プルーフ硬貨・貨幣とは？価値の高い記念硬貨や使えるかどうかをご紹介 | 骨董品買取は愛知名古屋の永寿堂へ

プルーフ硬貨・貨幣とは、美しい光沢とデザインが特徴のコインのことです。実際に使用できますが、一般的にコレクションとして保管され、高価で取引されています。プルーフ硬貨・貨幣の種類は、フロステッドプルーフやブリリアントプルーフなどです。本記事では、プルーフ硬貨・貨幣について解説するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
プルーフ硬貨・貨幣とは
　プルーフ硬貨・貨幣は実際に使えるか
　プルーフ硬貨・貨幣の価格相場
プルーフ硬貨・貨幣の種類
　フロステッドプルーフ
　ブリリアントプルーフ
　マットプルーフ
価値の高いプルーフ硬貨・貨幣
　天皇陛下御即位記念金貨
　皇太子殿下御成婚記念金貨
　長野オリンピック記念硬貨
　新幹線鉄道開業50周年記念貨幣
　2002年FIFAワールドカップ記念金貨
　2005年日本国際博覧会記念金貨
プルーフ硬貨・貨幣を高く買取してもらうポイント
　鑑定に出す前に軽く手入れをする
　ケースや箱など付属品を揃える
　時期によって査定額が変わる
プルーフ硬貨・貨幣の買取は永寿堂にお任せください
まとめ

プルーフ硬貨・貨幣とは

プルーフ硬貨・貨幣とは、コインの中でもとくに美しい光沢や彫刻が施されたものを指します。一般的にはコレクションや贈答品として保管されることが多く、高価で取引されることもあるようです。しかし、プルーフ硬貨・貨幣は実際に使用できます。
価格相場は硬貨・貨幣の種類によって異なり、フロステッドプルーフやブリリアントプルーフ、マットプルーフなどの種類によっても異なる場合があるようです。本記事では、プルーフ硬貨・貨幣の実際の使用方法や価格相場について説明します。

プルーフ硬貨・貨幣は実際に使えるか

プルーフ硬貨・貨幣は、通常の現行貨幣と同じように使用できます。ただし、デザインが異なる場合、自動販売機などでは使用できないこともあります。流通用貨幣と同一デザインのプルーフ貨幣であれば、自動販売機でも使用可能です。
買取価値が額面以上のプルーフ硬貨であっても、店頭や自動販売機で使用する際には、通常の貨幣と同様に額面通りの価値で扱われることに注意しなければなりません。

プルーフ硬貨・貨幣の価格相場

プルーフ硬貨・貨幣の価格相場は、地金の価値や希少性、そしてアンティーク性や額面などによって決まります。その中でも大きな要素になるのが、「外見の美しさ」です。たとえば、デザインが一般流通用の貨幣と同じ現行100円のプルーフ貨幣は、額面は100円でも500円程度の価値があります。
落としすなどして傷をつけた場合は、プルーフ貨幣としての価値は失われてしまうかもしれません。アンティークとしての価値がつかず、コインの額面が買取価格となります。

プルーフ硬貨・貨幣の種類

プルーフ硬貨・貨幣には、「フロステッドプルーフ」「ブリリアントプルーフ」「マットプルーフ」などさまざまな種類があります。これらは、地金の表面処理やコインの仕上げ方によって異なります。
それぞれの種類によって特徴があり、その価値もさまざまです。ここからは、それぞれの特徴を説明します。

フロステッドプルーフ

プルーフ貨幣の一つで、日本の貨幣に多く使用されるタイプの硬貨です。硬貨の地肌が鏡面仕上げでデザイン部分がつや消し仕上げとなっており、デザインの際立ちや美しさをより引き立たせる効果があります。
このような仕上げ方の組み合わせによって、プルーフ貨幣は芸術品のような美しさを持つと言われる硬貨です。

ブリリアントプルーフ

アメリカのプルーフ貨幣で多く見られる硬貨・貨幣で、全体が光沢を持った仕上げになっています。
プルーフ硬貨・貨幣本来の輝きを追求したような仕上がりは、「ザ・プルーフ」といった印象を抱かせ、根強い人気を誇るコインです。プルーフ硬貨・貨幣らしい美しさを象徴する輝きは、見る人を魅了するでしょう。

マットプルーフ

英国の昔のプルーフ硬貨・貨幣は、全体的にマット仕上げのつや消しタイプが多いです。ブリリアントプルーフのようなキラキラと輝く仕上げとは異なり、重厚感や存在感があります。
コレクターの間では、変わらない人気を誇る硬貨・貨幣です。輝かしい見た目ではないものの、その重圧感からゴージャスな印象は伝わってきます。

価値の高いプルーフ硬貨・貨幣

本章では、価値の高いプルーフ硬貨・貨幣について紹介します。

• 天皇陛下御即位記念金貨

• 皇太子殿下御成婚記念金貨

• 長野オリンピック記念硬貨

• 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣

• 2002年FIFAワールドカップ記念金貨

• 2005年日本国際博覧会記念金貨

これらのプルーフ硬貨・貨幣には、高いデザイン性や歴史的な意味合いがあり、コレクターにとっては貴重な品です。以下で、詳しく紹介します。

天皇陛下御即位記念金貨

1991年に天皇陛下の御即位を記念して発行された金貨です。金貨の表面には鳳凰と瑞雲が描かれ、裏面には菊の御紋があり、その周りには桐と唐草がデザインされています。
金貨の発行は1991年ですが、実際の即位年である平成2年（1990年）と記載されています。発行枚数は比較的多く、200万枚です。その中には10万枚が「天皇陛下御即位記念10万円金貨と500円白銅貨のセット」として販売されました。
現在の市場相場は約18万円であり、高い価格で推移しています。金貨の保存状態や金の相場によっては、約20万円と額面金額の倍近い価格で取引される場合もあるそうです。

皇太子殿下御成婚記念金貨

「皇太子御成婚500円白銅貨」は、皇太子殿下御成婚を記念した硬貨・貨幣です。500円玉の他にも、5,000円の銀貨と5万円の金貨が発行されました。
いずれも表面には、異なるイメージの瑞鳥の鶴が描かれています。この硬貨は手ごろな価格で入手しやすく、コインコレクション初心者にも人気の高い硬貨です。
3点プルーフや2点プルーフを持っている場合には、プレミアム価格がつきます。換金を考える場合は、コイン買取業者に依頼することが望ましいでしょう。

長野オリンピック記念硬貨

1998年に長野オリンピックの開催を記念して発行された、記念硬貨も高い人気があります。この記念硬貨は「1万円金貨」「5,000円銀貨」「500円白銅貨」の3種類が計3回発行。それぞれ表面に異なる全9種類のコインが発行されています。
たとえば1万円金貨の図柄は、「スキージャンプ」「フィギュアスケート」「スピードスケート」です。コインの裏面には、五輪マークと長野県の県花である「りんどう」が描かれています。
金貨は5万5,000枚限定で発行されました。現在の市場相場は、9万円前後です。銀貨・白銅貨のセット品は、10万円を超える高値がつくこともあります。

新幹線鉄道開業50周年記念貨幣

2014年に開業50周年を迎えた新幹線を記念し、1,000円銀貨と100円硬貨が発行されました。1,000円銀貨はプルーフ仕様で、初代新幹線のデザインが採用されています。
一方、100円硬貨はクラッド技術が初めて使われた通貨です。9種類の異なる新幹線のグラフィックが描かれています。
とくに1,000円銀貨（箱付き）やミントセット100円硬貨は希少価値が高く、換金するのがおすすめです。正確な評価を受けるためには、古銭・コインの買取店に相談するのが良いでしょう。

2002年FIFAワールドカップ記念金貨

2002年に、日韓共同で開催されたサッカーワールドカップの記念硬貨があります。この記念硬貨は金貨の他に「1,000円銀貨」「500円のニッケル黄銅貨」が発行され、大きな話題となりました。
表面にはサッカー選手とストライプ、裏面にはエンブレムや虹、サッカーボールなどが描かれています。金貨の直径は26ミリメートルで、重さは15.6グラムであり、発行枚数は5万枚です。
市場相場は9万〜10万円で、保存状態が良好であれば11万円以上になる場合もあります。評価が必要な場合は、古銭やコインの買取店に依頼すると良いでしょう。

2005年日本国際博覧会記念金貨

「愛・地球博」を記念して2005年に発行された記念硬貨です。15年ぶりの日本での万国博覧会として注目を集めました。
この記念硬貨には、「1万円金貨」「1,000円銀貨」「500円黄銅貨」があります。表面には地球や自然を表現し、表には鳥を、裏面にはシンボルや大地を表す5本線が描かれいることが特徴です。
直径26ミリメートル、重さ15.6グラムの大きさで7万枚が発行され、市場相場は9万〜10万円、保存状態が良ければそれ以上と、他の高額な記念金貨と同様の価格帯になっています。

プルーフ硬貨・貨幣を高く買取してもらうポイント

プルーフ硬貨や貨幣を高く買い取ってもらうには、いくつかのポイントがあります。まずは、鑑定に出す前に軽く手入れをすることが大切です。また、ケースや箱などの付属品が揃っていると査定額が上がる傾向にあります。
さらに時期によって査定額が変わることも覚えておくとよいでしょう。これらのポイントを押さえることで、プルーフ硬貨・貨幣の査定額を上げられます。

鑑定に出す前に軽く手入れをする

記念硬貨を高額買取してもらうには、まずコインを綺麗にしましょう。汚れた硬貨でも買取は可能ですが、需要があるのは綺麗なもの。綺麗な硬貨を求めるユーザーが多いため、汚れを軽く拭き取ってから買取に出すのがおすすめです。
ただし、無理に汚れを落とすのは避けましょう。輝きを取り戻すために研磨剤や薬剤を使用すると、表面が傷ついたりすり減ったりすることがあります。高価買取に期待できなくなる恐れがあるため、硬貨の汚れが軽く拭き取れない場合は、そのままにして買取に出しましょう。

ケースや箱など付属品を揃える

記念硬貨を高額で買い取ってもらいたい場合、付属品を揃えることもポイントになります。専用のケースや箱など、付属品も一緒に提供することが望ましいです。証明書がある場合は、それも一緒に見積もりに出しましょう。

付属品がないのとあるのとでは、数千円の価値が変わります。たとえばケースがある天皇陛下御即位記念10万円金貨は、19万8,480円で取引されていますが、ケースがある場合は20万5,650円で取引されています。

時期によって査定額が変わる

プルーフ貨幣を高く売るためには、「高く売れる時期」に買取に出しましょう。プルーフ硬貨・貨幣の需要は、時期やタイミングによって変化するため、注意が必要です。
外国のプルーフ記念硬貨に関しては、デザインモチーフとなった人物や行事に関連した出来事がある場合、需要が変動します。さらに世界経済の状況によってはリスクオンやリスクオフの傾向があり、それによって地金価格も変動するでしょう。このように適切なタイミングを見極めて、買取依頼をすることが大切です。

プルーフ硬貨・貨幣の買取は永寿堂にお任せください

骨董品買取専門店の永寿堂ではプルーフ硬貨・貨幣の買取も行っております。お客様が大量のプルーフ硬貨・貨幣をお持ちの場合は、ぜひお問い合わせください。
少量の高価・貨幣では買取りが難しいかもしれませんが、お持ちの商品の状態によっては、高額買取できる事も可能かもしれません。付属品を揃えることや、買取時期を見極めることで、より高額で買取できます。

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL：0120-060-510

・メールフォーム：https://www.eijyudou.com/contact/

・LINE ID：＠721crjcp

まとめ

プルーフ硬貨・貨幣は、硬貨の中でも特別なものとして知られています。実際に使えるかどうかは人それぞれですが、価格相場は比較的高く、コレクターに人気です。
フロステッドプルーフ、ブリリアントプルーフ、マットプルーフがあり、種類によっても価格が異なります。中でも天皇陛下御即位記念金貨や皇太子殿下御成婚記念金貨などは、高価取引が可能です。プルーフ硬貨・貨幣を高く売るためには、軽く手入れをした上で付属品を揃え、また売る時期によっても査定額が変わることを覚えておくと良いでしょう。