多田等観の掛け軸を買取りしております。売却をお考えの多田等観の掛け軸や書や全集の買取りは永寿堂におまかせ下さい。チベットの寺院で修行を積んだ僧侶でチベット学を学んだ仏教学者である多田等観についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので作品の購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
多田等観(ただ とうかん)について
多田等観の主な略歴
「デルゲ版チベット大蔵経」について
多田等観の買取相場
多田等観の買取は骨董品買取専門店の永寿堂へ
永寿堂へのお問い合わせ先
多田等観(ただ とうかん)について
多田等観は、1890年7月1日に西船寺の住職の三男として南秋田郡土崎港町旭町(現・秋田市土崎港)に生まれました。秋田県立秋田中学校(現・秋田県立秋田高等学校)卒業後は、勉強のために京都の西本願寺に得度入籍します。1911年に法主大谷光瑞からの命を受けインドへ渡った多田等観は、ダライ・ラマ第13世との謁見を果たした時に「トゥプテン・ゲンツェン」という名を授かりました。
1913年にチベットのラサへ入国した多田等観は、チベット仏教の1つであるラマ教を学ぶためにセラ学問寺に留学しました。セラ寺では、10年間に渡り因明部や仏教哲学などを学びます。そして、日本人で初めて仏教の最高学位であるゲシェーを与えられました。1923年に、チベット仏教に関する文献や仏典を数多く携えて帰国してからは、東京大学やカリフォルニア大学などで講師を歴任します。その傍ら、「デルゲ版チベット大蔵経」や「西蔵撰述仏典目録」の編纂・刊行を行いました。1956年に創設された東洋文庫チベット学研究センターで主任研究員としてチベット学専門家の育成に従事し、1967年2月18日にその生涯に幕を閉じました。
多田等観の主な略歴
1925年 | 東北帝国大学講師 |
1942年 | 東京帝国大学、慶應義塾大学講師 |
1950年 | カリフォルニア大学講師 |
1955年 | 学士院賞受賞 |
1956年 | 東洋文庫チベット学研究センター主任研究員 |
1966年 | 勲3等旭日中綬章を叙勲 |
「デルゲ版チベット大蔵経」について
チベットから帰国した多田等観が編纂・刊行した「デルゲ版チベット大蔵経」は、インド原典をチベット語に訳したもので、ブッダの教えや教団の生活規定、更には経典解説などが詳しく記載されています。デルゲ版の総目録としては学界で初となり、後の仏教研究に大きく貢献しました。
多田等観の買取相場
多田等観は、「超日月光」や「赤脚上刀山」など多くの掛け軸を残しています。多田等観の買取相場は、作品の大きさにもよりますが5千円から3万円以上と幅広いです。買取価格は、掛け軸の大きさや状態や書いてある内容によっても違いますし、また掛け軸を書いた年代によっても変わってきます。
多田等観の買取は骨董品買取専門店の永寿堂へ
多田等観の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。チベットの寺院で修行を積んだ僧侶でチベット学を学んだ仏教学者である多田等観の掛け軸や書を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、多田等観の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp
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