李禹煥の絵画を買取りしております。売却をお考えの李禹煥の絵画や版画やフィギュアなどの買取りは永寿堂におまかせ下さい。日本を拠点に世界的に注目され活躍している「もの派」を代表的する美術家である李禹煥についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
李禹煥(リ ウファン)について
李禹煥の主な略歴年表
李禹煥の買取相場
李禹煥の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
李禹煥(リ ウファン)について
李禹煥(リ・ウファン)は、1936年に韓国の慶尚南道咸安郡で生まれた芸術家です。「具体」と並び、戦後の日本美術に大きな影響を与えた「もの派」における主導的役割を果たした作家として知られています。幼少期から思春期にかけて詩や書などに親しんだ李禹煥はソウル大学校美術大学絵画科に進学しますが、入学からわずか2ヶ月後の1956年の夏に、父親の使いで日本に住む叔父を訪ねるため密航船に乗り来日します。しかし、日韓の国交正常化前で危険と引き止められたため帰国を断念、拓殖大学で日本語を勉強した後に日本大学文学部哲学科に編入しました。
勉学の傍らアルバイトとして自分で描いた絵を売っていた李禹煥は、アルバイト先の階下にある画廊で赤瀬川原平や石子順造などの作家や評論家と出会ったことがきっかけで、本格的に美術の道に進むことを決意します。そんな李禹煥に大きな転機を与えたのが、大学卒業後の1968年に開催された展覧会「トリックス・アンド・ヴィジョン」です。「盗まれた眼」という副題を持つこの展覧会には多くの視覚的トリックを狙った作品が出品され、影響を受けた李禹煥は「錯視表現」をテーマにした作品を制作するようになりました。同時に、異なる視点から物体や「もの」同士の関係に注目する表現も手掛けるようになり、彫刻作品「関係項」シリーズを確立します。木や石などの自然素材や、鉄材やガラスなどの人工物をほぼ未加工のまま空間に置き、関係性を認識させる立体作品「関係項」シリーズは「もの派」と呼ばれるようになり注目を集めます。以降、李禹煥は「もの派」を代表する作家として認識されるようになり、現在でも彫刻や絵画における現代アートの中心で活躍を続けています。
李禹煥の主な略歴年表
1969年 | 論文「事物から存在へ」が美術出版社・芸術評論に入選 |
1971年 | 「もの派」の理論を支える重要文献「出会いを求めて」を刊行 |
1979年 | 第11回東京国際美術ビエンナーレ展に入賞 |
1990年 | 韓国文化省より文化勲章(花冠)を受章 |
1991年 | フランス文化省より芸術文芸勲章シュヴァリエ受章 |
1996年 | フランスのセントエティエンヌ近代美術館で「もの派」展を開催 |
1997年 | フランス国立美術学校の招へい教授就任 |
2001年 | 多摩美術大学教授就任 |
2001年 | 高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門受賞 |
2002年 | 紫綬褒章 |
2009年 | 旭日小綬章 |
2013年 | 韓国金冠文化勲章 |
李禹煥の買取相場
幅広い芸術分野で活躍する李禹煥ですが、買取市場に出てくる作品は油彩や水彩画、版画などが主流です。ただし流通数が少ないため高額になることが多く、リトグラフ作品であれば数十万円~数百万円、キャンバスに描かれた作品では数百万円~数千万円の買取り価格が期待できます。
李禹煥の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
李禹煥の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。日本を拠点に世界的に注目され活躍している「もの派」を代表的する美術家である李禹煥の絵画や版画などを高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、李禹煥の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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