食器の処分方法には、ゴミとして出す方法や買取業者に売る方法が挙げられます。特に、未使用品の状態の良い食器がある場合は、買取業者への査定依頼がおすすめです。
今回は、食器買取のポイントとともに、食器の処分方法について詳しくご紹介します。陶器製や金属製など、素材ごとの捨て方も解説するため、ぜひ参考にしてください。
【目次】
食器の処分方法一覧
ゴミとして処分する
買取業者に売る
リサイクルショップで売る
フリーマーケットで売る
オークションで売る
知り合いや周囲の人に譲る
NPO法人に寄付する
食器をゴミとして処分する方法は素材ごとに違う
陶磁器・ガラス製の食器
金属製の食器
プラスチック製の食器
木製の食器
食器を処分するときの費用
食器の買取のポイント
ブランドものでなくても売れるか
ブランド食器の買取相場
買い取り額を上げるポイント
食器の買取なら永寿堂にお任せ下さい
まとめ
食器の処分方法一覧
不要な食器を処分するには、以下の方法が考えられます。
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ゴミとして処分する
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買取業者に売る
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リサイクルショップで売る
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フリーマーケットで売る
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オークションで売る
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知り合いや周囲の人に譲る
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NPO法人に寄付する
ここでは、それぞれの方法について解説していきます。食器を処分する際は、手間ひまやコストなどをふまえ、自分に合った方法を検討しましょう。
ゴミとして処分する
不要な食器の多くは、ゴミとして処分できます。先に挙げた処分方法のなかでも、もっともコストや手間のかからない方法です。
ただし、食器の材質によってゴミの処分方法や回収日は異なります。陶磁器製の食器やグラスなどは「不燃ゴミ」ですが、プラスチック製の食器は「プラスチックゴミ」に該当するため注意が必要です。それぞれの素材ごとの処分方法は、後の章で詳しく紹介します。
買取業者に売る
まだ使用できる食器であれば、買取業者に売るのもひとつの方法です。食器の状態やブランドにより、高価買取が期待できます。高価買取の対象となりやすいのは、以下のような食器です。
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ブランド食器
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アンティーク食器
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和食器
食器の数が多く、持ち運びが難しい場合は、出張買取に対応した店舗をおすすめします。業者によっては、食器以外の不用品もまとめて査定を依頼できるでしょう。
リサイクルショップで売る
リサイクルショップの多くは、使用済みの食器やノンブランドの食器の買取に対応しています。そのため、買取業者では買取できなかった食器を処分したいときにおすすめです。買取額は高額ではないものの、ゴミとして処分するよりはお得な方法といえます。
買取できなかったとしても、ショップによっては食器の無料処分が可能です。不要な食器をなるべく高く売りたいときは、まずは買取業者に持ち込み、金額がつかなかったものをリサイクルショップで売るという流れを検討しましょう。
フリーマーケットで売る
時間に余裕があるときは、フリーマーケットの利用を検討してみましょう。公園や広場などで開催されるフリーマーケットでは、食器や古着などの日用品を販売できます。
フリーマーケットに出店する時間がないときは、フリマアプリの利用がおすすめです。スマートフォンで写真を撮影し、アプリで出品するだけで不要な食器を処分できます。
ただし、購入者とのメッセージのやり取りや発送作業は、自分で行わなくてはいけません。食器は割れ物が多いため、後のトラブルを避けるためにも丁寧に梱包する必要があります。
また、フリマアプリでは、ブランド食器やアンティーク食器など希少性の高い品が人気です。そのため、すぐに食器を処分したくても、必ずしも購入されるわけではないことも理解しておきましょう。
ネットオークションで売る
不要な食器は、ネットオークションでも処分できます。ただし、ネットオークションもフリマアプリと同様に、すべての品が購入されるわけではありません。希少性の高い品以外は、売れ残ってしまう可能性があります。
また、フリマアプリのように購入者とのやり取りや梱包作業は自分で行う必要があります。そのため、ネットオークションはある程度時間に余裕があり、希少性の高い食器を処分したいときにおすすめの方法といえるでしょう。
知り合いや周囲の人に譲る
お金にこだわらないのであれば、知り合いや周囲の人に譲る方法を検討してみましょう。一人暮らしの方や新生活を始めたばかりの方は、食器のブランドにこだわらないケースも多く見受けられます。
大切なのは、相手が本当に食器を欲しいと思っているか事前に確認しておくことです。可能であれば、譲る食器の写真などを送り状態を確認してもらうとよいでしょう。
NPO法人に寄付する
NPO法人のなかには、発展途上国や児童養護施設などへ渡すことを目的に、食器の寄付を受け付けている団体があります。不要になった食器をムダにすることなく、社会貢献しながら処分したい方におすすめの方法です。
ただし、食器の送料は自己負担だったり、一緒に支援金を払う必要があったりと、寄付の条件は団体によって異なります。なかには使用済み食器は受け付けない団体もあるため、事前に内容をよく確認してから寄付を検討してください。
食器をゴミとして処分する方法は素材ごとに違う
前述したように、食器をゴミとして処分する方法は素材ごとに異なります。食器の大きさによっては、粗大ゴミ扱いになるため注意が必要です。
また、細かな処分方法や処分日などは、自治体によって決められています。処分の際は、必ず自治体のルールを確認するようにしてください。ここでは、食器をゴミとして処分する際の基本的な注意点を紹介していきます。
陶磁器・ガラス製の食器
陶磁器製やガラス製の食器は、不燃ゴミとして処分できます。茶碗や湯呑、小皿にガラスコップなど、家庭で使用する食器の多くは不燃ゴミに該当するでしょう。
割れる可能性があるこれらの食器は、処分時も安全に配慮する必要があります。捨てる際は厚紙や新聞紙で巻いて割れにくくするほか、ゴミ袋に「ワレモノ」とわかるように記載しておきましょう。
金属製の食器
ナイフやフォークのような金属製の食器は、不燃ゴミまたは資源ゴミとして処分できます。自治体によっては「金属ゴミ」として処分するため、指定の方法、日時を確認しておきましょう。
ナイフやフォークのように鋭利な食器は、安全に配慮し新聞紙などで包んでおきます。果物ナイフのような刃物を処分するときも同様です。
また、一辺が30cm以上になる食器は、粗大ゴミに該当します。トレイやプレート、フライパンなど大きなものを処分する際は、長さを測っておきましょう。
プラスチック製の食器
プラスチック製の食器は、燃えるゴミまたはプラスチックゴミとして処分します。こちらも自治体によって扱いが異なるため、事前に確認してから処分してください。
判別のポイントとなるのが、食器についた「プラマーク」です。プラスチック製のどんぶりやマグカップなど、プラマークが表示されている食器であれば、プラスチックゴミとして処分できます。
木製の食器
木製の箸や皿、サラダボウルなどは燃えるゴミとして処分できます。ただし、割れたり欠けたりしている場合は、処分時に配慮が必要です。危なくないよう新聞紙などで包み、他の燃えるゴミと混ぜて処分しましょう。
また、こちらも自治体によって分類が異なる場合があります。処分の際は必ず自治体の分類を確認してから処分方法を検討してください。
食器を処分するときの費用
食器をゴミとして処分するのであれば、費用は基本的に無料です。買取業者やリサイクルショップに売る際も、基本的に費用はかかりません。
ネットオークションやフリマアプリを利用する際は、手数料が発生します。サービスによって異なるものの、販売価格の5~10%にあたる額が一般的です。
前述したように、NPO法人に寄付する際は、送料や支援金などが必要になります。また、不用品回収業者に依頼した場合は、45Lのゴミ袋1袋あたり1,000円~2,000円が相場になるでしょう。
食器以外にも処分したい品があれば、まとめて回収を依頼するのもひとつの方法です。手間ひまやコストをふまえ、自分に合った処分方法を検討しましょう。
食器の買取のポイント
食器を買取に出す際は、以下のポイントに気を付けましょう。
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ブランドものでなくても売れるか
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ブランド食器の買取相場
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買い取り額を上げるポイント
買取は、ネットオークションやフリマアプリのように出品の手間がない処分方法です。ブランド食器の場合は、高価買取も期待できます。
ゴミとして処分してしまうにはもったいない食器がある場合は、買い取り額を上げるポイントを参考に、買取業者への持ち込みを検討してみてください。
ブランドものでなくても売れるか
ブランドものでない食器が売れるかどうかは、買取業者によって異なります。また、買取できたとしても高値は期待できないでしょう。
一方で、食器の量が多ければ、まとめて買い取ってもらえるケースもあります。未使用品で状態が良いものや、ティーカップとポットがセットになったものなども同様です。
これらのノンブランド食器は買取対象となる可能性があるため、ゴミとして処分する前にまとめて査定に出すことをおすすめします。
ブランド食器の買取相場
ブランド食器には、ウェッジウッドやマイセン、バカラなどが挙げられます。あくまでも目安であるものの、ウェッジッドの買取相場は3万円前後、マイセンやバカラは100万円前後です。
ただし、これらの額は食器の状態で大きく変動します。汚れや傷がある場合は、相場を大きく下回る可能性があることも理解しておきましょう。
ロイヤルコペンハーゲンの買取価格の相場とは?人気シリーズや高く売るポイントを解説
買い取り額を上げるポイント
食器の買い取り額を上げるには、査定に出す前に以下のポイントをおさえておきましょう。
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きれいな状態で査定に出す
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箱やセット品とまとめて査定に出す
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複数の業者で見積りを出す
食器の買い取り額は、キズや汚れのないものほど高くなります。また、箱に入っている場合はそのままの状態で買取に出してください。カップとポット、大皿に小皿など、セットになっている品も同様です。販売時のままの状態であるほど高価買取が期待できます。
なるべく高い額で買取に出すためには、複数の業者で見積りを出すことも大切です。特に、アンティーク食器の場合は、業者が価値を判断できるかによって額が変わる可能性があります。複数の業者への持ち込みが難しい場合は、WEB上での無料査定を検討してみましょう。
食器の買取なら永寿堂にお任せ下さい
ブランド食器やアンティーク食器の買取は「永寿堂」におまかせください。大切な食器を一つひとつ丁寧に査定します。
「やきもの」とも呼ばれる陶磁器や、ロイヤルコペンハーゲンやマイセンやオールドノリタケなどの買取も可能です。日常使いの食器は買取りえきない事もありますがブランド食器の販売ルートを多数用意し使い分け、業界トップクラスの買取価格を提示できます。
永寿堂では、お客様のご都合に合わせ、さまざまな買取方法をご用意しています。店頭買取はもちろん、出張買取や宅配買取などご都合にあった方法をお選びください。骨董品などをまとめて査定することも可能です。気になった方は、以下の問い合わせからお気軽にご相談ください。
ブランド食器の買取りについてはこちらの記事もご参考ください。
オールドノリタケの買取りは永寿堂へ | 特徴や見極め方についても解説
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
・TEL:0120-060-510
・メールフォーム:https://www.eijyudou.com/contact/
・LINE ID:@721crjcp
まとめ
食器の多くはゴミとして処分できます。ネットオークションやフリマアプリを利用するほか、買取業者に出すのもひとつの方法です。
信頼できる買取業者を選べば、大切な食器を適正価格で処分できます。出品のような手間もなく、なるべく早く処分できることも魅力です。食器の処分に困っているときは、ぜひ買取業者の利用を検討してみてください。
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