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【金山平三買取】金山平三の絵画買取は永寿堂へ
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金山平三の絵画を買取りしております。売却をお考えの金山平三の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。兵庫県に生まれ帝室技芸員の洋画家で日本の風景を多く描いた金山平三についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。

【目次】
金山平三(かなやま へいぞう)について
 金山平三の主な略歴
 金山平三が探求し続けた油彩のマティエールに関する知識
 金山平三の買取相場
金山平三の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
 骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

 

金山平三(かなやま へいぞう)について

金山平三は、1883年に金山春吉、ひさの第四子として、兵庫県神戸区(現・神戸市中央区)元町通りに誕生しました。小学校を卒業後に上京し、中学校を経て1905年9月、東京美術学校(現・東京芸術大学)西洋画科に入学します。主任教授であった黒田清輝らに師事、1909年3月に東京美術学校西洋画科を首席で卒業しました。卒業後は同校西洋画科研究科へと進んで助手となりますが、1911年2月に退学、郷里の神戸に戻りました。
1912年1月に神戸港から日本郵船平野丸で出航、3月にはパリに到着して、フランス留学に赴きます。31歳までの4年に渡って、パリを拠点にヨーロッパの写生旅行をして巡りました。パリでは島崎藤村らと親交があり、日本から渡欧した絵や文学の仲間と交友関係を深めます。主に印象派を研究し、パリの街並みを描いた金山平三の作品には、カミーユ・ピサロの影響が感じられます。

帰国後の1916年、第10回文展に初出品し、渡欧作である「巴里の街」と小豆島で描いた「夏の内海」が入選、「夏の内海」に関しては特選第二選に選ばれ、文部省買い上げとなります。翌1917年には、第11回文展において「氷すべり」が特選第一席に選ばれました。1919年9月に帝国美術院が創設、同院主催で帝国美術展覧会(帝展)が開催されると、金山平三は36歳にして帝展審査委員に選出されます。1924年には帝展委員、後に審査員となり、自身も帝展に精力的に出品しました。

1935年に文相・松田源治によって帝国美術院が改組されると、金山平三は中央画壇と一定の距離を取り、1936年から1959年に至るまで帝展不出品を貫きます。1945年3月17日の神戸大空襲で実家が罹災、5月に山形県北村郡横山村に疎開します。山形では、洋画家の刑部人や斉藤茂吉と親交を深め、1947年2月以降は北村山郡大石田町を拠点に隠遁生活を送りながら制作を続けました。1964年6月に病のため入院し、7月15日に享年81歳でその生涯を閉じました。

金山平三はその晩年に、重要な支援者であった郷里・神戸に本社を置く川崎重工業に自選作品100点(後に38点を追加)の永久保管を願い出ました。金山平三の没後、川崎重工業の保管作品のなかから、130点が妻の金山らくによって兵庫県に寄贈され、1970年の兵庫県立近代美術館設立に伴って同館の所蔵作品となります。現在は、館内に金山平三記念室が設けられ、「大石田の最上川」をはじめとする日本の原風景を描いた作品が展示されています。

金山平三の絵画

 

金山平三の主な略歴

1916年 第10回文展で「巴里の街」と「夏の内海」が入選、後者は特選第二席に選出
1917年 第11回文展で「氷すべり」が特選第一席に選出
1919年 帝展審査員になる
1957年 日本藝術院会員に任命
1959年 日展顧問を委嘱

 

金山平三が探求し続けた油彩のマティエールに関する知識

マティエールとは、絵肌や画肌のことを指します。パリへの留学経験を持つ金山平三は、日本の洋画家の油彩のマティエールへの無関心さに警笛を鳴らし、「百年後も残る油彩画を日本人の手で作る」と公言して、画材を厳選してマティエールを探求しながら作品を描き続けました。金山平三の油彩画の中心となる日本の原風景を描いた作品のみならず、静物画や人物画にもその姿勢が見て取れます。1948年の「大石田の最上川」は、雪の時期の最上川の眺めを描いた作品です。丁寧に油彩を塗り重ねて仕上げた最上川の川面は、色合いの微細な変化によって川面の反映が巧みに表現され、油彩のマティエールを探求し続けた金山平三ならではのこだわりが感じられます。

 

金山平三の買取相場

人気洋画家である金山平三の買取り価格の相場は真作と判断できる油彩画であれば数十万円の査定が期待できるでしょう。作品の出来や大きさ、モチーフ、いつの時代の作品かなどによって評価され、なかには500,000円程度の高い査定額がつく作品もあります。金山平三は雪の画家とも呼ばれており、雪景色を描いた作品は特に高い買取金額になる傾向です。芍薬や小菊といった花をモチーフにした静物画も人気となっています。

 

金山平三の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!

金山平三の買取りは永寿堂へ

金山平三の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。兵庫県に生まれ帝室技芸員の洋画家で日本の風景を多く描いた金山平三の絵画を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、金山平三の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL.0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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