が選択できます。気になった方は、以下の問い合わせからお気軽にご相談ください。

 

【永寿堂のお問い合わせ】

・TEL:0120-060-510

・メールフォーム:https://www.eijyudou.com/contact/

・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

香道具の買取りについてのまとめ画像香道具には、香炉や香合、火道具などさまざまな種類があります。また、香道に欠かせない香木も、種類によっては希少性が高く高額取引される品です。グラム数が大きければ、十数万円の値が期待できます。

一方で、香道具は相場価格が幅広く、素人ではわかりづらい一面があることも特徴です。大切な香道具を適正価格で売却したいときは、専門業者への依頼を検討してください。品物の確かな価値を見極めることができます。

宅配買取や出張買取など、柔軟なサービスを提供している業者であれば、よりニーズに沿った買取を実現できるでしょう。

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