村山槐多が描いた油彩画や水彩画などを買取りします | 骨董品買取は愛知名古屋の永寿堂へ

村山槐多の絵画を買取りしております。売却をお考えの村山槐多の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。現在の愛知県岡崎市に生まれた洋画家で詩人や作家としても活躍した村山槐多についての略歴などを記載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。

【目次】
村山槐多(むらやま かいた)について
　村山槐多の主な略歴
　村山槐多の作品の特徴と代表作
　村山槐多の買取相場
村山槐多の売却であれば買取専門店である永寿堂へ！
　骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

村山槐多(むらやま かいた)について

村山槐多は、1896年9月15日に愛知県額田郡岡崎町（現在の愛知県岡崎市）で誕生しました。「槐多」という名前は、母親が結婚前に森鷗外の家で女中奉公をしていたことから、森鷗外が名付け親になったと言われています。小学校教師であった父親の転勤に伴って幼少時から京都で過ごした槐多は、早くから絵を描き、ボードレールやランボーなどの作品を愛読する鋭い感受性を持った少年でした。

1909年に京都府立第一中学校（現在の京都府立洛北高等学校）に入学した槐多は、従兄で版画・洋画家であった山本鼎から貰った油彩道具で油絵を描き始めます。在学中に描いた「雲湧く山」は若き村山槐多の傑作と言われていますが、絵画だけではなく多くの小説や詩も創作し優れた画才と文才を発揮しました。

1914年に第一中学校を卒業した槐多は、父親の反対を押し切り画家を目指して上京し、日本美術院の研究生となりました。そして、同年第1回二科展に出品した「庭園の少女」が入選すると、翌1915年には第2回日本美術院展覧会に出品した「カンナと少女」も院賞受賞するなど、才能が開花し本格的に画家としての道を歩み始めます。

そして、1917年の第4回日本美術院展洋画部では出品した「乞食と女」が院賞受賞、翌1918年には第4回日本美術院試作展覧会に出品した「樹木」や「自画像」など6点が奨励賞を受賞します。さらには翌年の1919年に第5回日本美術院試作展覧会に出品した「松と榎」や「雪の次の日」など8品が美術院賞乙賞受賞するなど、槐多は若き画家として一躍注目を集める存在となりました。

しかし、このような数多くの名作を生み出していたものの、当時の槐多は失恋のショックで精神的に疲労していました。心身ともに衰弱していた1919年2月14日から、槐多は1918年から全世界的に流行したインフルエンザ（当時はスペイン風邪と呼ばれていた）に罹患し寝込んでいましたが、4日後の18日夜9時頃に雪交じりの雨が激しい中、突如戸外に飛び出します。数時間後に友人によって発見されますが、失恋した女性の名前をうわごとのように繰り返す槐多はスペイン風邪が悪化。2月20日午前2時30分、結核性肺炎によりわずか22歳の若さでこの世を去りました。村山槐多の死は多くの人々に大きな衝撃を与えましたが、彼の残した作品は今もなお多くの人々に愛され続けています。

村山槐多の主な略歴

村山槐多の作品の特徴と代表作

村山槐多の絵画は、みなぎる生命力を退廃的・破滅的な雰囲気に包みながら描いた独特の世界観が特徴です。独特の感性から描かれる作品は自画像や人物画が中心で、やや沈んだ赤色である「ガランス」を好んで使用したことでも知られています。女性を描いた作品が多く、「庭園の少女（1914年）」「尿する裸僧（1915年）」「バラと少女（1917年）」などが代表作となっています。

村山槐多の買取相場

「夭逝の天才画家」とも称される村山槐多の作品は、画家としての実質的な活動期間が5年程度と短いため、希少性が高く高値で取引される傾向です。作品の状態にもよりますが、数百万円台で取引されることも多く、過去にはテレビの鑑定番組で3000万円の評価額がついたこともあります。高額な品のため売却には東美鑑定評価機構鑑定委員会の鑑定証書が必要となるでしょう。

村山槐多の売却であれば買取専門店である永寿堂へ！

村山槐多の絵画を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。現在の愛知県岡崎市に生まれた洋画家で詩人や作家としても活躍した村山槐多が描いた絵画を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、村山槐多の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

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