山本梅逸の掛け軸を買取りしております。売却をお考えの山本梅逸の掛け軸の買取りは永寿堂におまかせ下さい。江戸時代後期に山水画や花鳥画を得意とした尾張地方を代表する南画家である山本梅逸についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
山本梅逸(やまもと ばいいつ)について
山本梅逸の略歴
山本梅逸の作風と代表的な作品
山本梅逸の買取相場
山本梅逸の高価買取は永寿堂におまかせ下さい!
永寿堂へのお問い合わせ先
山本梅逸(やまもと ばいいつ)について
山本梅逸は、1783年(天明3年)に名古屋で欄間の彫刻師であった父のもとに生まれました。13歳で父は亡くなりますが、家業は継がずに幼い頃から好んでいた画の道へと進みます。地元の絵師であった狩野派の山本蘭亭に学んだあと、のちの四条派となる張月樵に入門。豪商の神谷天遊の庇護を受ける中で、生涯の友となる中林竹洞と出会います。神谷天遊に連れられて万松寺に出向いた時に、王冕の「墨梅図」に深く感銘をしたことから梅逸の号を授けられたとされています。
1802年(享和2年)、神谷天遊が亡くなったのを機に中林竹洞とともに京に上り、古寺をめぐって数多くの模写をするなど修行を積みます。一旦名古屋に戻るものの、1832年(天保3年)に京都に再び赴いた時には、画家として文人社会においても知られる存在となりました。その後も京都での人気がますます高まっていく中、山本梅逸は煎茶に親しみ、頼山陽などとの交遊煎茶にも注力。梅逸流と称され、茶道具の目利きとしても知られるほか、煎茶の普及にも貢献したと言われています。京都では20年以上にわたって活躍しましたが、中林竹洞が亡くなった翌年の1854年(安政元年)に御用心支配の地位を得て、名古屋に戻ります。晩年を郷里で送り、1856年(安政3年)75歳で生涯を終えました。
山本梅逸の略歴
1844年 | 茶会席を彩る席飾りの図案集『清娯帖』を描く |
1847年 | 『四季花鳥図屏風』を描く |
1852年 | 煎茶会図録『茗讌品目』を刊行 |
1854年 | 尾張藩御用絵師格として取り立てられる |
山本梅逸の作風と代表的な作品
山本梅逸を象徴する作品は、ダイナミックな構図ときめ細かな筆遣いで描かれる花鳥図や山水画です。四条派の流れを汲んだ繊細さと独自の表現方法である荒々しさが融合された作風が魅力となっています。自由で躍動感にあふれる中にも写実性と優美な装飾性を持ち、精妙なタッチで描いていく高度な技術は日本美術の歴史を塗り替えたとも評されるほどです。代表作としては、愛知県指定文化財に選ばれている『四季花鳥図屏風』をはじめ、重要美術品に指定されている『畳泉密竹図』、東京国立博物館が所蔵する『八松双鷹図』などが挙げられます。
山本梅逸の買取相場
山本梅逸の作品は日本国内だけではなく、海外からも高い評価を受けています。山本梅逸は数々の掛け軸作品がありますが、買取相場は3,000円から200,000円ほどと幅広いです。買取価格は掛け軸の大きさ、状態、作品点数などにも左右されますが、複製や模写と比較して、書き込みの良い山本梅逸本人の作品と鑑定できている真作については高い買取価格となる傾向があります。
山本梅逸の高価買取は永寿堂におまかせ下さい!
山本梅逸の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。江戸時代後期に山水画や花鳥画を得意とした尾張地方を代表する南画家である山本梅逸の掛け軸を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、山本梅逸の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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