川上冬崖の絵画を買取りしております。売却をお考えの川上冬崖の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。近代日本洋画の先駆者として幕末明治期に活躍した南画家で洋画家でもあった川上冬崖についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
川上冬崖(かわかみ とうがい)について
川上冬崖の主な略歴
川上冬崖の代表的な作品である南画に関する知識
川上冬崖の買取相場
川上冬崖の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
川上冬崖(かわかみ とうがい)について
川上冬崖は、1828年信濃国高井郡松代藩領福島新田村(現・長野県長野市)に農家の山岸瀬左衛門の二男として誕生しました。幼名は斧松、長じて萬之丞、寛と名乗ります。生まれ年については、1827年とする説もあります。11歳ごろに、母の実家にあたる須坂の黒坂神社大宮司の家に自ら希望して移り住み、須坂藩塾(立成館)に通って漢学の素養を身に着けます。江戸へ出て上野寛永寺で2年間奉公した後、寛永寺の子院・東叡山東叡院に小従として6年間勤めました。その間に、円山四条派の絵師・大西椿年に写生画を学び、画才を認められて「太年」の号を与えられました。
1851年に幕府御家人株を購入し、川上仙之助の養子となり、以後は川上姓を名乗ります。1856年ごろ蕃書調所へ入り、翌1857年絵図調出役となり、長崎海軍伝習所に赴いて、蕃書調所における正式な西洋画法研究の最初の人となりました。蘭学の知識を生かしてオランダ書を翻訳し、遠近法や製図、測量術などを研究し、石版画の模写なども行って、西洋画法の研究に打ち込みます。1861年に画学局が開設されると、画学局出役、翌1862年には同局筆頭になり、後に入局する部下・高橋由一と共に、博物図譜制作にあたるなど精力的に活動しました。1865年には、将軍・徳川家茂に従って上京し、製図や写真撮影の技術者としての仕事に従事します。
明治維新後は、下谷御徒町の自宅内に日本で最初の洋画塾にあたる「聴香読画館」を開き、小山正太郎、中丸精十郎ら多くの初期洋画家の指導にあたりました。川上冬崖は、西洋画法を研究して多大なる業績を残す一方で、南画家としての名声がきわめて高く、繊細で伸びやかな筆致の花鳥画などを描きました。1877年に第一回内国勧業博覧会の美術部の審査主任、1881年の第二回内国勧業博覧会でも審査官を務めたものの、熱海において客死しました。
川上冬崖の主な略歴
1857年 | 蕃書調所絵図調出役 |
1876年 | 明治天皇の北海道行幸に随行、油画2点を制作献納 |
1877年 | 第一回内国勧業博覧会で美術部の審査主任に就任 |
1881年 | 第二回内国勧業博覧会で審査官に就任 |
川上冬崖の代表的な作品である南画に関する知識
川上冬崖は、伝統美術から西洋美術に至るまで、幅広い美術の知識や技術を身に着け、多様なジャンルの作品を残しています。なかでも、南画の評価が高く、中国明・清代の画法による花卉を得意としました。
南画は、中国の南宗画に由来し、日本的な解釈を加えて発展したもので、文人画と呼ばれることもあります。日本の水墨画における気韻生動と写意を第一とする精神を守りつつ、南画においては、加えて逸品や去俗が重視されるのが特徴です。
川上冬崖の買取相場
川上冬崖の買取り価格は数万円~数十万円と幅広く、作品の出来や大きさ・種類・制作時期、保存状態などにより評価されます。花卉や石といった自然をモチーフにした文人画は特に人気があり、高値で取り引きされています。
掛け軸の場合、二重箱に入った作品は特に高い買取金額になる傾向にあります。
川上冬崖の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
川上冬崖の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。近代日本洋画の先駆者として幕末明治期に活躍した南画家で洋画家でもあった川上冬崖の絵画を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、川上冬崖の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL.0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp
骨董品コラムの
ピックアップ記事
2024.04.03
茶道具と骨董品の世界!歴史と美の交差点を探る
2024.01.25
骨董品で高く売れるものは?その特徴やおすすめできない売却方法もご紹介!
2024.02.02
骨董品には需要がある?価値を最大限に引き出すコツもご紹介!
2022.05.18
骨董品の種類まとめ|価値のあるものの特徴や高く売るためのポイントを解説
2022.05.17
骨董品とは?骨董品とは何なのか?定義や種類について解説
2024.04.26
価値ある骨董品とは?有名な骨董品作家についてご紹介!
2024.01.05
骨董品の買取相場はいくら?買取時のポイントや買取方法などを解説!
2024.03.30
なぜ骨董品の需要が高いの?需要の秘密と価値を高めるコツもご紹介!
2024.10.04
高い買取価格を期待できる銀瓶の特徴とは?買取業者を選ぶポイントも紹介