舟越保武の作品を買取りしております。大理石やブロンズなどの素材を主に使いキリスト教に関連する作品を多く制作した具象彫刻家である舟越保武が制作したブロンズ像などのご処分売却をお考えであれば高価買取させて頂きます。
【目次】
舟越保武(ふなこし やすたけ)について
舟越保武の主な略歴
舟越保武の作品の特徴
舟越保武作品の買取相場
舟越保武の買取りは骨董品買取専門店の永寿堂へ
永寿堂へのお問い合わせ先
彫刻家の舟越保武についての経歴や買取相場について
舟越保武(ふなこし やすたけ)について
舟越保武は1912年12月7日、岩手県二戸郡一戸町小鳥谷にて、熱心なカトリック信者である父・保蔵、母・チヨの三男として誕生しました。県立盛岡中学校在学中に高村光太郎訳の「ロダンの言葉」を読んだことがきっかけとなり、彫刻家を志すようになります。そして1934年、東京美術学校彫刻科に入学しますが、ここで共に戦後の日本彫刻界を牽引していく事になる佐藤忠良と出会います。ちなみに佐藤忠良とは長きに渡って友情をはぐくみ、時にはライバルとしてお互いに尊敬し合う間柄となりました。
1939年に東京美術学校を卒業、その後は新制作派協会彫刻部創立に参加、会員となります。また1940年頃からは大理石彫刻に取りかかるようになり、第5回新制作派展に「隕石」を出品しました。1950年に新制作派展に出展した「アザレア」は文部省買い上げになるなど、順風満帆な生活を送っていた保武ですが、長男が生後8ヶ月で急死するという悲劇に見舞われます。この出来事を機に家族全員で洗礼を受けカトリックに帰依、その後は聖女像などキリスト教信仰やキリシタンの受難を題材とした作品を数々制作していきました。主な作品には、高村光太郎賞受賞の「長崎26殉教者記念像」や、中原悌二郎賞受賞の「原の城」などがあります。
また1967年から東京芸術大学教授、1981年から多摩美術大学教授、1986年からは東京芸術大学名誉教授に就任し、彫刻家の育成に力を注ぎました。1987年に脳梗塞で倒れ半身不随となってしまいましたが、リハビリに励み、晩年は左手のみで創作を続けました。1999年には文化功労者を受賞しています。死の直前まで作品を作り続けた保武でしたが、2002年2月5日、多臓器不全で89歳の生涯を終えました。なお画家の妻・道子との間に6人の子供がいますが、次男の舟越桂・三男の舟越直木も彫刻家として活躍しています。
舟越保武の主な略歴
1912年 | 岩手県に生まれる |
1938年 | 国展入選 |
1939年 | 新制作派協会彫刻部設立に参加 |
1962年 | 「長崎26殉教者記念像」で高村光太郎賞受賞 |
1967年 | 東京芸術大学教授に就任 |
1972年 | 「原の城」で中原悌二郎賞受賞 |
1981年 | 多摩美術大学教授に就任 |
1984年 | 勲四等旭日小綬章受章 |
1986年 | 東京芸術大学名誉教授に就任 |
1999年 | 文化功労者顕彰 |
2002年 | 多臓器不全で死去 |
舟越保武の作品の特徴
舟越保武は独学で直彫りによる石彫の技術を習得し、大理石や砂岩を素材とした石彫を多く制作してきました。日本において大理石彫刻家は希少であるため、芸術の世界では特異な存在となっています。女性をモチーフにした作品も数多く発表していますが、よく比較される友人の佐藤忠良とは作風に決定的な違いがあります。佐藤忠良は身近な人達をモデルに、わずかなバランスをとりながら理想の美を作り上げたのに対し、保武は自分が思う理想的な女性像をモチーフにして、理想の美を追求しました。
舟越保武作品の買取相場
舟越保武のブロンズ像作品の買取相場は作品の出来やモチーフなどにより大きく変わります、女性像であれば10万円~30万円程度の買取り査定が期待できるでしょう。作品次第ではそれ以上の買取り査定となる事もございます。頭部のみの作品は評価の高い作品と低くなる作品に別れますがデッサンやレリーフ作品は査定額は査定額が低くなる事が多いでしょう。
舟越保武の買取りは骨董品買取専門店の永寿堂へ
舟越保武の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。大理石やブロンズなどの素材を主に使いキリスト教に関連する作品を多く制作した具象彫刻家である舟越保武が制作したブロンズ像や大理石像や絵画を高価買取させて頂きます。
当社はブロンズ像作品をはじめ、幅広いジャンルを取り扱っております。骨董品や陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品や書道具やアンティーク品など、さまざまなコレクション品を買取りさせて頂きます、電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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