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有名な中国絵画とは?代表的な画家や作品をご紹介
中国の風景画絵画

中国絵画は多くありますが、その中でも有名なものがあります。もし買取を検討しているのであれば、有名な作品どれなのか知っておくことも大切です。この記事では中国絵画の有名な作品や画家、基礎知識を紹介します。売却を検討している場合は、参考にしてみてください。

【目次】
中国絵画とは
中国絵画で有名な画家5選
 斉白石(サイ ハクセキ)
 呉昌碩(ゴ ショウセキ)
 王一亭(オウ イッテイ)
 顧愷之(コ ガイシ)
 呉道子(ゴ ドウシ)
有名な中国絵画3選
 斉白石 / 山水十二屏
 呉昌碩 / 風壑雲泉図
 呉道子 / 孔子像
価値が高い中国絵画の特徴
 1.劣化が少なく保存状態がいい
 2.第三者機関からの鑑定が済んでいる
 3.直筆で希少性が高い
中国絵画の買取なら永寿堂にお任せ下さい
まとめ

 

中国絵画とは

中国の有名な水墨画イメージ中国絵画とは、中国の古典的な画法を用いて描かれた絵のことです。近代画家が描いた作品でも中国絵画と呼ばれることもあります。中国で絵が書かれるようになったのは、先史時代です。
文字を使わない時代から、人物や動物を描いた土器や岩陰などがありました。その後は、有力者の墓の壁などにも描かれています。現代の絵画の形になったのは、秦から漢の時代です。
中国美術である中国陶器について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

中国陶器の価値とは?特徴や歴史、陶磁器としての種類を解説

中国の焼き物(陶器)の特徴や種類とは?価値のある種類を紹介

 

中国絵画で有名な画家5選

中国の美術品イメージ中国絵画で有名な画家は、主に5人です。

  • 斉白石(サイ ハクセキ)

  • 呉昌碩(ゴ ショウセキ)

  • 王一亭(オウ イッテイ)

  • 顧愷之(コ ガイシ)

  • 呉道子(ゴ ドウシ)

ここからは、それぞれの画家が作った作品の特徴などを紹介します。自分の持っている作品が有名画家が作ったものか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

斉白サイ ハクセキ

斉白石(サイ ハクセキ)は、清末から中華人民共和国時代に欠けて活躍した画家です。貧しい農家に生まれ、独学で絵の技術を学んでいきました。草花や虫、魚の絵を得意としており、ニワトリとエビの絵は数多く残しています。
多作で知られる斉白石は、数多くの作品を残しました。代表作には、借山図巻や石門二十四景、 山水十二屏などがあり、国際的に高く評価されている中国絵画の画家です。

 

呉昌ゴ ショウセキ

呉昌碩(ゴ ショウセキ)は、中国の清朝末期から近代にかけて活躍した芸術家です。中国で優れた芸術家と称されるほどの人物でした。本格的に画を学んだのは、50歳くらいといわれています。
スタートが遅かった呉昌碩ですが、上海の富裕層に好まれたために知名度が高まり、作品は高値で取引されるようになりました。代表作は、中国唐画や墨梅図、菊竹図などです。評価されている分贋作が多い画家のため、知識を持った査定士に見てもらう必要があります。

 

一亭オウ イッテイ

王一亭(オウ イッテイ)は、中国清代~近代の実業家であり、画家としても活躍した人物です。銀行員として勤めた後、上海実業界の有力者となりました。そのかたわらで画家としても活動し、人物画や花鳥画などの作品を残しています。
仏教徒だったこともあり、仏画を多く残していることも特徴です。画風は、呉昌碩の作品に強く影響を受けています。代表作は、白龍山人詩稿や王一亭書画集などです。

 

顧愷コ ガイシ

顧愷之(コ ガイシ)は、漢人王朝の東晋に仕えた画家であり、中国史上で最初に現れた画家とされています。博学で才能にあふれていた顧愷之は、画絶・才絶・癡絶 (ちぜつ) の三絶を備えていた人物です。
本人に関する逸話も数多く残っています。代表作は、女史箴図や洛神賦図などです。偉大な画家として名をはせていますが、本人が描いた作品はほとんど残っていません。

 

道子ゴ ドウシ

呉道子(ゴ ドウシ)は、唐の玄宗の開元年間に宮廷画家として活躍していた画家です。人物画や水彩画、仏画などを描いており、その腕前は唐で第一の画聖といわれていたほどでした。呉道子は、山水画で山や岩を描く際に立体的に描く技法を編み出した人物でもあります。
後世でも高く評価され、多くの画家が影響を受けました。呉道子の描いた作品である孔子像は有名です。

 

有名な中国絵画3選

有名な中国の絵画イメージ画像中国絵画には、有名な作品が3つあります。

  • 斉白石 / 山水十二屏

  • 呉昌碩 / 風壑雲泉図

  • 呉道子 / 孔子像

有名な中国絵画には、どのような特徴があるのかを知っておくだけでも役に立つでしょう。それぞれの有名な中国絵画の特徴などを解説するため、どのようなものが人気なのか気になる方は、以下の内容を参考にしてみてください。

 

斉白石 / 山水十二屏

斉白石の山水十二屏は121で、それぞれ180cm×47cmの大きさがあります。詩・書道・絵画・篆刻すべてが完璧に揃っている作品です。斉白石の弟子だった郭秀儀夫婦が受け継いており、2017年に160億円で落札されて斉白石絵画展覧会で初めて公開されました。
この金額は中国美術品の中で過去最高額だといわれています。

 

昌碩 / 風壑雲泉図

呉昌碩の作品で有名なものには、風壑雲泉図(ふうがくうんせんず)があります。呉昌碩は、海上派と呼ばれる流派の代表格です。海上派は、外来文化と金石学を積極的に作品に取り入れる画風を確立しました。とくに強い線が特徴的で、千は画家の精神と表現されると考えられていました。
呉昌碩の作品がきっかけで、中国近代絵画の躍動は始まったとされているほどの画家です。多くの画家に影響を与えた人物とされています。

 

呉道/ 孔子像

呉道子の孔子像も有名な中国絵画とされています。呉道子作品の特徴は、描く線にあえて抑揚や強弱をつけることで、立体感や躍動感を与えているところです。平らな画材に立体感を与える工夫を大切にしていたとされます。
この孔子像は、数多くの画家に影響を与えていることでも有名です。たとえば、渡辺崋山は天保9年に孔子像という作品を作りました。崋山の孔子像と呉道子の孔子像を比較すると構図が似ていることがわかります。崋山が参考にして作ったと考えられている作品です。

 

値が高い中国絵画の特徴

中国絵画の特徴価値が高い中国絵画の大きな特徴には、以下の3つが挙げられます。

  • 劣化が少なく保存状態がいい

  • 第三者機関からの鑑定が済んでいる

  • 直筆で希少性が高い

中国絵画のどの部分をチェックすればいいのか、以下でそれぞれ解説していきます。自分の持っている中国絵画の価値はどのくらいなのか、買取してもらえるのか気になる方は参考にしてみましょう。

 

1.劣化が少なく保存状態がいい

価値の高い中国絵画は、劣化が少なく保存状態がいいです。とくに水墨画などは光によるダメージを受けやすく、すぐに劣化してしまいます。劣化が進むと買取不可となりやすく、貴重な作品でも減額対象です。
ただし、すべてのキズや汚れが減額対象になるわけではありません。劣化の度合いによっては、買取価格に影響しないものもあります。中国絵画を保存する際は、汚れやキズがつかないように注意し、売却するときは買取専門店に相談してみましょう。

 

2.三者機関からの鑑定が済んでいる

第三者機関での鑑定をしてもらっている中国絵画は、高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。高価なものが多い中国絵画は、贋作や偽物も多く出回っています。第三者機関で鑑定してあると本物である証明になるため、市場でも高値で買取してもらえるのです。
鑑定が済んでいるものには、鑑定書が付いています。必ず鑑定書を付けて売却しましょう。

 

3.直筆で希少性が高い

本人が描いた直筆の中国絵画は、希少性が高くなる傾向にあります。もしもどの作者が作ったものか知りたい場合は、サインを探してみましょう。
ただし、作者の名前が書かれていたとしても本物であるとは限りません。贋作の中にはサインを模倣しているものもあるため、注意が必要です。

 

中国絵画の買取なら永寿堂にお任せ下さい

中国絵画や骨董品買取は永寿堂へ中国絵画の売却をお考えなら骨董品買取専門店 永寿堂にお任せください。永寿堂では、真贋がわからない中国絵画や中国美術品も買取いたします。経年劣化や事故により壊れてしまった中国絵画でも希少性が高いものであれば、高額買取することも可能です。
気になる方は、お問い合わせからご相談ください。

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メールフォーム:https://www.eijyudou.com/contact/
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

有名中国絵画まとめイメージ中国絵画とは、中国の古典的な画法を用いて描かれた絵のことです。中国絵画画家の中でも歴史的に有名な人物は、斉白石や呉昌碩などでしょう。斉白石の作品は、160億円で落札されたこともあります。
中国絵画を高値で売りたいと考えている場合は、保存状態や鑑定書があるかどうか、磁器質のものかどうかをチェックしてみましょう。中国絵画を売りたいけれどもどこで売るべきか悩む方は「永寿堂」にお問い合わせください。

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