レトロとアンティーク・ヴィンテージの違いとは?高く売るポイントも紹介|愛知名古屋の骨董品買取は永寿堂へ

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レトロとアンティーク・ヴィンテージの違いとは?高く売るポイントも紹介
レトロ品やアンティーク品のメインイメージ

骨董品を買取する際、「レトロ」「アンティーク」「ヴィンテージ」といった言葉を見かけることがあります。いずれも古い時代に作られた作品に使われますが、それぞれ異なる意味を持つ言葉です。今回は、レトロ・アンティーク・ヴィンテージそれぞれの違いや高く売るポイントを解説します。

【目次】
レトロとは
 レトロの意味・定義
 レトロの語源
アンティークとは
 アンティークの意味・定義
 アンティークの語源
ヴィンテージとは
 ヴィンテージの意味・定義
 ヴィンテージの語源
高く売れる可能性のあるレトロ・アンティーク製品
 服飾品
 家具・家電
 工芸品
 玩具
 食器
レトロやアンティークなどの製品を高く売るポイント
 査定に出す前に綺麗にしておく
 セット品や付属品をまとめて査定に出す
 入手の経緯を確認しておく
 複数の店舗で見積もりを比較する
レトロ品やアンティーク品の買取なら永寿堂へ
まとめ

 

レトロとは

レトロなアイテムレトロは、懐かしさを感じさせる作品に対して使われる言葉です。アンティークやヴィンテージに比べると、幅広い意味で使われています。
レトロの意味や定義、語源を詳しく確認していきましょう。

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レトロの意味・定義

レトロは、製造年に関係なく、懐かしい雰囲気を感じさせるものに対して使われる言葉です。芸術的価値が高いアンティークやヴィンテージとは、異なります。古い時代に作られたものでも、懐かしい雰囲気を感じない場合はレトロと表現されないことがあります。レトロは古びた感じを表す言葉であり、やや主観的な世界観を意味していることが多いです。

 

レトロの語源

レトロは、英語の「retrospective(レトロスペクティブ)」を省略して生まれた言葉です。和製英語の一種であり、日本でサブカルチャーが浸透し始めた1980年代頃から普及し始めました。
本来は、過去に遡ることや過去を振り返ることを意味する言葉です。一般的に、古さや懐かしさを感じさせる事物を、好意的な意味で形容する言葉として使われています。

 

アンティークとは

アンティーク家具 アンティークは、製作から100年以上経過した美術品や骨董品に対して使われる言葉です。レトロとは異なり、製造年によって定義されています。
アンティークの意味や定義、語源を詳しく確認していきましょう。

アンティークの意味とは?ヴィンテージや骨董品との違いや特徴を詳しく解説

 

アンティークの意味・定義

アンティークは、100年以上経過したものを指す言葉です。1934年にアメリカで通商関税法で定義されたことが由来とされています。ただし、この定義はあくまでアメリカの輸入関税に関する定めに過ぎません。ヨーロッパでは明確な定義はなく、幅広い意味合いで使われています。

 

アンティークの語源

アンティークの語源は、ラテン語で古いものを意味する「Antiquus(アンティクウス)」です。これは、古代ギリシャやローマ時代の遺物に対して使われていた言葉でした。もともとは英国の上流階級の間で売買されていましたが、時を経て一般家庭でも使われるようになったとされます。アンティークの表記は、フランス語の「Antique」です。

 

ヴィンテージとは

ヴィンテージアイテム ヴィンテージは、製作から100年未満の美術品や骨董品を指します。明確な定義はないものの、古くて価値があるものがヴィンテージに該当します。
ヴィンテージの意味や定義、語源を詳しく確認していきましょう。

 

ヴィンテージの意味・定義

ヴィンテージは、製作してから100年を満たない美術品や骨董品を指します。アンティークが定義されてから、製造年数が100年未満のものはガラクタとして扱われていました。しかし、製造年数が100年に満たなくても、価値が認められるものは多くあります。
価値のあるものを区別するために、ヴィンテージという言葉が使われ始めました。一般的には2030年以上前に製作された価値のある美術品や骨董品を指すことが多いです。

 

ヴィンテージの語源

ヴィンテージの語源は、フランス語の「vendage(ヴァンダンジュ)」です。この言葉には、「ぶどうを収穫する」というラテン語の意味があります。
本来は、ぶどうの収穫から醸造、瓶詰めされるまでのワインの製造工程を表す言葉でしたが、希少価値の高い当たり年のワインを「ヴィンテージ」と呼ぶようになりました。ワイン以外でも古くて価値があるものはヴィンテージと呼ばれ、近年では家具や車など幅広く使われています。

 

高く売れる可能性のあるレトロ・アンティーク製品

高く売れるアンティークやレトロ品 高額査定が期待できるレトロ・アンティーク製品には、以下のようなものがあります。

  • 服飾品

  • 家具・家電

  • 工芸品

  • 玩具

  • 食器

それぞれの特徴や買取価格例について詳しく解説します。

 

服飾品

高額査定が期待できるレトロ・アンティークの服飾品には、次のようなものがあります。

  • 腕時計/掛け時計

  • アンティークジュエリー

  • 着物/和装具

それぞれの特徴や買取相場を確認していきましょう。

服飾品

相場買取

特徴

腕時計/掛け時計

50万円

アンティークの腕時計や懐中時計、からくり時計などが高く売れます。ブランドは、オメガやセイコー、ジャガールクルトなどのブランドが高額買取対象になりやすいです。

アンティークジュエリー

20万円

指輪やネックレスなどアンティークジュエリーは、カルティエやモーブッサン、メレリオディメレー、MIKIMOTOなどが高額査定を受けやすいです。

着物/和装具

40万円

年代物や人気作家の作品は高額査定を受けやすい傾向です。着物だけでなく、帯や帯留め、草履、反物、根付などの和装具が買取対象になる場合があります。

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家具・家電

レトロ・アンティークの家具や家電の買取相場を確認しましょう。

  • アンティーク家具

  • アンティークカメラ

  • ゲーム機

それぞれの特徴や買取相場を確認していきましょう。

家具・家電

相場買取

特徴

アンティーク家具

300万円

アンティーク家具は、製作されてから100年以上経過したものが査定対象です。たとえば、19世紀後半から20世紀前半までに活躍したマジョレルの作品は、高額査定を受ける傾向があります。

アンティークカメラ

30万円

1960年代以前に製造されたカメラは、高額査定を受けやすい傾向があります。とくにニコンやライカ、ハッセルブラッドなどのメーカーが高額買取対象です。

ゲーム機

50万円

昭和に販売されたテレビゲームは、希少性が高く高額査定を受けやすいです。とくに、家庭用テレビゲーム機やブロック崩し、PCエンジンなどは高額査定になります。

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工芸品

高額査定が期待できるレトロ・アンティークの工芸品には、次のようなものがあります。

  • ペルシャ絨毯

  • ガラス工芸

  • こけし

それぞれの特徴や買取相場を確認していきましょう。

工芸品

相場買取

特徴

ペルシャ絨毯

30万円

ペルシャ絨毯は、羊毛や綿を用いて手作業で織られた芸術品です。耐久性が高く100年以上使用されているものもあるため、高値で買取されます。

ガラス工芸

600万円

グラスや皿などの食器のほか、花瓶やオブジェなどが含まれます。とくに、アール・ヌーヴォー期に作られた作品は高額査定を受けやすいです。

こけし

10万円

こけしは、主に東北地方で作られる伝統工芸品です。さまざまな種類がありますが、著名な作家の作品は高額査定を受ける傾向があります。

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玩具

高額査定が期待できるレトロ・アンティークの玩具には、次のようなものがあります。

  • フィギュア

  • オルゴール

  • ビスクドール

それぞれの特徴や買取相場を確認していきましょう。

工芸品

相場買取

特徴

フィギュア

100万円

昭和を代表する変身ヒーローや戦隊ヒーローなどのフィギュアは根強い人気があり、高額査定を受けやすいです。

オルゴール

100万円

オルゴールは、17世紀にスイスの時計職人が生み出した楽曲演奏装置です。ポーターやポリフォンなどのメーカーは希少性が高く、高値で取引されています。

ビスクドール

200万円

19世紀に欧州で流行したビスクドールは希少価値が高いため、高値で取引されています。ケストナーやスタイナーなどのブランドが高額買取対象です。

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食器

高額査定が期待できるレトロ・アンティークの食器には、次のようなものがあります。

  • 銀食器

  • 陶磁器

  • 茶碗

それぞれの特徴や買取相場を確認していきましょう。

工芸品

相場買取

特徴

銀食器

80万円

スプーンやナイフなどの銀食器は、銀の純度が高いほど査定価格が高くなります。高額買取対象になりやすいのは、ジョージジェンセンやクリストフルなどのブランドです。

陶磁器

100万円

ティーカップセットや絵皿など陶磁器の食器は、人気が高い骨董品です。有名ブランドのものであれば、比較的新しい年代のものであっても、高額査定を受ける場合があります。

茶碗

800万円

茶碗は、点てた抹茶を入れる茶道具です。とくに、楽焼や萩焼、唐津焼、井戸茶碗の茶碗は格上とされており、高額査定を受けやすくなります。

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レトロやアンティークなどの製品を高く売るポイント

昭和レトロなアイテム 骨董品を高く売りたいなら、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 査定に出す前に綺麗にしておく

  • セット品や付属品をまとめて査定に出す

  • 入手の経緯を確認しておく

  • 複数の店舗で見積もりを比較する

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

 

査定に出す前に綺麗にしておく

製造から時間が経過する古い骨董品は、汚れが目立つことが多いです。査定に出す前に綺麗に掃除すると、鑑定者の印象が良くなることがあります。汚れた状態で査定に出すと、保存状態が悪いと判断されて査定額が下がる可能性もあるため、見栄えを良くすることが大切です。
すぐに落ちる汚れは、柔らかい布で綺麗に拭き取れば問題ありません。しかし、簡単に落ちない汚れがある骨董品もあります。綺麗にしようとして薬剤を使用すると損傷する場合もあるため、無理のない範囲で掃除することが大切です。

 

セット品や付属品をまとめて査定に出す

骨董品を高く売りたいのであれば、セット品や付属品をまとめて査定に出しましょう。セット品や付属品がある骨董品の買取額が高くなるのは、店舗で売れやすくなるためです。とくに、付属品が多いティーセットやアンティーク家具は、すべて揃えると希少性が高くなり、高額査定を受けやすくなります。
また、鑑定書が付属された骨董品も高額査定を受けやすい傾向です。とくに、鑑定士が真贋を判定した鑑定書があれば、その骨董品が本物である証明となります。査定もスムーズになるため、鑑定書も一緒に出すのがおすすめです。

 

入手の経緯を確認しておく

骨董品を査定に出す前に、入手経緯を確認しておきましょう。古い骨董品であるほど製造年数やブランドの特定に時間がかかることが多いです。経験が少ない鑑定士の場合、骨董品の価値を見誤る可能性があります。
本来は高く売れる骨董品が低く見積もられる場合もあるため、入手経路を伝えられるように準備しておくことが大切です。とくに、美術館や博物館に収蔵されていた作品や、有名な美術コレクターが所蔵していた作品は評価が上がる傾向があります。

 

複数の店舗で見積もりを比較する

骨董品をより高く売りたい場合は、複数の店舗に見積もりを依頼して比較検討しましょう。
骨董品の査定額には相場がありますが、各店舗に在籍している鑑定士は異なります。鑑定士によって査定に差が生まれる場合があるため、複数の店舗に見積もりを依頼して査定額を比較することが大切です。見積もりを確認して、高い査定額を提示してくれた店舗に骨董品を売りましょう。

 

レトロ品やアンティークの買取なら永寿堂へ

レトロやアンティークの買取りは骨董品買取の永寿堂へ骨董品買取り専門店の永寿堂では骨董品の豊富な買取実績があり、業界トップクラスの高額買取を実現しています。とくに、骨董品や工芸品、ブランド食器などレトロ・アンティーク製品は高価格での査定が可能です。
買取は、店頭買取や出張買取、宅配買取からお好きな方法をお選びいただけます。
複数の骨董品はもちろんのこと、高額な品であれば一品からでも買取のご相談も可能です。お手元に買取を検討するレトロ・アンティーク製品をお持ちの方は、一度当店にご相談ください。

 

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

レトロ品やアンティーク品やヴィンテージアイテムについてのまとめイメージヴィンテージやアンティークは製造年数によって定義される言葉ですが、レトロは懐かしさを感じる雰囲気のある製品に対して使われます。芸術的価値が高いアンティークやヴィンテージと異なり、レトロは幅広い意味で使われているのが特徴です。
骨董市場においてレトロやアンティークのものは需要が高く、高額査定を受けやすいです。ただし、古い時代に作られた骨董品に価値があるのかを自身で見分けるのは難しいです。自分で骨董品の価値を見分けられないときは、骨董品買取専門業者に相談しましょう。

 

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