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織部焼の買取相場は?高く売るためのポイントや買取業者の選び方を解説
織部焼の買取りメインイメージ

織部焼(おりべやき)は、桃山時代から江戸時代初期にかけて美濃地方で作られた陶器です。ほかの茶器に比べて遊び心あふれる作品が多く、現在もコレクターからの人気を集めています。今回は、織部焼の買取相場や高く売るポイント、美濃焼との関係について解説します。

【目次】
織部焼とは
 織部焼の特徴
 織部焼で作られるものの例
 織部焼の歴史
 美濃焼との関係
織部焼の買取相場
織部焼の作品を作った代表的な作家
 北大路魯山人(きたおおじろさんじん)
 岡部嶺男(おかべみねお)
 鈴木徹(すずきてつ)
 鈴木五郎(すずきごろう)
 鯉江良二(こいえりょうじ)
織部焼を高く売るためのポイント
 鑑定書や箱などの付属品があれば一緒に査定に出す
 作品の保存状況や保管環境に気をつける
 鑑定書の有無や作品の来歴などを確認する
織部焼を買取してもらう業者の選び方
 陶器や骨董品の買取実績が豊富な業者を選ぶ
 口コミでの評判が悪くない業者を選ぶ
 他にも鑑定してもらいたい場合は総合買取店を選ぶ
織部焼の買取なら永寿堂へお任せください
まとめ

 

織部焼とは

織部焼の皿織部焼は、岐阜県東濃地方で焼かれた陶器の一種です。色の表現や形、文様など、ほかの陶器に比べて異なる特徴が多く見られます。
ここでは、織部焼の特徴や歴史、美濃焼との関係について解説します。

 

織部焼の特徴

主な特徴は、以下のようなものがあります。

  • 奇抜な文様

  • 遊び心あふれる形

  • 多様な色の表現

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

奇抜な文様

織部焼が生産された時代は、傾奇者(かぶきもの)が現れた時代でもあります。傾奇者とは、派手な身なりで常識を逸脱した行動に走る者たちを指す言葉です。戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮のひとつで、江戸や京都などの都市部で流行しました。この時代の空気感が、織部焼に大勢の目を惹くような奇抜な文様を取り入れた要因だといわれています。
実際に織部焼の作品には、傾奇者や遊女の衣装に見られるモチーフが多く描かれています。代表的な文様には、縞文様や格子模様、市松模様、幾何学模様、亀甲、松竹梅、千鳥などがあります。また織部焼には、南蛮貿易で運ばれた舶来品の流行が取り入れられているのも特徴です。和の文様と組み合わさり、織部焼の文様は多様性に富んでいます。

 

遊び心あふれる形

この時代の茶器は、整然とした端正な形を好み、抽象を重要視していました。一方、織部焼は意図的に歪ませて楕円形にした「沓(くつかけ)茶碗」が多く見られます。ほかにも、扇子の形をした向付(むこうづけ)など遊び心あふれる作品が多いです。この時代に好まれた茶器と異なるため、当時は客人をもてなすための趣向として茶会などで用いられました。

 

多様な色の表現

織部焼の釉薬には、織部黒・黒織部・赤織部・志野織部などの種類があります。なかでも、代名詞といわれているのが「青織部(あおおりべ)」です。青織部は、盛夏の木々の葉や抹茶を思わせる色に、うす墨を一滴混ぜたような深い緑をしています。釉薬の施し方で濃淡のコントラストを作れば、文様との掛け合わせによって多様な表現が可能です。
また濃淡だけでなく、雫を滴らせるように青織部を施せば、水玉のような文様を表現することもできます。さらに釉薬は、窯に入れて焼くことでさまざまな緑色に変化します。窯に入れたら炎の調整を行いますが、焼き上がるまで仕上がりはわかりません。釉薬による文様が作品ごとに異なることから、この世にひとつとして同じものが存在しないといわれています。

 

織部焼で作られるものの例

織部焼では、急須などの茶道具をはじめ、食器・急須・香炉・向付・花入などが作られています。織部焼で作られた作品例には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

鳴海織部輪花皿

(なるみおりべむこうづけ)

赤土と白土をつなぎ合わせて成形した花皿。赤土には白土で文様を、白土には緑釉を掛けて作られているのが特徴。緑釉の掛け残し部分が白く残り、そのデザインが作品全体を引き締めている。

黒織部茶碗

(くろおりべちゃわん)

歪みのある沓形(くつがた)の茶碗で、口径寸法の縦横の差からも歪みが大きいのが特徴。内面から胴外側には漆黒色の黒釉を掛け、鉄絵具で抽象的な文様を描いて上に白釉を掛けている。

赤織部茶碗

(あかおりべちゃわん)

赤織部茶碗は、素地に鉄分を含ませることで赤い色調を出したもの。織部焼らしく歪ませた形にしているのが特徴。文様は赤地を生かして白泥を効果的に使い、間道(かんとう)文様を描いている。

青織部向付

(あおおりべむこうづけ)

菱形(ひしがた)の平向付。向付は懐石料理でよく使われている器で、浅い皿形は「平向(ひらむき)」と呼ばれている。青織部は、部分的に銅緑釉を掛け分けて余白のところに文様を描いたもの。銅緑釉は焼成をすると赤色に変わる特徴がある。

 

織部焼の歴史

織部焼が影響を受けたのは、南蛮貿易でもたらされた交趾焼(こうちやき)といわれます。交趾焼は、明時代に中国南部で作られた三彩陶器の一種です。一度焼成した器物の釉表に、低火度でとける顔料で文様を描き再び焼成する「低火度鉛釉(ていかどなまりゆう)陶器」で、緑や黄など鮮やかな色彩と細部まで行き届いた文様表現に特色があります。
織部焼を大量生産するため、複数の焼成室を設けた連房式登窯(れんぼうしきのぼりがま)が導入されました。代表的な窯には、元屋敷窯(もとやしきがま)があります。優良な作品が多く作られましたが、元和年間に入ると器の形や模様が単純化されました。寛永初めには、黄緑色から淡青色の御深井釉を使用した御深井焼(おふけいやき)が本格化し、織部焼は徐々に姿を消しました。

 

美濃焼との関係

織部焼は、岐阜県東部で作られる陶磁器の総称「美濃焼」の一種に数えられます。美濃焼には豊富な種類がありますが、伝統工芸品に指定されているだけでも15種類に及びます。なかでも代表的な作品といわれているのが、志野(しの)・黄瀬戸(きせと)・瀬戸黒(せとぐろ)・織部(おりべ)の4種類です。美濃焼には、異なる技法を持つ複数の人間国宝が存在します。
これらの有名作家の作品は、骨董市場において非常に価値が高いです。江戸時代になると、主に茶陶の本場は京焼に移りました。美濃焼では登窯が使われるようになり、日常的に使える日用雑器を多く手がけるようになったとされます。明治時代から近代にかけては大量生産できる技術が進んだため、美濃焼は全国各地に広まり、現代では日常の器として使われています。

 

織部焼の買取相場

織部焼の買取り相場を説明するイメージ 織部焼は、数千円から数百万円まで買取相場の幅は広いです。とくに有名作家が制作しており、保存状態が良い作品は、高額査定を受けることがあります。しかし、保存状態で買取価格は大幅に変動するため、詳しい価格を知りたい場合はプロの鑑定士に査定を依頼しましょう。

 

織部焼の作品を作った代表的な作家

絵付けする陶芸家 代表的な作家は、以下のとおりです。

  • 北大路魯山人(きたおおじろさんじん)

  • 岡部嶺男(おかべみねお)

  • 鈴木徹(すずきてつ)

  • 鈴木五郎(すずきごろう)

  • 鯉江良二(こいえりょうじ)

各作家の陶歴や代表作について解説します。

 

北大路魯山人(きたおおじろさんじん)

北大路魯山人は、書・料理・陶芸など幅広い分野で活躍した芸術家です。その人生は波乱に満ちたものでした。
芸術分野だけでなく美食家としても名を馳せ、漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルになった人物としても知られています。食材や素材の持ち味がさらに引き立つ器を制作するため、さまざまな焼物に挑戦し、数多くの作品を遺しました。

【陶歴】
1883年 京都上賀茂神社の社家北大路清操の二男として誕生。
1888年 福田武造の養子となる
1905年 岡本可亭に師事して書・版下・篆刻で独立。
1925年 赤坂山王台に「星岡茶寮」を設立。
19361926年に設けた窯場で作陶生活を送る
1954年 世界各国で作陶展を催す
1955年 織部焼の技術で国の重要無形文化財保持者の申し出があるが断る
195976歳で死去

代表作には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

雲錦大鉢

(うんきんおおばち)

「桜」と「紅葉」を描いた作品は雲錦(うんきん)と呼ばれ、陶芸家・尾形乾山氏が創案したといわれている。雲錦大鉢は日本陶芸を象徴する文様で、大鉢に伸びやかに描かれているのが特徴。何物にも囚われない魯山人らしい作品である。

色変立田川向付

(いろがわりたつたがわむこうつけ)

陶芸家・尾形乾山氏によって考案された竜田川を表した作品。料理が映えるように裏面には足が取り付けられ、高さを強調しているのが特徴である。色展開も豊富で、料理を華やかに見せてくれる。魯山人らしい工夫が随所にみられる作品。

銀三彩輪花鉢

(ぎんさんさいりんかばち)

中東の焼物に見られる銀彩(ぎんだみ)は、魯山人が得意とした独特の技法。魯山人は焼き上がりの悪い作品でも、それを廃棄せずに銀彩を塗り、焼き直すことで作品を再生させた。内側の部分には、蟹の絵付けが施されている。

 

岡部嶺男(おかべみねお)

岡部嶺男は、日本有数の陶芸家として名を馳せた芸術家です。陶芸家・加藤唐九郎の長男として生まれ、父の高度な技法を受け継ぐとともに現代性あふれる美濃陶芸を展開しました。

【陶歴】
1919年 陶芸家・加藤唐九郎の長男として誕生
1932年 愛知県立瀬戸窯業学校に入学
1940年 本格的に作陶活動を開始
1955年 第一回陶磁協会賞受章
1965年 紫綬褒章を受賞
1968年 日進町の住居にアトリエを作る
1969年 青瓷花瓶を焼成。宮内庁の新宮殿正殿梅の間に納める
199070歳で死去

代表作には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

窯変米色瓷盌

(ようへんべいしょくせいじ)

窯変米色瓷盌は、「嶺男青瓷(みねおあおじ)」と呼ばれる独特の釉色の青瓷を残した岡部嶺男が、長年の研究の末に完成させた茶碗。薄造りで軽やかながら、凛とした存在感を放つ。器面に走る二重貫入(にじゅうかんにゅう)が魅力。

三嶋盃

(みしまはい)

岡部嶺男といえば晩年の青磁を思い浮かべる人も多いが、父・唐九郎より受け継いだ技法を用いた作品も多く残している。三嶋盃は、古き良い桃山陶の美意識を現代に復興させた作品。岡部嶺男の美の真髄が随所に見られる。

窯変天目盌

(ようへんてんもくわん)

岡部嶺男は、「嶺男青磁」と呼ばれる芸術性の高い独自の青磁作品で高い評価を得ている。そんな岡部嶺男が最後に完成させた作品が、「嶺男天目」だ。窯変天目盌は、今までの作品とは異なる黒い茶碗で、朱赤の口辺が特徴である。

 

鈴木徹(すずきてつ)

鈴木徹は、彫刻家・木版画家の鈴木賢二の長男として生まれた芸術家です。長年にわたり、焼成をすると緑色の釉薬になる銅緑釉(どうりょくゆう)の作品を手がけてきました。現在は、日本工芸会正会員として東海支部の幹事を務めています。

【陶歴】
1964年 岐阜県多治見市に誕生
1988年 京都府立陶工職業訓練校 成形科卒業
1997年 銀座黒田陶苑にて初個展
2001年 第32回東海伝統工芸展「東海伝統工芸展賞」受賞
2005年 第1回菊池ビエンナーレ「大賞」受賞
2007年 第38回東海伝統工芸展「東海伝統工芸展賞」受賞
2013年 母校・龍谷大学より「龍谷奨励賞」受賞
2024年 多治見市無形文化財「織部」に指定

代表作には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

三彩茶盌

(さんさいちゃわん)

三彩茶盌は、緊張感を持った歪んだ造形を、絶妙なバランスで仕上げた作品。茶碗を持つと程よいカーブが手に馴染み、どこから見ても美しい造形が特徴。三彩のコントラストも素晴らしく、緑釉部分にはしっかりと乳白色が現れている。

緑釉湯呑

(りょくゆうゆのみ)

緑釉湯呑は、鈴木徹の最新作品。竹を切ったような造形に美しい緑釉がきれいに流れている。所々に現れた乳白色や釉溜まりが独特の風合いで、鈴木徹らしさが残る湯呑である。

緑釉徳利

(りょくゆうとっくり)

緑釉徳利は緑釉が美しく映える作品。ゴツゴツした岩のような肌合いの本体に、奥行きのある緑が特徴。適度なサイズ感で徳利を持つと手に馴染む。

 

鈴木五郎(すずきごろう)

​​鈴木五郎は、型にはまらない作品を生み出す陶芸家です。16歳で作陶をはじめ、若くしてその頭角を現しました。桃山陶芸を追求しながらも模倣はせず、独自技法を生み出しています。

【陶歴】
1941年 愛知県豊田市に誕生
1962
年 日本最大の総合美術展覧会「日展」に初入選
1966
年 朝日陶芸展で「朝日陶芸賞」を受賞
1969
年 陶芸視察のため渡米
1975
年 中日国際陶芸展で「特選」を受賞
1978年 愛知県豊田市に移転
1982
年 クランブルック美術大学でワークショップを開催
2002
年 「日本陶磁協会賞」を受賞

代表作には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

呼継茶碗

(よびつぎちゃわん)

鈴木五郎は、五郎の「五」、千利休の「利」、古田織部の「部」から名付けられたオリジナル技法「五利部(ごりべ)」を編み出す。桃山陶芸の伝統を大切にしながらも生み出された茶道具である。

ディナープレート

鈴木五郎は陶器の質を決める重要な要素として土を大切にしており、自ら採取した土を使用して32枚のディナープレートを製作。土の個性を活かしながら、すべて異なる技法で作られているのが特徴。

焼〆重筥

(やきしめじゅうばこ)

轆轤(ろくろ)の技を究めた鈴木五郎の製作基盤は、自由奔放な形が特徴的な陶器作りである。崩れそうで崩れない究極の形・重筥を製作。重筥とは、茶道具一式を収納するものである。

 

鯉江良二(こいえりょうじ)

鯉江良二は、陶産地・常滑で生まれた芸術家です。奇想天外な発想で独自技法で製作した作品の数々が高く評価されています。その活動は日本にとどまらず、国外でも高い評価を得ました。

【陶歴】
1938年 愛知県常滑市に誕生
1961年 常滑市立陶芸研究所勤務
1962年 「第10回現代日本陶芸展」入賞
1993年 「日本陶磁協会賞」受賞
1994年 岐阜県恵那郡上矢作町にアトリエを移す
2001年 「第3回織部賞」受賞
2005年 「現代陶芸による国際的活躍」により第58回中日文化賞受賞
2008年 「日本陶磁協会賞金賞」受賞
2020年 咽頭癌により死去

代表作には、以下のようなものがあります。

作品名

特徴

引出し黒茶盌

引出し黒茶盌は、化粧と鉄釉を掛分けて焼成した作品。口縁内側にある黒褐色の帯状が特徴的で、作品全体にアクセントを添えている。渋いマットな引出黒で、シックな印象である。

しの茶盌

しの茶盌は、鯉江良二らしい、どこか遊び心のある作品。志野釉の下に施された鉄釉の班と、釉の上に施された鉄釉の点々が特徴である。釉も濃淡をつけて掛けたり掛残しの部分を作ったりなど、茶碗の中でもさまざまな表情が見られる。

白磁ぐい呑

ガラスを纏ったかのような作品。伸びやかに流れるような質感と柔らかなカーブを描く口添、磁器味を残したかのような高台に特徴がある。シンプルな作りながら、どこか存在感のある佇まい。

 

織部焼を高く売るためのポイント

織部焼の査定ポイント 主なポイントには、以下のようなものがあります。

  • 鑑定書や箱などの付属品があれば一緒に査定に出す

  • 作品の保存状況や保管環境に気をつける

  • 鑑定書の有無や作品の来歴などを確認する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

 

鑑定書や箱などの付属品があれば一緒に査定に出す

織部焼を高く売りたいのであれば、鑑定書や共箱などの付属品と一緒に査定に出しましょう。価値の高い陶磁器は、共箱と呼ばれる木の箱に収納されていることが多いです。
とくに有名作家の作品は贋作が多くあるため、本物の証明となる鑑定書や共箱があると高く評価されやすいでしょう。鑑定書や共箱などの付属品がないと、買取価格が減額されることもあります。

 

作品の保存状況や保管環境に気をつける

価値のある織部焼でも、傷やひび割れがあると買取価格が下がります。傷やひび割れを予防するには衝撃を与えないことが大切です。共箱に入れて保管するなど、普段から丁寧に扱ってください。
また、土で作られる陶器は素材の性質上、水分を吸い込みやすいです。保存状態が悪いとカビが発生するので、風通しが良くて湿気が溜まりにくい場所で保管しましょう。

 

鑑定書の有無や作品の来歴などを確認する

鑑定書や来歴を確認できる書類がある場合は、一緒に提示しましょう。
鑑定書は、作品が本物であることを証明する書類です。骨董品を鑑定する際に重要なのは作家が誰であるか、その時代に作られた作品であるかであり、それが作品の評価に影響します。鑑定書や来歴を確認できる書類があると、作家名や時代などが明確になるので査定をスムーズに行えるメリットもあります。

 

織部焼を買取してもらう業者の選び方

織部焼の茶碗 主なポイントは、以下のようなものがあります。

  • 陶器や骨董品の買取実績が豊富な業者を選ぶ

  • 口コミでの評判が悪くない業者を選ぶ

  • 他にも鑑定してもらいたい場合は総合買取店を選ぶ

それぞれのポイントを詳しく解説します。

 

陶器や骨董品の買取実績が豊富な業者を選ぶ

買取業者を選ぶ際に必ず確認したいのが、買取実績です。買取実績が多い業者ほど鑑定経験が豊富であり、目利きの力があることが考えられます。
ただし、創業年数と目利き力は比例するとは限りません。実際に出張査定にきた鑑定士自身は、鑑定経験が浅いこともあるためです。創業年数の長さで判断せず、公式サイトに記載されている買取実績を確認しましょう。

 

口コミでの評判が悪くない業者を選ぶ

骨董品の買取業者は数多く存在するので、口コミや評判を必ず確認しましょう。口コミや評判の悪い業者に骨董品の査定を出すと価値を見極められず、評価が低くなるケースも多いです。
なかには、口コミや評判が正しくないこともあります。口コミや評判を信用しすぎず、買取業者の買取実績や担当者の相性など総合的に見て判断することが大切です。

 

他にも鑑定してもらいたい場合は総合買取店を選ぶ

骨董品以外に買取を希望する場合は、総合買取店を選びましょう。総合買取店は専門店に比べると、骨董品に関する知識が少ない傾向があります。目利き力も乏しく、本物の作品でも査定を見誤り、低い査定額になるおそれもあります。
骨董品以外の買取に関しては広い知識があるため、複数の買取品がある場合は一度に査定してもらえるので効率的です。

 

織部焼の買取なら永寿堂へお任せください

織部焼や骨董品の買取り店永寿堂は織部焼の豊富な買取実績があり、業界トップクラスの高額買取を実現しています。とくに北大路魯山人や岡部嶺男など有名作家の作品は、高額査定を受けられることも多いです。
買取は、店頭買取や出張買取、宅配買取からお好きな方法をお選びいただけます。また骨董品買取専門店の永寿堂では、陶磁器だけでなく、日本画や掛け軸などさまざまな骨董品の査定が可能です。織部焼を含む骨董品をお持ちの方は、一度当店にご相談ください。

 

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

織部焼の買取りについてまとめイメージ織部焼は、遊び心あふれる作品が多く、現在でも多くのコレクターから人気を集める陶器です。とくに北大路魯山人や岡部嶺男など有名作家の作品は、数百万円の査定を受ける可能性があります。
しかし、保存状態が悪いと傷やひび割れ、カビが発生して、査定額が減額されるおそれがあります。自宅に価値の高い織部焼がある場合は、早めに査定を依頼しましょう。

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