黒田清輝の絵画を買取りしております。売却をお考えの黒田清輝の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。日本洋画史において最も大きな足跡を残した画家の一人として有名な黒田清輝についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
黒田清輝(くろだ せいき)について
黒田清輝の主な略歴
黒田清輝の作品に関する知識
黒田清輝の買取相場
黒田清輝の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
黒田清輝(くろだ せいき)について
黒田清輝は、薩摩国鹿児島城下東千石馬場町出身の洋画家です。日本近代洋画の父とも呼ばれています。1866年8月9日に薩摩藩士の子供として誕生しましたが、後に伯父の黒田清綱に引き取られて養子となりました。黒田清輝が絵を学び始めたのは、1878年です。高橋由一門下だった細田季治のもとで、鉛筆画や水彩画を学びました。1884年には、フランスへ留学しています。留学の目的は法律の勉学でしたが、パリ在住の日本人の集まりで絵の才能を評価されたのがきっかけとなり、画家になることを決意したのです。ラファエル・コランに師事しながら、アカデミックや印象派などの手法を学んでいきました。1891年には、『読書』がサロン入選を果たします。その後の1893年には『朝妝』が公募の展覧会で入選して高い評価を得ました。
黒田清輝がフランスから日本へ戻ったのは、1893年です。帰国後は、久米桂一郎と一緒に洋画研究所天心道場を作ったり、東京美術学校の教員に就任するなどして、制作活動と並行して、美術教育活動にも取り組んできました。黒田清輝は才能ある画家でしたが、女性の裸体を描いた彼の作品は当時の日本では中々受け入れてもらえませんでした。1895年にフランスで入選した『朝妝』を内国勧業博覧会へ出展したところ、風俗を乱す作品だと批判の的となってしまったのです。また、1900年に白馬会展へ出品した『裸体婦人像』は、警察が出てくる大騒動となり、作品の半分を布で覆われるという事件が起こってしまいました。このような騒動があったにも関わらず、黒田清輝は芸術への情熱を失うことはありませんでした。フランスで学んだデッサンや油絵の指導に取り組むなどして、美術活動に深くかかわってきました。1910年には、帝室技芸員に選ばれています。
黒田清輝が亡くなったのは、1924年7月15日です。尿毒症が原因となり、58歳でこの世を去りました。黒田清輝は自分の遺産を美術の奨励事業に役立てることを望んでいました。そのような彼の意思をうけて、1928年に黒田記念館が竣工しました。
黒田清輝の主な略歴
1884年 | フランスへ留学 |
1891年 | 『読書』がフランスのサロンで入選 |
1893年 | Societe Nationale des Beaux-Artsで入選 |
1894年 | 洋画研究所天心道場を開設 |
1898年 | 東京美術学校教授に就任する |
1896年 | 白馬会を発足する |
1910年 | 帝室技芸員に選ばれる |
1920年 | 貴族院議員に就任する |
黒田清輝の作品に関する知識
黒田清輝の作品は、ヨーロッパのアカデミックな手法が取り入れられており、写実的な表現が用いられています。また、当時ヨーロッパで流行していた印象派の手法も積極的に取り入れて、明るい印象作品もたくさん制作していました。裸婦像、婦人像、少女像など人物画が多いことも黒田清輝の作品の特徴です。代表作には、『湖畔』、『智・感・情』、『昔語り』などがあります。『湖畔』は重要文化財に指定されており、東京国立博物館に所蔵されています。
黒田清輝の買取相場
黒田清輝は、日本近代洋画の父と呼ばれるほど有名な画家です。国内外で人気のある画家であるため、買取相場が高額になりやすい傾向です。特に女性を描いた人物画は価値が高いとされており、状態によっては1000万円以上の値段がつくかもしれません。風景画は人物画よりも、少し価格が下がりますが、数百万円程度で取引される可能性があります。
黒田清輝の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
黒田清輝の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。日本洋画史において最も大きな足跡を残した画家の一人として有名な黒田清輝の絵画を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、黒田清輝の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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