三味線の買取相場は?高く売れる条件や高価買取ポイント | 骨董品買取は愛知名古屋の永寿堂へ

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【三味線買取】三味線の売却ご処分であれば高価買取の永寿堂へ
買取りできる三味線イメージ

三味線は、日本の伝統楽器の1つです。中国から伝わり、日本で独自の進化を遂げてきました。三味線の種類は3種類あり、それぞれ相場を知らなければ安く買い叩かれてしまうこともあるのです。この記事では、三味線の種類や用途、買取相場、高く売れる条件などを解説します。

【目次】
三味線とは?
 三味線の歴史
三味線の種類と用途
 種類1.太棹の用途
 種類2.中棹の用途
 種類3.細棹の用途
三味線の買取相場
 1.太棹の買取相場
 2.中棹の買取相場
 3.細棹の買取相場
高く売れる三味線の条件
 胴や棹の木材の種類
 胴の彫刻細工
 バチ(撥)やコマ(駒)・糸巻
 金細(金ホゾ)
三味線の高額買取ポイント
 保存状態に注意して管理する
 経年劣化する前になるべく早めに手放す
三味線の買取は永寿堂におまかせ下さい
 永寿堂のお問い合わせ
まとめ

 

三味線とは?

飾られた三味線の画像

三味線は、日本の伝統楽器の1つです。三味線は、木製の胴の表面に犬や猫の皮を貼り付けた弦楽器で、長い棹(さお)に張られた3つの弦を撥(ばち)で弾いて演奏します。弦はそれぞれ太さが異なり、太いほうから一の弦、二の弦、三の弦です。
三味線には、調弦のパターンがあります。響きを変化させ、音の雰囲気を変えて楽しむことも可能です。現在では、落語や漫才の寄席などで効果音に使われたり、お座敷で芸者さんが踊る曲を奏でるときに使われています。

 

三味線の歴史

三味線は、15〜16世紀に作られた楽器とされています。三味線はもともと中国の「三弦(サンシエン)」が由来でした。三弦が琉球(沖縄)へ伝わり、形を保ったまま日本独自の発展をしていったのです。三味線が作られてからは500年程度しか経っておらず、日本の伝統楽器の中では新しい楽器の1つとされています。
三味線には犬や猫の皮が使われていることを先に述べました。その理由には、当時の日本では犬や猫の皮が入手しやすかったことが挙げられます。現存する古い三味線は、1596年頃に作られていますが、現在とほとんど形が変わっていません。

 

三味線の種類と用途

三味線の種類日本に古くからある三味線には、主に3つの種類があります。

・太棹
・中棹
・細棹

三味線は、種類によって用途が異なることが特徴です。ここからは、三味線の種類ごとの特徴と用途について解説していきましょう。現在、自分の持っている三味線がどのような種類のものなのか見分けがつかない方は、以下を参考にしてみてください。

 

種類1.太棹の用途

胴体が大きく、しっかりと音が鳴るのが「太棹」と呼ばれる三味線で、棹の太さは30mm以上とされており、今回紹介する中で一番大きなものです。低く唸るような音色が特徴的で、和楽器バンドや吉田兄弟などの三味線演奏家も使っています。
昔は大道芸に使われていましたが、現在では人形浄瑠璃の効果音などに用いられているようです。

 

種類2.中棹の用途

中棹は定番の三味線ともいわれ、棹の太さは、27〜28mm前後です。高音域まで奏でられる種類として知られています。三味線といえば中棹を指すことが多いため、知っている方も多いかもしれません。
中棹は、日本各地のお祭りで使われている三味線です。また、浄瑠璃において哀愁を表現したり、箏曲では生田流の地唄などに用いられたりもします。高音域まで出せるため、使われるジャンルにも幅があるのです。

 

種類3.細棹の用途

細棹は、繊細で高音の音色が特徴の三味線です。棹の太さはおよそ25mmと小さめですが、しっかりとした音色を響かせる一面を持っています。お座敷では繊細に、舞台では迫力のある音色など、場面によって音の響き方が変わる特徴的な三味線といえるでしょう。

細棹は、主に長唄での演奏に適しています。また箏曲の山田流でも使われている種類です。

 

三味線の買取相場

三味線の買取相場イメージ三味線の買取相場を以下の3つの種類別に紹介します。

・太棹
・中棹
・細棹

同じ三味線であっても、種類や状態などによって相場が大きく違います。知らずに買取店に持っていくと、想像していた値段とのギャップにがっかりしてしまうこともあるでしょう。また、相場を把握せずに売ってしまうと、安く買い叩かれても気づかない可能性もあります。

自分の持っている三味線がどのくらいで売れるのか、相場をチェックしておきましょう。

 

1.太棹の買取相場

太棹の買取相場は、2〜30万円程度とかなり差があります。相場に大きな差が出る理由は、使われている木材の種類や加工方法が関わるためです。太棹はパフォーマンスに用いられることが多く、あまり中古市場に出回っていません。
三味線の代表的な種類である太棹津軽三味線の相場は、5〜8万円くらいです。津軽三味線は、全体的に相場が高い傾向にあり、初級品であっても高価買取が期待できます。

 

2.中棹の買取相場

中棹の買取相場は、数千円〜2万円程度です。地歌三味線では、1万8,000円程度で買取してもらえます。太棹よりも査定金額は下がってしまうでしょう。
ポピュラーな三味線であるため、過去に三味線を習っていて持っている方も多い種類です。同じ中棹であっても、棹の部分に「金ホゾ」などの加工がされていると高価買取が期待できます。
三味線の買取価格は、素人では判断しきれないことが多いです。そのため、どのくらいで売れるかが気になった場合には、専門家に見てもらうことをおすすめします。

 

3.細棹の買取相場

細棹の買取相場は、数千円〜10万円程度といわれています。紅木細棹三味線では3,000〜1万円、細棹の長唄三味線では6万4,800〜10万2,400円と、種類によっても査定額にかなりの幅があることが特徴です。
この細棹の三味線も、加工や状態によっては査定額に大きな差が出てくるため、査定をしてもらう際には注意しましょう。

 

高く売れる三味線の条件

高く売れる三味線の部品高く売れる三味線の条件は、以下の4つです。

・胴や棹の木材の種類
・胴の彫刻細工
・バチ(撥)やコマ(駒)・糸巻
・金細(金ホゾ)

以下では、高く売れる条件を詳しく解説します。満足した条件が多いほど、高価買取が期待できるでしょう。自分の持っている三味線が高く売れるものかどうかが気になる方は、以下を参考にしてみてください。

 

胴や棹の木材の種類

三味線の胴や棹には木材が使われており、その種類によって査定額が変化します。高く売れる木材の種類は、以下のとおりです。

・紅木
・紫檀
・花梨

中でも高価な木材は、紅木です。樹齢200年以上を経過している紅木が使われている三味線は、高級品であるとされています。
紅木の次に高く買い取られているのが紫檀です。見た目のなめらかな光沢が価値を高めているとされています。花梨という種類は安価であるため、お稽古用として使われることが多いです。
ちなみに、紅木で作られた三味線の場合、棹にトチと呼ばれる木の模様が入っているとさらに高価買取が期待できるでしょう。

 

胴の彫刻細工

胴の彫刻細工も査定額に差が出るポイントです。胴の彫刻細工には、以下の3種類があります。

・綾杉彫
・子持ち綾杉彫
・丸打胴

綾杉胴とは、三味線の内部をギザギザに加工したものです。これは音を良くするために施されたもので、ほとんどの業者で綾杉胴は高く査定してくれるでしょう。
綾杉胴には、内部の溝を二重にした子持ち綾杉彫と呼ばれるものもあります。こちらはさらなる高級品とされているため、かなりの高価買取が期待できるでしょう。
丸打胴とは加工されていないものを指し、お稽古用の三味線として用いられます。そのため、高価買取ができないことがほとんどです。

 

バチ(撥)やコマ(駒)・糸巻

三味線は本体だけではなく、撥や駒、糸巻なども査定対象になります。とくに高額買取が期待できるのは、出回っている数が少ない象牙やべっ甲で作られたものです。パーツが揃っていればいるほど、査定に大きくプラスになります。
もしも三味線本体がなかったとしても、撥や駒、糸巻だけでも買い取ってもらうことが可能です。パーツだけだからといって諦めず、まずは査定してもらいましょう。

 

金細(金ホゾ)

三味線の棹は、変形を防止するためと持ち運びを楽にするため3つに分けられます。分割した際に突出した接続部分を細(ホゾ)と呼び、そのホゾに金が埋め込まれている場合、高価買取が期待できるでしょう。
埋め込まれている金は、ただの飾りではありません。棹をつないだとき、密着度を高めるために利用されています。金ホゾの加工が施されている三味線は、一般的に高級品とされているのです。
そのため、買取専門店に持っていくと高額査定が期待できます。

 

三味線の高額買取ポイント

高価買取できる三味線三味線の高額買取のポイントは、以下の2つです。

・保存状態に注意して管理する
・経年劣化する前になるべく早めに手放す

これらのポイントを守れば、査定額が大きく変わる可能性があります。少し手間がかかるものの、2つのポイントをおさえた上で査定してもらうようにしましょう。高く売りたいと考えている方は、以下を参考にしてください。

 

保存状態に注意して管理する

三味線は、保存状態に注意して管理しておきましょう。とくに湿気や熱気に弱い楽器であるため、保存状態が悪いと皮の剥がれや接合部の緩みが生じます。一度緩んでしまうと修理費がかかってしまうため、管理の段階で気をつけておきましょう。
まれに自分で修理する方がいますが、それは避けるべきです。素人が修理してしまうと価値が下がります。三味線には専用の修理法があるため、壊れた場合でもそのまま査定に出してください。

 

経年劣化する前になるべく早めに手放す

三味線は、劣化してしまう前に早めに手放してください。高く売れる時期に売却しようと思って保管していても、経年劣化によって査定額が下がることがあります。使用しないのであれば、できるだけ早く売却してください。とくに三味線は、新品であればあるほど高価買取が期待できる傾向にあります。

なお、三味線以外の和楽器の買取について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

和楽器の買取おすすめポイント!三味線や琴などの種類や専門店の査定について

 

三味線の買取は永寿堂におまかせ下さい

三味線の高価買取は永寿堂へ三味線を売ろうと思ったのならば、ぜひとも「永寿堂」におまかせください。永寿堂は、三味線を一つひとつ丁寧に査定し、適正価格で買い取らせていただきます。複数確保している販売ルートを使い分けて買い取りできるのが当店のウリです。
三味線の人気が集中するルートで売却でき、適正価格をご提示できます。丁寧な査定と適正価格で買い取ってもらいたい方は、以下の問い合わせからご連絡ください。

 

永寿堂のお問い合わせ

・TEL:0120-060-510

・メールフォーム:https://www.eijyudou.com/contact/

・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

三味線買取りのまとめ

三味線とは日本の伝統楽器の1つで、木製の胴に犬や猫の皮を貼り付けた弦楽器のことです。中国の三弦が由来であり、日本に渡って独自の発展をしました。三味線には太棹や中棹、細棹の3種類があり、それぞれ用途や相場が異なります。
買取を希望する際には、自分の持っている三味線の種類や相場を把握した上で買い取ってもらうことが大切です。高く売れる三味線の条件には、木材の種類や彫刻細工などがあります。売却する際には、高額買取のポイントと合わせて把握しておきましょう。
もしも三味線をどこに売るべきかで迷った場合には、一度永寿堂にお持ちください。

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