国吉康雄の絵画を買取りしております。売却をお考えの国吉康雄の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。岡山県生まれでアメリカ合衆国に移民し活動した洋画家である国吉康雄についての略歴や代表作なども記載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
国吉康雄(くによし やすお)について
国吉康雄の主な略歴
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国吉康雄(くによし やすお)について
国吉康雄は、アメリカ合衆国を拠点として活躍した、日本の洋画家です。1889年9月に、岡山県岡山市で誕生しました。父の宇吉は、人力車夫の組頭として生計を営んでいた人物です。国吉康雄は、弘西小学校、内山高等小学校を経て、岡山県立工業学校染料科へと進みました。しかし、17歳だった1906年には、退学して渡米します。当時は、生活のために機関車の洗車やホテルの雑役夫などをしていたようです。その後、シアトルからロサンゼルスに移り住んだ国吉康雄は、デザイン学校に入学して本格的に絵の勉強を始めます。ロサンゼルスで通っていた公立学校で、教師に勧められたことがキッカケでした。そこから、国吉康雄の画学生としての生活が始まっていったのです。
1910年にはニューヨークに移り、ナショナル・アカデミーやインディペンデント・スクール・オブ・アーツ、ヘンリー・スクールを経て、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークに入学します。ここは、国吉康雄のパトロンとなる人たちと出会った場所でもありました。国吉康雄は、1922年にニューヨークのダニエル画廊で初個展を開き、画家として本格的な活動を始めます。この個展は、批評家やメディアから高い評価を得て、世間から大きな注目が寄せられるようになりました。この頃描く絵には、モダニズムの中にある繊細性や、作品自身が持つ素朴さと独自性がうかがえます。日本やヨーロッパ由来のモダニズムではなく、アメリカのモダニズムをつくり出したとして評価する声も上がるほどでした。そのため、国吉康雄の絵はアメリカで高く評価されたのでしょう。この頃の代表作としては、「海辺」、「釣りをする少年」「フルーツを盗む少年」などが挙げられます。
1925年、渡仏した国吉康雄は、サーカスの少女を描くことが増えました。その3年後に再びパリを訪れた際は、ピカソやユトリロたちと交流し、その作風や技法に影響を受けます。その後は流動的なリアリズムを表現した画が増えます。ニューヨーク近代美術館からは「19人の現代アメリカ画家展」に選出されるなど、評価は高くなる一方でした。1933年には、アート・ステューデンツ・リーグの教授に就任。リベラル的芸術家集団の委員長となるなど、活躍の幅を広げていきました。しかし、太平洋戦争が始まると、国吉康雄にも大きな影響が出始めます。孤独感や不安に苛まれ、描く作品の作風も変わっていきました。この頃の代表作としては、「誰かが私のポスターを破った」や「祭りは終わった」などが挙げられます。また一方で、「110号室」などのように、比喩的心理表現を描いた静物画なども手掛けるようになっていました。
国吉康雄の主な略歴
1889年 | 岡山県岡山市で誕生 |
1906年 | アメリカに渡る |
1916年 | アート・ステューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークに入学 |
1917年 | 新独立美術協会展に出展 |
1919年 | キャサリン・シュミットと結婚 |
1922年 | ダニエル画廊で個展を開催 |
1929年 | ニューヨーク近代美術館の「19人の現代アメリカ画家展」に選出される |
1931年 | 父を見舞うため日本に一時帰国 |
1935年 | サラ・メゾと再婚 |
1936年 | アメリカ美術家会議で全米執行役員・展覧会委員長に就任 |
1944年 | 「110号室」が、カーネギー・インスティチュート全米映画展で1等賞を受賞 |
1948年 | ホイットニー美術館で回顧展が開かれる |
1953年 | 胃がんで逝去 |
国吉康雄の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
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当社は幅広いジャンルを取り扱っており、国吉康雄の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
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