骨董品買取りの永寿堂「【南天棒買取】南天棒の掛け軸買取は永寿堂へ」|愛知・名古屋を中心に全国へ骨董品を出張買取します

骨董品買取店 永寿堂への電話アイコン 骨董品買取店 永寿堂への電話 line

お知らせ・コラム

NEWS
【南天棒買取】南天棒の掛け軸買取は永寿堂へ
南天棒(中原鄧州)のタイトル

南天棒の掛け軸を買取りしております。売却をお考えの南天棒の掛け軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい。南天棒の異名で知られる臨済宗の僧侶・中原鄧州、諱は全忠、別号に白崖窟などを持つ中原南天棒についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。

【目次】
南天棒(なんてんぼう)について
 南天棒の略歴
 南天棒の豪胆な作風
 南天棒の買取相場
南天棒の高価買取は永寿堂におまかせ下さい!
 永寿堂へのお問い合わせ先

 

南天棒の掛け軸を高価買取りします

南天棒(なんてんぼう)について

南天棒は、主に明治から大正にかけて活躍をした、臨済宗の僧です。1839年に、唐津藩士であった塩田壽兵衛惟和の子供として生まれます。そして、7歳の時に、母親の多喜子がこの世を去ります。そのことをきっかけに、南天棒は死について深く考えるようになり、仏の道に進むことを決心します。仏門に入った南天棒は、雄香寺の麗宗全澤の下で修業をし、11歳で得度を果たして正式な僧となります。

得度してからも、南天棒は雄香寺で修業を続け、四書五経や漢詩などを学びます。そして、18歳になると雄香寺を出て、山城国の円福寺に入り、石應宗眠の下で修業を行います。さらに、22歳の時には阿波慈光寺の懶翁文常、25歳になってからは久留米梅林寺の羅山元磨と、複数の高僧の下で修業をしています。

30歳になった南天棒は、毛利藩にある大成寺の住職となります。そして、修行で訪れた大徳寺と妙心寺の両方から、寺を視察する役目を任されました。南天棒という名前は、視察の道中で、南天の棒を、未熟な僧を指導するための棒として手に入れたというエピソードが元になっています。そして、南天棒は1874年と1876年に、全国の禅道場を巡り、法戦を挑みました。その法戦に敗れ、未熟者だと判断された僧は、南天棒によって殴打されたという逸話が残っています。

視察が終わってからは、南天棒は山城国の弘済寺建立や江湖選仏道場の設立など、僧として積極的に活動をしていきます。そして、1891年には、妙心寺からの命で、瑞巌寺の住職となります。瑞巌寺は、伊達家と深いつながりを持つ、旧仙台藩を代表する寺でした。しかし、明治維新の一環である版籍奉還によって収入源や土地を失い、存続の危機に瀕していました。その危機を脱するために、南天棒が呼ばれました。

南天棒は1896年に、瑞巌寺の住職として、師の役割を担える高僧を再試験し、未熟者がいないかを確かめる宗匠検定法を提案しています。しかし、宗匠検定法が実現することはありませんでした。それどころか、弟子の不始末や災害などの不幸が、南天棒に舞い込みます。そして、弟子の不始末の責任を取り、南天棒は謹慎することになります。瑞巌寺の住職であった南天棒は、宗匠検定法などによって、周囲に敵を作っていました。そのため、周囲に味方となる人物がおらず、最終的には追い詰められ、瑞巌寺の住職を辞めることになります。

1902年になると、南天棒は兵庫県にある海清寺の住職となります。そして、後生の僧の育成に力を入れるようになりました。そして、南天棒の指導を受けた人物の中には、日本の歴史を代表する思想家である、平塚らいてうもいました。南天棒の修行は厳しいものでしたが、らいてうはその修行を乗り越え、南天棒から認められています。そのように、数多くの人物に修行を付けた南天棒は、1918年に生前葬を行っています。そして、1925年に、87歳でこの世を去りました。
乃木希典や児玉源太郎や山岡鉄舟らが彼の影響を受けたと言われております。

 

南天棒の略歴

1850年 得度を果たす
1857年 修行の旅に出る
1874年 禅僧の視察のため、全国を回る旅に出る
1891年 瑞巌寺の住職となる
1896年 宗匠検定法を提案する
1902年 海清寺の住職となる
1918年 生前葬を執り行う

 

南天棒の豪胆な作風

南天棒は作品として、数々の書を残しています。いずれも力強い筆使いが特徴で、勢いよく書かれています。また、代表作である「雲水托鉢図」「馬図」のように、文字共に絵が添えられている作品も数多くあります。絵は、文字のような荒々しい見た目ではなく、コミカルで可愛らしい見た目をしているものが多いです。

南天棒(中原鄧州)の書画イメージ

 

南天棒の買取相場

南天棒が手掛けた書の買取額は、作品によって大きく異なります。10万円以上の値が付くものもあれば、真作であっても内容次第では数千円~数万円程度で買取されるものもあります。真作と判断が難しい掛け軸の場合は数千円の買取相場となっております。

 

南天棒の高価買取は永寿堂におまかせ下さい!

南天棒の買取りは永寿堂へ

南天棒の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。南天棒の異名で知られる臨済宗の僧侶・中原鄧州、諱は全忠、別号に白崖窟などを持つ中原南天棒の掛け軸を高価買取させて頂きます。

当社は幅広いジャンルを取り扱っており、南天棒の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。

永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com

関連記事